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PCコンサルタントのはなし

パソコンに関する、日々の気づいた点など書いています
Windowsで仕事をしているくせに、最近LINUXに凝っている

EXCEL2013とウィルスバスタービジネスセキュリティ

2018年04月28日 | 日記

久しぶりに仕事の話だ。


さすがに3月、4月は忙しかった。

 

先日、PCのリプレイスを行い、余ったノートPC(Fujitsu A533/GX、Windows7 Pro 32bit、セレロン、メモリ4G、officeパーソナル2013)を初期化して、ワード、エクセル、インターネット程度使いたいとのこと。


富士通の法人向け安価版ノートPC。もともとセレロンだし、5年ほど使用しているため、非常に動作が重くなっている。エクセルも起動しないとかなんとか言っていたが、まあいい、どうせ初期化だ。初期化すれば、スペックなりの快適さにはなるだろう。


ということで、初期化する。


富士通のこの型の初期化は、F12を押しながら電源を入れる。

起動ドライブを選択するメニューがでて、そこからTABキーを押すと、メンテナンスメニューとなり、初期化など選べる。

 

あまり経験したことのないパターンだ。

 

そんなこんなで、2時間ほどで、初期化し、社内ネットワーク設定、セキュリティソフト、複合機、officeのインストールする。

 

時間はかかるが、難しいところはない。

 

無事完了し、ワードやエクセル、インターネット、プリンタ。お客さんに動作確認してもらい、帰路に就く。

 

15分後、携帯が鳴る。

 

「あ・あの、初期化前と同じ現象が出てます。エクセル起動しません。」

 

なぬ?、さっき確認したはず。

既存のファイルをダブルクリックするとエラーが出て開かないとのこと。


戻ります。


初期化前のトラブルをよく聞いていなかったのだが、よくよく聞くと。まさにこれ

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/3001579/an-error-occurred-when-sending-commands-to-the-program-error-in-excel

Excel で "プログラムにコマンドを送信中にエラーが発生しました" というエラーが表示される


初期化直後だぞ!

と思いながらも、上記対処法を試す。7項目ある。


5項目終えるも、ぜーんぜん治らない。


6項目目に ”6: ハードウェア アクセラレータを無効にする”とある。


きっとこれだ!


初期化直後で、ソフトウェアの問題は考えにくい。グラフィックドライバが原因か?


ぜーんぜん治らない。


そこで、気づく。


初期化前と、初期化後で共通するものは。そう

ウィルスバスタービジネスセキュリティ!


アンインストールする。


治った。


”原因不明のパソコントラブルはセキュリティソフトを疑え!”って昔、自分でどっかに書いたはずだ!


原因がわかってから、ネット検索すると、似たような方がけっこういらっしゃる。

 

そういえば昔DELLのパソコンで、”ウィルスバスタービジネスクライアント”をアンインストールすると、ブルー画面になって、パソコンが起動しなくなるやつがあったなー


私の場合ここ数年ESETがお気に入りだ。セキュリティソフトは年代によって、評価は上がったり下がったりだ。

ノートンなんかも10数年くらい前は”見つけたら消せ!”という感じだったが、最近あまり悪い噂はきかない。


とりえあず、ウィルスバスターは使わん!

 

 

 

 

 

 


chaletOS使ってみました-1

2018年04月02日 | 日記

いまさらWindows8Windows8.1になりLINUX mintもはじめました-1

で"Windows8.1"と”LINUX mint(MATE)”のデュアルブートとなったPanasonicレッツノート( CF-W8 CPU:Core2 Duo 1.4G メモリ:2G)

