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新対局日誌

天下初段「棋書ソムリエ」の囲碁将棋な日々

ブラジルW杯【10日目】【11日目】

2014-06-23 22:53:03 | スポーツ
ヨーロッパ贔屓としては有力チームが次々と姿を消していくのは辛いけれど、
試合は結構面白い内容のものが続いている。

ほとんどが夢見心地の中での得点だったり、
再放送での観戦だけれど。

アルゼンチンvsイランはよもやの展開も危惧されたところ、
後半ロスタイム、迷宮を抜ける糸のようなメッシのゴールが決まったシーンは
「ををっ!」
と唸らされたし、
ポルトガルvsアメリカのロスタイムゴールも驚いた。
こちらの試合は「アメリカ大陸有利の法則」により、
ポルトガルが負けと踏んでいたので、
むしろ1点先行する展開を「意外」と思っていただけに尚更。
アメリカに逆転されたシーンもDFが早く立ち上がればオフサイドが取れそうだっただけに、
完全なポルトガルの負けパターンと思ったけれどなぁ。

尤も引き分けに持ち込んで首の皮一枚つながったとはいえ、
決勝トーナメントはの道はかなり遠く、
最終戦でアメリカがドイツに負け、ポルトガルがガーナに勝つしかないという、
極めて厳しい条件。
その上、ドイツ戦で大敗したことが得失点差として重くのしかかり、
アメリカが大敗するか、ポルトガルが大勝しなければならない。

ドイツに引き分けたガーナも意外な強さだし、
ポルトガルがそんな中、ひたむきにゴールに向かう、
というイメージが湧かないなぁ。

その他はナイジェリアvsボスニアを観戦したけれど、
ジェコ不発でナイジェリアが勝ち。
これでボスニアも敗退が決定。
御大もガッカリしているだろうなあぁ。

ジェコも結構、チャンスがあったものの決めきれず。
ジェコは一人で何でもやるというタイプでなく、
周囲を活かし、自分も活きるタイプだから、もう一枚、
ワールドクラスのアタッカーがいれば面白かった。

グループHは全然観てないや。

さて明日の試合は…あ、B組が先なんだ。
これはオランダvsチリが少し面白くなるかも。
どちらのチームもブラジルが1位抜けを想定し、
オランダは負けない戦いを、チリは勝ちにくることが想定される。

スペインを破ったチリだし、「アメリカ大会有利の法則」からするともしかして…?
でも、1-1辺りの引き分けに落ち着くんじゃないかと予想。

んでもって、朝方のブラジルvsカメルーンはブラジルが3-0で勝つとして、
その裏カードのクロアチアvsメキシコはメキシコが2-1で勝つとみた。

スペインvsオーストラリアは完全な消化試合だけれど、
まぁ、スペイン…いや、オーストラリアが勝っちゃうかもな。
スペインにモチベーションなく0-1ぐらいでつまらない試合になってしまいそう…。

ブラジルW杯【9日目】

2014-06-22 02:05:51 | スポーツ
アルゼンチンvsイランはまだスコアレスだけれど、
アルゼンチンはさすがに大丈夫と思っとります。
南米だし。
後半2-0ってことで。
勿論、イランにだってアップセットの権利はあるけれど、
申し訳ない、さすがに勘弁して。
もうこれ以上、アップセットはいらん。

ドイツvsガーナもちょっと怪しいところもあるけれど、
ドイツが2-0で勝つぐらいで、こちらも大丈夫か。
敵味方に分かれるボアテンク兄弟に注目。

ナイジェリアvsボスニアは…。
でも初戦のナイジェリアはそんなに強そうに見えなかったし、
1-0でボスニアってことでどうでしょう?

8日目は幸い、コスタリカのアップセット以外は、
予想通りのところに落ち着きホッ。
しかしフランスがスイスにこんなに勝つとは思わなかった。
ここにも今大会の象徴的な面も?

