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新対局日誌

天下初段「棋書ソムリエ」の囲碁将棋な日々

ブラジルW杯【26日目】

2014-07-08 21:56:25 | スポーツ
さぁ、寝よう。

明日のW杯準決勝ブラジルvsドイツ。
色々考えたけれど、やはりドイツが勝ちという結論に。
準備万端で驕りもなし。

もしチアゴ・シウバとネイマールを欠くブラジルが勝つとすれば、
それはブラジル国民の熱い後押しと、
思わぬラッキーボーイの出現を待つしかない。
耐えて耐えてカウンターかセットプレー一閃

でも空気を読まないことには
右に出るものはいないドイツだからなぁ…。

【勝手に日本代表に想う】ブラジルW杯【24・25日目】

2014-07-07 21:55:55 | スポーツ
W杯ではディテールが勝敗を分ける

サッカーのスター選手や名監督のインタビューに、
上のような文句が度々登場したが、
正直、意味がよく分かっていなかった。

しかし今大会の日本の惨敗、
そしてギリシャの奇跡や、
コスタリカの冒険を受けて、
「ディテール」の意味が少しだけわかったような気がする。

「死の組」を突破してのベスト8のコスタリカ、
そして予選グループC最下位だった日本に、
私は大きな差はあったと思っていない。

実際に調整試合とは言え、
直前のアメリカでの対戦では3-1で日本は勝っているのだ。
この試合を称して「格下のとの対戦」とのたまうたライターもいた。

ましてやグループ2位のギリシャと、
最下位の日本との間に大きな差があったという人は、
よっぱど自虐的な人だろう。

つまりはこうだ。

日本にせよコスタリカにせよ、ギリシャにせよ、
あるいはドイツにせよ。
W杯出場のために予選リーグを突破してきた以上、
皆、それだけの力を持っている。
同じ人間がプレーしているのだから。
だから「絶対勝てる対戦相手」はいないし、
「絶対に勝てない対戦相手」もいない。

ではどこで勝敗を分けるのか。
それがメンタルだったり、事前の準備や調査だったり、
戦術の選択だったり、協会や選手間の関係だったり…、
選手や監督の言う「ディテール」なのだと。
あるいは「運」もディテールと言えなくもない。

コスタリカは意図的かどうかはわからないが、
その5バックからのカウンターが、
ブラジルでの気候とマッチし、快進撃を見せた。

またドイツは
「欧州勢が南米の大会に勝てない」理由を徹底調査し、
ブラジル仕様にチーム戦術を作り変えたそうだ
(Number記事より)。

準決勝ではオランダがPK戦のために、GKを交代させた。
ファン・ハール監督の
「事前に決めていた」
という談話に、早野さんは解説で
「そんなことはないと思いますけれど」
といっていたが、代わって入ったクルルは、
コスタリカの選手の蹴る方向を全て読んでいた。
多分、ファン・ハールは本当にPK戦も想定し、
クルルを起用することを決めて準備させていたのだと思う。
あるいはこれもファン・ハール一流の
「ディテール」の準備と言えるのではないだろうか?

一方の日本はブラジルの気候というのを軽視し、
気候に合わない「自分たちのサッカー」にこだわり、
結果、「自分たちのサッカー」を見せることすら出来なかった。

思えば私自身も恥ずかしながら「W杯予選を勝ち抜いてきた」各国を
勝手に格付けしてきたところがあるような気がする。

実力は一日一朝にしてはアップできない。
そこを選手、チーム、リーグ、果てはサポーターまで着実に上げていくのは当然のこと。

そして「W杯に出られるような実力」をつけて、「
3年後に予選を突破できた(それを「当然」と思ってはいけない)ならば、
是非、次の大会ではこの「ディテール」にもこだわって
大会に挑んで欲しいと思う。

ブラジルW杯【多分とんで23日目】

2014-07-05 23:36:04 | スポーツ
W杯は準々決勝が進行中。

ベスト16やこの準々決勝はいろいろ予想して楽しいところだったが、
帰宅して酒をかっくらって、寝る。
起きたらW杯をチェックという無茶な生活で
ブログまでとても手が回らず。

リハビリ失敗

いくつか波乱も予想されたけれど、
大体は順当な結果に終わり、
ベスト8は全て予選リーグ1位が勝ち上がるという綺麗な形に。
こういう風になるって、ありそうで今までなかったような。

期間中の最大の驚きはギリシャの善戦。
グループCでの戦いぶりでネガティブな印象しかなかったので
(コートジボワール戦ロスタイムの奇跡のPKも微妙だと思っている)。

