ロバート・ダウニー・Jrの吹き替えは郷田ほづみさんしか認めない。
・・・・・といって、わかってくれる人、ほとんどいないんだよなー・・・・。(苦笑)
どうも六本木局の声優キャスティングする人ってセンスがないんじゃないかといつも思うんだけど。・・・・
それに申し訳ないけど、私は「声優さんが解釈したホームズ像」が見たいんじゃなくて、「ロバダニのホームズ」が観たいから、声優個人の考えやセンス、演技の癖を作品中に盛り込まれると、正直うざいというか邪魔でしかないっつーか。・・・・
特にロバダニの場合って、監督が彼の持ち味を考慮した上でキャスティングしていることが多いから、その肝心の部分に偏向を加えられると、それはもう、まったくの別モノになってしまうというか。
アイアンマンにしてもそうだけど、大抵、カッコよくヒロイックにしちゃうんだよね。日本の声優さんって。・・・・・
たぶんロバダニっていう俳優の来歴すらご存じなく興味もないんだろうけど。
あの人、問題の多い人で、おクスリで仕事めちゃめちゃにして二度も御用になってる、決して道徳的とは言えない、常に正義とは言えない人なんだよね。
でも、昔から演技力には定評があって、人好きのする魅力のある人だから、同業者や関係者が彼の才能を惜しがって何度も何度も手を差し伸べて。
私も昔から好きで、問題を起こすたびに「俳優生命が終わったな」と思ってその度に落胆したけど、でも惜しむ人の多さが、彼の才能と魅力を表しているというか。・・・・・
・・・・私は今でも心配してるけど。(苦笑)「大丈夫かな。悪い虫が動き始めてないかな」て。
プロデューサーやってる今の奥さんだけが頼り。
ホームズってコナン・ドイルの原作読めばわかるけど、コカ●ン中毒だし、ア●ン窟に入り浸ってるシーンもあるし、かなりエキセントリックな人物。
ピストルでVRって壁に穴を空けるシーンも、パブでバリツ(笑)を駆使して喧嘩するシーンも原作にある。
かの有名なグラナダ版のホームズでは、「僕は紳士である」といいながら、パブで男を殴り倒すシーンは伝説。(笑)
だから、私はホームズをただただ品行方正に描いているタイプのものは好きではありません。
特に嫌いな翻案は、金髪碧眼、穏やかな好人物になってるホームズと、小太りおばかのとろいワトソン像。
正直、これほど原作からかけ離れてる解釈はないと思う。
イギリス原作モノがアメリカさんの手にかかるといつもコレ。(苦笑)メアリー・ポピンズやピーターパンもそう。
原作好きでグラナダファンの私ですが、その点、ロバダニのホームズとジュードのワトソンは、意外と原作に近いと思ってるんですよねー・・・・・。(笑)
監督のガイ・リッチーがイギリス人、というのも大きいと思います。
それに監督、グラナダ版のファンでもあるんじゃないかなー・・・・と、なんとなく。
ハンス・ジマーのスコアも、グラナダ版へのオマージュのようなバイオリン・ソロが入ってたりするし。
ジュードは確か、グラナダ版にちょい役で出演してたと思うし。・・・・
そうそう、先日、NHKで放送された現代に翻案したBBC製の「シャーロック」のホームズも、もんのすごい狷介でちゃんと変人で最高でした!(笑)
ワトソンは、退役軍人で用心棒的な要素があって、そこそこ男前で、これも原作通り。
二人の関係性も、かなりギリギリのラインで描いてておもしろかった。(笑)
昔と違って今はかなり寛容な社会になってきてますから、それほど禁忌とされてないっつーか。・・・・
原作でもホームズは、ワトソンが怪我したりするととてもショックを受けるようなシーンがあったりするんですよね。
その動揺しているホームズの顔を見て、「あんな顔のホームズは見たことない、うれしかった」みたいなことをワトソンが書いてる。(笑)
ロバダニ&ジュードのコンビは「シャドウゲーム」でも最高でした!もう一回観たいぐらい。