ちょっと早いけれど、D組はコスタリカとウルグアイが、
E組はフランスとエクアドルが勝ち抜きそうな気がしてきました。

ブラジルW杯【8日目】

2014-06-21 03:12:44 | スポーツ
コスタリカ強えぇ!

正直、昨日イングランドが負けた後でも、
「イタリアがコスタリカに負けるとは考えにくいから、
 まだ得失点差でチャンスはあるよね」
という予定していた投稿は雲散霧消。

しかも"死の組"の"イワシ"と目されていて、
世界中の誰もが決勝トーナメント進出を予想せず、
イラン、ホンジュラスと並んでブックメーカーのオッズが最も高いチームが、
ウルグアイ、イタリアと堂々と渡り合い、
しかも勝って決勝トーナメント1番乗りを果たしたのだから、
私の知る限り「史上最大の番狂わせ下剋上」といっても過言ではないかも。

戦術的には守備重視なものの、
そこから繰り出されるカウンターは鋭く、
試合内容的にも勝ちに相応しい、堂々たるもの。
心底、恐れ入りました。

それと「南米開催は南米有利」は本当にありますな。
気候やピッチ条件に普段恵まれている日本や欧州勢は、対応できていないのかも。
南米の環境を吹き飛ばすぐらいの「強さ」をもっていないとダメと痛感。
ドイツやオランダは勝ち上がりそうだけれど、
この条件に当てはまるのはドイツぐらいか?

でもこの後の試合は欧州vs欧州、南米vs中米だから
とりあえず考慮から外しても良さそう。
スイスvsフランスはフランスが2-1(こればっか)で勝利。
エクアドルvsホンジュラスはエクアドルが2-0で勝利と予想します。


ブラジルW杯【6日目】【7日目】

2014-06-20 02:55:15 | スポーツ
はい。羅刹挫折。

スペインの敗退はダークホースとされていたチリが相手なので、
「奇跡」とまではいかないまでも、
それでもやはり「驚き」をもたらした「アップセット」だった。

実のことをいうと再放送を見る前に、
駅の売店のタブロイド紙の広告で敗戦を知るという
「一生の不覚」をおかしたのだけれど、
それでも
「引き分けたのを(得失点差を加味して)終戦と煽っているだけでは」
と、負けを信じられなかったくらい。
仮に予想を続けていたとしてもスペインの勝ちにマークしていただろう。

初戦で大敗した際に
「魔法が解けてしまったかのよう」
と表現したが、本当に魔法が解けてしまったようだ。
とにかく世界を魅了したボール回しというものが全く見られない。

この原因は多分に監督デル・ボスケにあり、
スタメンからシャビとピケが外れ、
ダビド・シルバとハビ・マルティネスが代わりに登場。
これがバルセロナのユニット+シャビ・アロンソで機能していた、
中盤の機能を壊してしまったことは想像に難くない。 
あるいはシャビとピケはどこか故障していたのだろうか
(途中交代でも出番がなかったし)?

もし故障でないとすればデル・ボスケにとっても
一生の不覚だったのではないだろうか?
チャンピオンズリーグを制したアンチェロッティと並び、
屈指の「調整型」名将という評価に変わりはないけれど、
更迭が取りざたされるのだろうか?

といっても今までのやり方を継続し、
かつ分裂しがちな各地域をまとめられる、
替わりになりそうなスペイン監督は、
バイエルンで指揮をとっているグアルディオラぐらい。
バイエルンは絶対手放さないだろう。

チームスタイルを捨てるなら、
アトレティコ・マドリーのシメオネなども考えられるが、
戦術を変えてしまっては本格的に「魔法が解け」そう。
シャビの後継者問題も含め、ついに一つの時代が終わったのかもしれない。

一方で
この結果をもってグループBはオランダとチリの勝ち上がりが決定。
これでグループBの最終戦はグループAの結果次第だが、
相当に興味が薄れる可能性が出てきた。

