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至誠惻怛(しせいそくだつ)=真心と慈愛の精神

急転、最低気温を更新

2009-10-21 | 日記
 10月21日(水)快晴

  今朝の気温は、5℃を切った。放射冷却。
 
  10月21日9時
 今日のアメダス(新見市足見堂の下) 18時現在
  最高気温20.5℃=14時、最低気温3.5℃=6時、積算降水量0.0mm、最大風速3m/s
  …… 徳島のアメダス (徳島市大和町の徳島地方気象台) は、18時現在、最高気温22.2℃、最低気温12.8℃、積算降水量0.0mm、最大風速6m/s


 午前6時、起床。その直後、携帯へメールが入り、津山で火災が発生したと知らせてきた。津山はしょっちゅう火事のあるところなので驚かないが、今回の火災は場所を見ると津山通信部の近くらしい。
 朝シャンの後、コーヒーを飲みながら、火災場所をグーグルの地図で検索。通信部とは、だいぶ離れている。安心した。7時、鎮火のメールが入った。民家ではなく倉庫だった。人的な被害はなかった。
 午前7時半、出発。朝の高速道を運転しているとすがすがしく、自転車で通った中学時代を思い出した。大佐SAあたりは、朝霧につつまれていた。8時半、火災場所を確認して津山記者クラブ。情報連絡票をJoyfull に持ち込んで、モーニングC(ドリンクバー、ハンバーグ、目玉焼き、キャベツなど・¥399)。津山通信部に寄って、10時半、新見にもどった。岡石で給油と洗車。新見市役所の記者クラブへ寄って、在室していたY紙と地元S紙の記者と雑談。11時半に新見通信部へ入った。

 ――「浅見光彦・姫島殺人事件」(沢村一樹、加藤治子、村井国夫、小野武彦、浅見れいな、宮川一朗太、岩本多代、織本順吉、大森暁美、堀内正美、清水紘治、西田健、鶴田忍、山本郁子、森脇英理子、長尾卓也、瓜生美咲・2008)  RSK山陽放送 13:55~15:50
 
 大分県の姫島~湯布院~耶馬溪を巡り、親子の愛と絆を描く。利権がらみの暗い思惑と謎多き殺人事件に光彦の推理が迫る。
  ◇
 内田康夫作品の多くは、社会の不正に対する怒りがいつも根底にある。本作も、姫島の土地を巡る利権と悪事によって起こる殺人を名探偵の浅見光彦が暴いていく。加えて、「姫島殺人事件」は、単なる社会派サスペンスにとどまらず、そこには「親子の愛と絆」というもうひとつのテーマが全編を通して描かれている。この作品には、「不貞の息子とその両親」「殺害されてしまうカメラマンと1人残された中学生の娘」「旅館を営み、光彦に娘をもらってほしいと頼む夫婦と娘」という三組の親子が登場する。それぞれに信条があり、過去があり、そして守るべきものがある。これだけは守らなければならないという、その愛ゆえに殺人を犯さなければならなかった哀しい親子の壮絶な愛を描いた作品。目を背けたくなるような事件が、毎日のように起こっている今だからこそ、このドラマが投げかける「親子の愛と絆」の意味が、とても大切なものと感じられる。
  ◇
 大分の周防灘(すおうなだ)に浮かぶ孤島・姫島。取材で訪れた光彦(沢村一樹)は、宿の家族、中瀬古大志(小野武彦)、母・芳江(岩本多代)、娘・朝子(浅見れいな)と親しくなった。しかし朝子に想いを寄せる本庄屋の長男・属(さつか)優貴雄(俊藤光利)は、光彦と朝子の関係を誤解して大志を脅してきた。「朝子との結婚を認めないなら、大阪時代のことをバラすぞ」と。優貴雄は、素行の悪さから実の親・蔵吉(織本順吉)にも見放されていた。しかし、優貴雄はその父を見返してやろうと車海老の養殖場を作ると息巻いていた。
 数日後、東京に戻った光彦のところに、突然中瀬古夫婦が尋ねて来て、光彦に朝子を貰って欲しいと頼んだ。光彦の母・雪恵(加藤治子)や兄・陽一郎(村井国夫)は願ったり叶ったり。だが、そこに優貴雄が他殺体で発見されたとの知らせが入った。さらに、光彦の仕事仲間でカメラマンの浦本智文(宮川一朗太)も姫島で水死体となって発見された。浦本は最近、光彦に「姫島で金と利権絡みの陰謀が渦巻いている。ルポライターとして社会の不正を暴かなくていいのか」と迫っていた。地元の警察が浦本の死を単なる事故として片けようとしている中、光彦は1人残された浦本の娘・可奈(瓜生美咲)と大分へ向かい、謎多き連続殺人事件に挑んだ。