最近”LINUX mint(MATE)”が重く感じるようになってきた。いろんな設定や追加パッケージなどのせいもあると思うが、一番の原因は、私にある。


いろんなディストリビューションを試したくて、OSを入れ替える理由を探している感じだ。


今回は、狙いのディストリビューションがあった訳でなく。mintの代わりなので、なんとなく”LINUX Windows風”で検索してみた。


表題の”chaletOS”が評判よさげだ。ubuntu派生だ。


試してみよう。


ダウンロードはこちらだ。

https://sites.google.com/site/chaletoslinux/download

64bitを選んでダウンロードファイルはisoだから、メディア作成もインストールもubuntuとほぼ同じだ。というか同じだ。


と、ろくに調べもせず、調子に乗ってインストールした挙句、インストール最終段階でクラッシュ。


電源切るしかない。


電源入れても、bootメニューも出ない。何も起動できません。


あーもう一回Windows8.1入れなおすの嫌だー!!(いまさらWindows8参照


ネット調べると、色んな人が書いてるじゃないか。”chaletOS”最初に日本語でインストールするとだめだって。


よし、一度冷静になろう。


クラッシュしたのはインストールがほぼ終わるころだ。bootメニューがでなくなったのは、bootメニューが飛んだだけだろう。Windowsもクラッシュするのは考えにくい。


ということは、同じ場所に正常にインストールすれば大丈夫だ。た、たぶん。

インストール用のUSBメモリから起動して、皆さんの言う通り英語版でインストールする。(後で日本語にすればOK)

ポイントはここだけだ。

あとはubuntuとほぼ同じだというか同じだ。


無事bootメニューも復活して、Windows8.1も選択可能となる。


と、とりあえず、よかった。




ついに壊れたー・・・のか?

2018年03月17日 | 日記

メインPC(DELLのデスクトップ、CPU:Intel Pentium Dual-Core E5200 2.5GHz メモリ:2GB、xubuntuとzorinOSのデュアルブート)の電源を入れると、DELLのロゴマークから、いつまでたっても起動しない。


ついに、逝ってしまったか?

xubuntuでなかなか快適だが、10年ぐらい経つPCだ。いつ逝ってもおかしくない。


”F2”を押して見る。


BIOS画面が出ずに、OS選択画面が出た。・・・?

 

xubuntuを選択してみる。

 

画面が点滅して、一向に進まない。

 

強制終了して再び起動!

 

同じだ・・・DELLのロゴから進まず。

 

”F12”を押して見る。

 

またもや、OS選択画面が出た。・・・?

 

な、なぜだ・・・

 

zorinOSを選択してみる。

 

おなじだ・・・画面が点滅して、一向に進まない。

 

やはり、壊れたか。・・・いや、何かおかしい。

 

BIOSがでなくて、OS選択画面が出るなんて、ありえるのか?

 

原因は、・・・

 

 

これだー!!!

 

キーボードの”Break”キーに物が乗っかってました。・・・

 
最近使ったこともない。
このマシンのキーボードは右隅に”Break”キーがある。
 
すこし、パソコン詳しくなっても、意外と単純なところが見えない。
危うく、捨てるところだった。

 
以前HULUで「シリコンバレー」というアメリカのテレビドラマをみていた。
若き天才(オタク)エンジニアたちが、ベンチャー起業を立ち上げ、大手を相手に奮闘する。というものだ。
 
ある日、社内サーバーのデータが次々と消えていく。
 
「ハッキングだー!」
 
「きっとあのハッカーだ!」
 
「だ、だめだ、止められない。相手がすごすぎる。全く原因がわからない・・」
 
「すごい技術だ!」
 
と、サーバー内のデータがほぼ消えかかったところで、社内の一人のPCの”Delete”キーに物が乗っかっていただけだと判る。
 
これを思い出して、一人でほくそ笑んだという話だ。
 
以上
 

xubuntuまでもはじめてみました-3 Windowsとメール共有

2018年03月02日 | 日記

 

 

廃棄寸前だった、DELLのデスクトップ(CPU:Intel Pentium Dual-Core E5200 2.5GHz メモリ:2GB)に”xubuntu”をインストールして、なかなか快適なので、今やメインPCとなっている。


データの共有はNASがあるので問題ないが、やはりメールも他のマシン(Windowsとか)と共有したい。


簡単な案としては、gmailに自分のメールを登録して、webメールとして使うのが簡単そうだ。


本当は、完全にwebに依存する形は取りたくないが、とりあえずやってみることにしたが、私の契約しているレンタルサーバーが、送信時の暗号化に対応していない。gmailに登録するには必須であったため、あっさり断念。


つまり、受信登録はできるが、送信サーバーが登録できないため、送信はgmailとなってしまう。外出先とかなら我慢できるが、常に共有するメールシステムとしてはだめだな。

もともと、全てのデータ、アドレス帳も含み、クラウド上に置くのはノリ気がしなかったのでまあいい。できれば自宅LAN内で共有したい。


次は”Thunderbird Portable”というのを見つけた。これは1つのフォルダにインストールすると、メールソフトがそのフォルダの中だけで完結する。

つまりそのフォルダ1つをUSBメモリなどにコピーすれば、自分のメール環境を持ち運び、インターネット環境のあるPCであれば、自分のメールソフト(データも含めて)を使用できるという物。


”これはすばらしい!!”