恐らくブラジルが1位抜けするならば、
オランダとチリは最終戦も手を抜かないだろうが、
ブラジルが万が一2位抜けするならば、
オランダとチリは無理に勝ちにいかない
(1位抜けでブラジルと当たるのを避ける)だろう。

そのブラジルだがメキシコにスコアレスドロー。
ただこの結果はブラジルには良かったのではないか?
むしろブラジルの優勝が高まった気がする。

初戦の結果を受けた時にも書いたが、
優勝を狙うようなチームは1か月の長丁場を戦うわけで、
どこかで不都合が生じる時期がある。

その不都合は当然、勝ち上がりの結果に影響しないのが必須だが、
初戦の苦戦とそしてメキシコに引き分けたことは、
正にブラジルにとってこの不都合に当たり、
監督・選手共にチームを見つめなおすいい機会になるのではないかと思う。

さて、この後のイングランドvsウルグアイはスアレス次第だけれど、
イングランドに2-1で勝って欲しいな。

ブラジルW杯【5日目】

2014-06-18 03:15:15 | スポーツ
予想は碁日目にして挫折。

ベルギーvsアルジェリアは3-1でベルギーを予想しているけれど、
どうなったかしら?
今起きたところなので、結果は知らない。
ホントだからねっ。

期待だったドイツvsポルトガルは一応全部をチェックしたけれど、
ペペのオロカブな行為で試合は台無しに。
ドイツとしては(フンメルスの故障退場を除き)理想の展開だったろうが、
試合としてはつまらなかった。

ポルトガルはもっと悲惨でペペの退場以外も、
FWのウーゴ・アルメイダ、DFのコエントランが相次いで負傷退場。
考えうる最悪の展開となった。
今後はどの国も肉離れの予防は重要だ。

これまでもフットレの時代、
フィーゴ、ルイ・コスタの時代
そして今のクリスチアーノ・ロナウドの時代と
ポジションごとの台頭時期の巡り合わせが悪く、
国際舞台で選手の地位に見合った結果が出なかったが、
クリスチアーノ・ロナウドも先例と同じく、
クラブレベルの結果に留まるのだろうか?

裏のアメリカvsガーナで、アメリカが古き良き時代の「ミニドイツ」とでも言うべき、
非常に現実的な試合をして勝ったため、相当に難しい立場に立たされたと言える。

そのアメリカvsガーナは、
ガーナも折角、押しに押して追いついた直後だっただけに、
こちらも敗戦はダメージが大きいところ。

同日に試合のあったナイジェリアvsイランが、
まさかの今大会初のスコアレスドローに終わったことからも、
アフリカが自国監督で選手の能力頼みの試合をするのは、
もはや国際レベルでは厳しくなったのではないだろうか?

イランについては全くのノーマークだったけれど、
終盤だけながら試合を見る限り、ただ喰われるだけの存在ではなさそうだ。
しかし攻撃のシーンがほとんどなかったので、やはり勝ち上がりは難しいか?

さて早くも予選リーグは一巡して、開催国のブラジルはメキシコと2戦目。
初戦の結果があるから、幾分か予想の精度があがるものだけれど、
どちらも初戦でいい試合をしていたから予想が難しい。

初戦を勝った両チームにとっては引き分けでも十分なところはあるけれど、
でもカメルーンが安全牌とはいえないことが初戦でわかったので、
ブラジルは2戦目で勝ち上がりを決めにくるのではないか。

去年のコンフィデ杯では2-0でブラジルだったのね。
となるとメキシコはとにかく勝ち点を挙げるのが目的となるけれど、
さすがに荷は重く、2-1でブラジルが勝つのではないか?

ロシアvs韓国はこれまた難しい。
韓国は日韓W杯の日本同様、このチームには勝ちたいと思っているだろうが、
近年のロシアの台頭を考えると容易でない。
ブラジルの気候にロシアが適応できず…というシチュエーションが理想だが…。
でも結構ありそうかな。
1-1の引き分けにしておきます。