 
 
 
 ……いつか見た気がするが、いつかは思い出せない。

 夕方、仮眠。

 ――プロ野球パ・リーグ「クライマックスシリーズ・第2ステージ・第1戦・日本ハムvs楽天」(解説=伊東勤・札幌ドーム) BS1 18:10~
  楽 天  010 200 302 =8
 日本ハム 100 000 035x =9x

  (楽)永井、藤原、小山、有銘、川岸、福盛-中谷
  (日)武田勝、江尻、坂元、林-鶴岡、大野、中嶋
  ※本塁打=(楽)鉄平1号2ラン(9回、林)、(日)スレッジ1号満塁(9回、福盛)
 
 日本ハムが劇的な逆転サヨナラ勝ち。5点を追う八回に4連続長短打などで3点。2点を追加され、4-8となった九回には稲葉の適時打で1点。なお一死満塁で、スレッジが福盛から左翼に本塁打を放って勝負を決めた。
 楽天は打線が活発で終始優位に進めたが、第1ステージで出番がなかった救援陣が終盤にことごとく乱れた。

 
 ……永井が7回途中まで好投したのに。野村監督ならずとも、ぼやきたくなるよ。
 
 
  メンバー表を交換する野村監督(右)と梨田監督(左)

 ――プロ野球セ・リーグ「クライマックスシリーズ・第2ステージ・第1戦・巨人vs中日」(解説=山本浩二、水野雄仁、ゲスト=新井貴浩・東京ドーム) 日テレ系列 19:00~
 中 日 501 001 000 =7
 巨 人 010 000 100 =2

  (中)小笠原、山井、小林正、河原、高橋、浅尾-谷繁
  (巨)ゴンザレス、M・中村、野間口、金刃、豊田-阿部
  ※本塁打=(中)野本1号3ラン(1回、ゴンザレス)、ブランコ1号ソロ(3回、ゴンザレス)
 
 中日は序盤の大量点で主導権を握った。一回、森野の右前打で1点先制。さらに和田の適時打と野本の3ランで一挙に5点を奪った。三回にはブランコが本塁打を放つなど着実に加点。先発小笠原は5回3安打1失点と試合をつくった。
 巨人はゴンザレスが誤算。守備でも一回、松本がすきをつかれてピンチを広げるなど流れをつかめなかった。


 夕食は、母のオムレツ。

 ――「浅見光彦・最終章①恐山・十和田・弘前編~恐山に渦巻く愛憎の悲劇~津軽三味線に秘められた50年前の真実」(沢村一樹、佐久間良子、風間杜夫、黒田知永子、原沙知絵、田中幸太朗:片瀬那奈、山本學、前田吟、ベンガル、ダンカン、中山仁、市川勇、大和田伸也、越智静香、端木健太郎、上杉陽一、秦由香里、ひがし由貴) TBS系列 21:00~22:48
 