と思い、NASの共有フォルダに置いたところ、見事に、どのPCからでも起動できる。(ちなみにxubuntuにwineをインストールして、Windows用のものを使った。)


しかーし、残念ながら、起動がちょー遅く(xubuntuで約3分、Windowsで約1分)”やってらんねー”ということで却下。


このThunderbird Portable”を"google Drive"や"Drop Box"などに置いて、同期させようか。とか考えたが、メールのデータなので、数ギガになることを考えると、現実的でないので却下。


ということで、普通のThunderbird”でデータをNASに置く方式を選択。Thunderbird”のアドオンでアドレス帳の共有までできたので、書いておく。

まずは、Windows,xubuntuそれぞれThunderbird"をインストールする。Windowsはインターネットでダウンロードする。

https://www.mozilla.org/ja/thunderbird/


xubuntuは”ソフトウェア”からインストールすればOK(プリインストールされてたかどうかは覚えていない。)

まずは、普通に自分のメール設定をおこなう。こんな記事を読む人がメールの設定が出来ないとは思えないが、このへんを参照していただければ何とかなるだろう。メールサーバーの設定で、受信メールはデフォルトでサーバーに14日間残す設定になっているので、そのままにしておく。共有の設定が出来たら、自由に変更すればよい。(ただし、数日は残す設定にしておいたほうが良い。理由はあとで述べる)


メールが使えるようになったら、ホームフォルダ”/home/[ユーザー名]”に”.thunderbird”というフォルダを見つける。(”表示→隠しファイルを表示”にしておく)

”.thunderbird"→"suufrceu.default"と展開していくと”Mail”というフォルダがあり、これがデータフォルダだ。


この”Mail”フォルダをコピーし、NASの共有フォルダに貼り付ける。”Mail”フォルダの中身は”Local Folders”と自分のメールのドメイン名のフォルダの2つだ。あとでアドレス帳を共有するために”address”という空のフォルダを作っておく。(フォルダ名は任意

 

準備が出来たら、Thunderbirdのメールデータの参照先を2箇所変更する。


まずThunderbirdを起動(起動したときにメールを受信してしまっても、サーバーに残す設定になっているので気にしない。)


右上の3本線メニューから、”設定”→”アカウント設定”を選択する。

変更するのは、”サーバー設定”の一番下の”メッセージの保存先”。

右側の”参照”ボタンから、先ほど共有フォルダに置いた”Mail”の中の自分のメールのドメイン名のフォルダを指定。

”OK”すると、再起動しろと言われるので、再起動。


また、右上の3本線メニューから、”設定”→”アカウント設定”を選択する。

次に”ローカルフォルダー”のメッセージの保存先”を先ほど共有フォルダに置いた”Mail”の中の”LocalFolders”を指定する。


ここまでの作業で、メールデータを共有フォルダに置くことができる。送信済みメールや新しく作ったフォルダ、移動したメール等、xubuntuでも、Windowsでもきちんと反映される。


アドレス帳は、ちょっと方式が違う。Thunderbirdのアドオンを使う。

 

 右上の3本線メニューから、”アドオン”を選択するとアドオン入手の画面がでる。

画面右の方に”すべて見る”をクリックすると下の画面になり検索できる。

検索窓に”addressbook”で検索。

”Addressbook Synchronizer”を”Thunderbirdに追加”クリック。

再起動を促されるので、再起動。


次に、”アドレス帳”から、”ファイル”→”新規作成”→”アドレス帳”で同期用のアドレス帳を新規作成”address”(名前は任意)

