真夜中のフライング・クロス・チョップ

ガラケー少佐8号の華麗なる日常

日韓合意について

2017-01-11 22:41:43 | 政治・社会
韓国・釜山の日本領事館前に新たな慰安婦像が設置され、それに対し日本政府は大使の一時帰国、スワップ協議中断などの対抗措置を取った。

その一連の騒動から、再び「日韓合意」が議論の的となっている。


忘れもしない2015年12月28日。

私は旅行先の旅館でそのニュースを知った。

念のため、愛人との不倫旅行でなかったことはお断りしておく。

通された部屋で仲居さんからの説明を一通り聞き終え、テレビをつけると程なくして緊急速報が入った。

その後に始まった臨時ニュース番組の現地生中継で、岸田外務大臣がいきなり軍の関与がどうのこうのと喋り出したのだ。


「おいおい!コラコラ!何言ってんだよ、岸田ぁ!」


と、テレビに向かってツッこんだことを記憶している。

ただ、発表された合意内容はすべてを承服できるものでは無論ないが、むしろ韓国政府がよくこの内容で合意したな、という点が気になった。

米国からの圧力があったにしても、である。


まぁ、よくよく考えれば恐らくこんな感じ↓だったのだろうとは容易に想像できる。


『慰安婦像の撤去については「努力する」という内容でなら合意しよう』

『「努力してます」というポーズを見せてさえいれば大丈夫だ』

『日本からは、せいぜい「遺憾」と言ってくるだけだろう』


ところが、今回は日本側が予想した以上の対抗措置を出してきた。

慰安婦像を撤去しなければ通貨スワップ協議は進展しない。

かと言って、撤去したりしたら国内世論の反発は必至。

にっちもさっちもどうにもブルドッグである。


さて、日本にとって大事なのはこの先だ。

ブルドッグ状態の韓国が今後どう出て来るか。

表では狂犬化して更に吠えまくりつつ、裏ではチワワ化して上目遣いでこっちを見て来そうだが、ここで対応を誤ってはいけない。


一年前、私は日韓合意に対する評価を「保留」とした。

現時点でもその考えは変わっていない。

それは、これからの日本政府の対応を見て改めて評価したと思う。


願わくば、狂犬は無論のこと、チワワにも甘い顔など決して見せないで欲しいものだ。


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