それがあれだけ魂ある戦いをしたのは意外だった。
裏返すと日本のあそこにいられた可能性があったわけで…。

準々決勝もコロンビアが何かをするかもという期待はあったけれど、
ブラジルが順当に勝ち上がり。
特にダビド・ルイスの無回転FKは凄かった。
ああいうFKを持っているとは知りませんでした。

ただブラジルが受けたダメージは大きく、
ネイマールが負傷により残り試合出場が出来なくなったのは、
皆さんご存知の通り。
負傷箇所が背骨ということで、
一サッカーファンとして、残りの試合は元より、
今後のプレーもかなり心配。
一日も早い回復をお祈りします。

さらにブラジル代表としては累積警告で次の試合に
チアゴ・シルバが出られないというのが、かなりの痛打。

今大会のブラジルはネイマールのチームと言われているけれど、
その実、チアゴ・シルバのチームで、彼の調子の良し悪しが
チームの調子の良し悪しに直結している印象がある。
タイミング的にも最大の難敵ドイツということで、
これはかなり勝ち上がりが厳しいのでは?

準々決勝の残りの試合は
アルゼンチンとオランダが勝ち上がると予想しているけれど、
メッシ頼みのアルゼンチンは不安要素いっぱいだし、
アルゼンチンvsベルギーは波乱の余地あり。

ただベルギー代表も、いくつか試合を見た限り、
そんなに強い印象がない。
予選リーグの試合を見ていて
「何となく勝っているので、真価が問われるのは決勝トーナメント以降」
と思っていたが、ベスト16の試合でもポジティブな印象はなく。
特に期待のアザールが全然目立たないのが、何だかなと思っている。

よってとりあえず面白い試合になって欲しいと思う。

ブラジルW杯【13日目】

2014-06-26 01:02:29 | スポーツ
グループDは予想通りウルグアイが勝ち上がり。

しかし決勝ゴール直前のスアレスの「咬みつき未遂」はいただけない。
あぁいう醜悪なシーンがあると、今後も素直に応援出来ないなと思う。

またイングランドはコスタリカにスコアレスドロー。
イングランドの復活はまだ遠いのか?

日本代表については、ようやくこのブログが
「不幸のブログ」だったことを思い出し、
遅まきながら言及を避けてみたけれど、既に時遅し。
ただ相手が8人もスタメンを変えてきたとはいえ、
前半に限っては志向してきたサッカーの片鱗は見えた気がする。

裏カードの展開が理想的だっただけに、
より「もったいない」感が高まる結果で、
いろいろ批判が噴出しているけれど、
第1戦前にも言った通り、ザックジャパンの支持は変わらない。

結局は去年のコンフィデ杯で露呈した守備のもろさが、
1年たっても解消できなかったのは監督・選手・チームの限界と言えるけれど、
かといって結果が出てからいうのはフェアじゃない。

今後、結果重視の方向性に変えていくのかはわからないが、
この結果を土台に海外でプレーする選手は勿論、
Jリーグがよりレベルアップするのを願うばかりだ。

さて今日の試合は…
アルゼンチンvsナイジェリアはアルゼンチンが勝つとして、
善戦しているイランが勝ち上がるかが注目か。
でもボスニアが維持をみせそう。

アルゼンチンが当ブログ恒例の2-1で、
イランが1-1の引き分けと予想。

またフランスvsエクアドルは2-2の引き分け。
スイスvsホンジュラスはスイスが1-0で勝ちしておこう。

ブラジルW杯【12日目】

2014-06-25 01:03:11 | スポーツ
グループA、グループBの結果は概ね、予想通り。
厳密の意味ではハズレばかりだけれど。

さてグループD。
イタリアvsウルグアイの直接対決。
A、Bの流れからいうとウルグアイの勝利とみるがどうだろう?

似たような特徴を持つ両チームで、
いずれもイングランドに勝ち、コスタリカに負けてきたのだが、
第2戦で復帰したウルグアイのスアレスが「計算できる」プレイヤーなのに対し、
イタリアのエース、バロテッリはあくまで「ジョーカー」。

欧州選手権でドイツを破る原動力となったように、
「何かをやる」可能性はあるが、やらない可能性もある。

今回は後者なのではないかと思っている。
2-1でウルグアイ。と、同時にイタリア敗退。
のぞむ展開ではないが…。

イングランドは最後にコスタリカに一矢報いて欲しいな。
2-0でイングランドにしておきます。