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みそひともじであそぼ

前の人の言葉を受けて、あなたの三十一文字をコメント欄へアップ!

夏休みの宿題手伝い求む

2005-07-20 | ■御  題■
先日、実家で母に宿題を出されてしまいました。


「春夏秋冬、各季節毎に4枚づつ、絵を描いてほしいの。」


母は手芸を趣味としており、なんでも布でカレンダーを作りたいのだそうです。

「気分によって絵を掛け替えたい」
「布で簡単に出来るような単純な形のものがいい」

ということで、


4種類×4季節=16枚


簡単な絵が必要なのです。


・・・1シーズン1枚かと思ったら、甘かった。

と、いうわけで、お知恵拝借。

ネタを皆さんのお歌から拝借したいと思いますので、

御題を「春」「夏」「秋」「冬」のいずれか

として、書き込みをお願いします。

16枚、HPに図案を公表したいと思います。

布のカレンダー・・・こちらは母次第(笑)

・・・って、絶対作れよ、かーちゃん。

・・・で、できるだけ、簡単な形のものでお願いします、ハイ。

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「夏」

シャッキリと
浴衣着こなす
君扇ぐ

その恋彼へと
届くようにと

ご要望にお応えして

2005-07-06 | ■御  題■

↓下がちょっとヘビーなので、こちらに楽しく旨いものを喰う席をご用意致しました。

つかささんのご要望にお応えして、

「鯉」

でございます。
丸まると太ったのが、写っているんです。
ちょっと見えにくいですが(苦笑)

煮るなり焼くなり、召し上がって下さいませ。

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そういえば
コイツを「焼く」とは
聞かないな

コイに焦がれる
人はあるのに

何想う?

2005-07-03 | ■御  題■

今回は、ちょっと思うところあり、
みなさんがこの言葉を聞いた時、
何を想うか、お聞きしたいのです。

先に私が書いてしまうと、
解釈が狭まってしまいそうなので、
とりあえず、書き込みません。

今回はダイレクトにこの言葉について綴っていって下さい。


「万歳」

写真でGO! Vol.3

2005-06-05 | ■御  題■
あなたは、昭和にタイムスリップしたかの街へ。
鼻歌交じりにブラブラしている途中、ふと、見上げると・・・。


今回は、「昭和」を感じさせつつ、つなげて下さい。
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眠れない
スナック2階の
下宿部屋

君の部屋への
よき口実なり

2005年5月の殿堂入り!!

2005-06-05 | ■まる好み殿堂■

編集の際、並べ替えることによって、改めて気付くことがあります。
(編集者の特権ですね。)
今月はなぜか、どの御題を通しても時の移ろいを感じさせる歌が多いように思いました。
春から夏に、一気に変化する月だからでしょうか。

では、まず、この肉体的変化から。

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●下瞼に (ようかん)

目に違和感
埃と思い
引っ張れば

縮れた白髪
プツンと抜ける

評:三十路女としては、「次はこれか~?」と、直近で恐くなりました。
  (ちなみに私は髪に2、3本です。)

●そろそろリフォーム (つかさ)

眼はかすむ
鼻は利かない
耳もだめ

指令の脳は
電池ぎれ

評:「さらにその先にはこうなるのか・・・」と、遠い自分を想像したりして。
  「眼・鼻・耳・脳」の箇条書きって、殴られまくりのボクシングっぽく効きますね。  

お次は、女性の経年変化ものを2題。

●時が来るまで (ようかん)

うつむいて
頬染め恥じらう
時を経て

咲き乱れたい
散るその日まで


●年輪 (ようかん)

幾重にも
衣纏いし
美しさ

単衣散るごと
棘も解けゆく


評:どう読んでも、「咲く前」と「咲いた後」(笑)
  特に後者、「艶熟」ぶりに思わず吐息。

あ、そうそう。
あの蕾、「薔薇」じゃなくて、「牡丹」の娘デス(笑)


そして、ひたすら淋しい歌が続く「モノクロシーソー写真」。
情報の少ない「モノクロ」のせいなのか、それぞれが登場人物や背景を付け足して、
詠んでおられるんです。


●淋しい一人遊び (つかさ)

ばあちゃんが
手ぬぐい被り
縁側に

見つめおりたり
腕白坊主を

評:微笑ましい光景なのに、
  ばあちゃんの背中の先には、だあれもいない部屋が広がっていそうで・・・。

●両手を広げて (ようかん)

ひとりでも
遊べるもん!と
シーソーの

真ん中に立ち
バランス取りぬ

評:淋しさに対して負けず嫌いぶりを発揮してるっぽいなぁ、この子。「もん!」が(笑)
  大人になると、 この「もん!」が意地っ張りに見せちゃうんですけどね。

●雨の日 (ようかん)

降る雨に
打たれし遊具の
冷たさか

悲しくなりぬ
我が心まで

評:温度がある歌だなぁ・・・。錆びた鉄が濡れた時の、あの匂いを思い出しました。

●さびしい眼差し (つかさ)

モジリアニの
絵のような女(ひと)
境内の

ベンチに永く
鳩を見ていた

評:あの濁ったような眼で、見つめてるんですか?鳩を。
  「不遇な人生の末路」・・・だなぁ。

●モノクロ写真の不安 (つかさ)

見つめれば
闇の向うに
浮かぶ顔

二重面相?
月光仮面?

評:なんか、他の歌とは明らかに違う方向で、暗い(笑)たしかに心霊写真っぽいですけど。
  そういえば、今月は韓国版「怪人21面相」が捕まった月でした。
  ・・・って関係ないか(笑)

最後に、こりゃまた別の暗さが胸を打ちました。

●大工だった祖父が (ようかん)

ピーちゃん(鶏)を
見せるだけだと
建前に

出かけ一人で
帰った夕暮れ

評:合掌・・・。