作成したら、一旦閉じる。

次は”Addressbook Synchronizer”の設定だ。やること沢山あって大変そうだがそうでもない。

右上の3本線のメニューから、”アドオン”→”拡張機能”で下の画面。

”Addressbook Synchronizer”の”設定”クリック

”address”、"起動時に自動ダウンロード"、"終了時に自動アップロード"にチェック

”ローカルファイルと同期”の”場所”から、先ほど作った共有フォルダ内の”address”フォルダを指定する。


基本的にはこれでOKなのだが、共有フォルダの”address”に既にアドレス帳がある場合は要注意。2台目、3台目の設定では大いに考えられる。


ここで”今すぐダウンロード”をクリックしておかないと、Thunderbird”終了時、空のアドレス帳がアップロードされてしまう。アドレスが何千件あろうと、ゼロになる。(一度見事にやられました)


outlook等からのアドレス帳の移行は、CSVでエクスポートして、インポートするだけで難しくないのだが、ものすごくめんどくさい。

何がめんどくさいかは、やってみればわかるであろう。


あとはWindowsであろうとLINUXであろうと、同じ設定を繰り返せば、共有フォルダ内のメールデータが共有できる。起動の速さも変わらない。


たまに、PC起動時になぜか、共有フォルダの自動マウントに失敗しているときは。自分のPC内のメールデータを読みに行くので、全然違うメールデータが表示される。ファイル(エクスプローラ)などから共有フォルダに一度アクセスすると治るのだが、メールは一度受信してしまうので、前に書いた、数日はサーバーにメールを残す設定にしておいたほうが良い。


この設定で数週間使用しているが、かなかな使い勝手が良い。


Windows7もアホになったので初期化

2018年02月14日 | 日記

脱・マイクロソフトを目指し3ヶ月が経つ。


現在のメインPCは、”xubuntu”と”ubuntu”のデュアルブートマシンDELLのデスクトップ(CPU:Intel Pentium Dual-Core E5200 2.5GHz メモリ:2GB)である。


息子と嫁に占有されている旧メインPC(Core i7 メモリ8Gの高価なWindows7)が、”遅い、遅い”と息子が言う。

 

”そんなわけ無いだろう。変なものに感染させたか?”

 

年数は経っているので、得意のWindows updateやらで、当初の速さは無いものの十分早い。


”何?起動が遅い?”


まかせなさい!そのへんは本職だ!


確認すると、起動10分!!


Windowsお得意のハードディスクアクセスランプつきっぱなし、10分間何もできず。

今までメインPCにしていただけに、余計なサービスはかなり削っているはずだ。やはり何か感染したか?

完全に起動後は快適だ。


ウィルスチェック、スパイウェアチェック、ディスクスキャン、メモリチェックまる一日かけてチェックしたが何も出ない。

 

いろいろ試したあとに、マイクロソフト以外のサービスを全て停止してみる。(スタートアッププログラムは当然何もなしだ。)

 

これでも起動10分!

 

もー絶対Windowsがおかしい。絶対Windowsがおかしい。

 

これ以上、チェックするつもりはない。初期化だ。


全てのデータはNASにあるので初期化も怖くない。


内臓のリカバリシステムで初期化し、初期設定後、セキュリティソフト、マイクロソフトオフィス2010を入れる。

IE8は使えないので、インターネットからダウンロードしてIE11にする。


これだけだ。WindowsUpdateはしない設定で行く。必要になったら必要なものだけインストールすることにする。客には勧められないが、自宅のPCはこれで十分、リスクは承知の上だ。


起動も動きもちょー早い。


このスペックだから当然だ。”Core i7 メモリ8G”の威力をすっかり忘れていた。


この快調になったWindows7をみて思う。

最近PCのハードディスクのSSD化が大流行りで、価格の安いSSDは品薄状態だ。

そもそも、10年近く前のPCにインストールした”xubuntu”が快適なのに。今のPCにインストールしたら、快適なこと間違いない。高価で保存要領の少ないSSDなど全く必要ない。


スマホやタブレットなど、非力なCPUと内蔵スペースの問題で、SSDが重宝されるのはわかるが、Windowsがなければ、PCにSSDを使う需要など今ほどの大流行は無い。


初期化する前に少しだけ、SSDにしようかと考えた自分がはずかしい。

アホのWindowsにハメられるところだった。