 内田康夫のサスペンス小説「浅見光彦シリーズ」は「後鳥羽伝説殺人事件」から最新作「ぼくが探偵だった夏」まで全106作品。数々のミリオンセラーを生み出し、サスペンスファンならずとも、その存在は広く知られている。
 このドラマの魅力の1つは、光彦が全国各地の異なった地方を巡る「旅」。連続ドラマでも1話完結で、各話ごとに日本各地を巡り、それぞれの土地の歴史・伝説・名所などを紹介しながら物語が繰り広げられる。光彦の母・雪江に佐久間良子、警察庁刑事局長で光彦の兄・陽一郎に風間杜夫、浅見家のお手伝いスミちゃんこと吉田須美子に原沙知絵。浅見家のユニークな面々が見せるやりとりにはホームドラマにも通じる微笑ましさがある。また、女性に「超オクテ」という設定の光彦は毎回ヒロインにフラれてしまうのだが、この恋愛模様に登場する各話のゲスト出演者にも期待がもてる。
 さらに、地元警察から毎回容疑者扱いされてしまう光彦が、ドラマの中盤でその身元(兄が警察庁刑事局長ということ)がわかると状況が一転、地元警察のお偉方があわててひれ伏すというお約束シーンは連続ドラマになっても健在。このシーンには、よそ者への偏見や保守的な権威主義に対する皮肉も込められており、見る人は爽快な気分がもたらされる。同時に、兄に迷惑がかからないようにと心配する光彦のさわやかな人格が浮き彫りになる。
 単なるサスペンスドラマの枠を越え、家族の悲しみや苦悩を繊細に描いた人間ドラマでもある。
  ◇
 昭和34年、青森県弘前市の「ねぷた祭り」の夜。津軽じょつぱり太鼓や、勇壮な武者絵が大通りを練り歩き、盛り上がりを見せたとき、凄惨な事件がおこった。それから50年。時代の移り変わりと共に、その事件は人々の記憶から薄れ、記憶の片隅からも忘れ去られていた。
 旅雑誌「旅と歴史」の藤田編集長(大和田伸也)に呼び出されたルポライター浅見光彦(沢村一樹)は、青森県の特集を依頼された。光彦が家に帰る途中、立ち寄った団子屋で、吉田須美子(原沙知絵)と出会った。須美子が訪ねる先の住所が、光彦の家だったことから、そのまま家に連れて帰ることになった。母の雪江(佐久間良子)によると、光彦の父が大蔵省時代に世話になった方の孫で、外交官の両親が海外へ赴任することになり、浅見家で預かることになったという。須美子は、ただの居候では形見が狭いと"お手伝さん"として住み込ませてほしいと申し出たため、本人が望むならと光彦の兄で警察庁刑事局長・陽一郎(風間杜夫)の兄嫁・和子(黒田知永子)も、その申し出を受けた。
 陽一郎は、そのまま部下の桐山道夫(田中幸太朗)が迎えにやって来たため、職場に向かった。雪江は、頼まれていた料理コンクールの審査員として光彦と須美子を伴って出かけた。この偶然が、光彦を遥か半世紀にも及ぶ、愛と憎しみの歴史へのいざないとなるのだった。
 会場に掲げられた「卍」の紋の下に「日本料理コンペティション決勝会場 協賛 青森県 株式会社龍山亭」と墨書されている案内を見た光彦は、雪江の知り合いで料理評論家の井出啓介(山本學)から龍山亭社長の宮坂伸司(中山仁)と総料理長の杉田博之(市川勇)を紹介された。料理コンクール決勝が開催され、藤波紹子(片瀬那奈)が優勝。賞品は十和田湖の新規店舗のオーナー権。紹子は、今は亡き母の真琴(越智静香)の味を再現しようと日々修行に励んでいた。会場に居合わせた光彦(沢村一樹)と雪江(佐久間良子)も紹子を祝福した。
 しかしその後、杉田と宮坂が立て続けに殺害される事件が発生した。凶器は三味線の弦、なぜか現場には6枚の古銭が残されていた。犯人として捜査線上に浮かんだのは、紹子の祖父・憲夫(前田吟)。憲夫は津軽三味線の宗家で、小さいころに両親を亡くした紹子の母の育ての親だった。その卍は津軽の旗印でもあるということを知り、光彦と紹子は事件解決の糸口を見つけるため、弘前、そして恐山、十和田湖を巡ることになった。光彦は紹子の母・真琴の原因不明の自殺が事件と関係あるのではないかと推理するが、謎はさらに深まるばかりだった。様々な人々の想いを、ねぷた祭りの調べと津軽三味線が恐山へと響き渡った。悲運を背負った紹子と、復讐の鬼へと転身してしまった男の悲哀を描くサスペンス。

 
 
 
 




 ※明日の予定…平沼赳夫後援会幹事長会見(津山記者クラブ)10:00
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