アイアンマンは1の方が好きでしたが、ホームズは2の方が好きです。
ガイ・リッチー監督は、外見は格闘家みたいなむくつけき風貌ですが、渋い美しい画を撮る人だし、ハンス・ジマーのスコアは間違いがない。
予算の潤沢さの伺えるクオリティーの高い映像、それに負けない存在感のある俳優陣、良い演技。
総合芸術と呼ばれる映画の真骨頂を充分に満喫できる作品でした。
粋を集めるってこういうことだと思う。
これがあるから、映画が好きなんですよねー・・・・。
いい映画にお気入りの俳優さんが出演してると、ほんと、至福。
あ、そうだ。
「シャドウゲーム」では、スイスの、例の滝のエピソードもちゃんとやりますよー。
原作読んでる人なら、「スイスと滝」だけで、あの固有名詞がすぐ浮かぶことでしょう。(笑)
・・・・・といって、わかってくれる人、ほとんどいないんだよなー・・・・。(苦笑)
どうも六本木局の声優キャスティングする人ってセンスがないんじゃないかといつも思うんだけど。・・・・
それに申し訳ないけど、私は「声優さんが解釈したホームズ像」が見たいんじゃなくて、「ロバダニのホームズ」が観たいから、声優個人の考えやセンス、演技の癖を作品中に盛り込まれると、正直うざいというか邪魔でしかないっつーか。・・・・
特にロバダニの場合って、監督が彼の持ち味を考慮した上でキャスティングしていることが多いから、その肝心の部分に偏向を加えられると、それはもう、まったくの別モノになってしまうというか。
アイアンマンにしてもそうだけど、大抵、カッコよくヒロイックにしちゃうんだよね。日本の声優さんって。・・・・・
たぶんロバダニっていう俳優の来歴すらご存じなく興味もないんだろうけど。
あの人、問題の多い人で、おクスリで仕事めちゃめちゃにして二度も御用になってる、決して道徳的とは言えない、常に正義とは言えない人なんだよね。
でも、昔から演技力には定評があって、人好きのする魅力のある人だから、同業者や関係者が彼の才能を惜しがって何度も何度も手を差し伸べて。
私も昔から好きで、問題を起こすたびに「俳優生命が終わったな」と思ってその度に落胆したけど、でも惜しむ人の多さが、彼の才能と魅力を表しているというか。・・・・・
・・・・私は今でも心配してるけど。(苦笑)「大丈夫かな。悪い虫が動き始めてないかな」て。
プロデューサーやってる今の奥さんだけが頼り。
ホームズってコナン・ドイルの原作読めばわかるけど、コカ●ン中毒だし、ア●ン窟に入り浸ってるシーンもあるし、かなりエキセントリックな人物。
ピストルでVRって壁に穴を空けるシーンも、パブでバリツ(笑)を駆使して喧嘩するシーンも原作にある。
かの有名なグラナダ版のホームズでは、「僕は紳士である」といいながら、パブで男を殴り倒すシーンは伝説。(笑)
だから、私はホームズをただただ品行方正に描いているタイプのものは好きではありません。
特に嫌いな翻案は、金髪碧眼、穏やかな好人物になってるホームズと、小太りおばかのとろいワトソン像。
正直、これほど原作からかけ離れてる解釈はないと思う。
イギリス原作モノがアメリカさんの手にかかるといつもコレ。(苦笑)メアリー・ポピンズやピーターパンもそう。
原作好きでグラナダファンの私ですが、その点、ロバダニのホームズとジュードのワトソンは、意外と原作に近いと思ってるんですよねー・・・・・。(笑)
監督のガイ・リッチーがイギリス人、というのも大きいと思います。
それに監督、グラナダ版のファンでもあるんじゃないかなー・・・・と、なんとなく。
ハンス・ジマーのスコアも、グラナダ版へのオマージュのようなバイオリン・ソロが入ってたりするし。
ジュードは確か、グラナダ版にちょい役で出演してたと思うし。・・・・
そうそう、先日、NHKで放送された現代に翻案したBBC製の「シャーロック」のホームズも、もんのすごい狷介でちゃんと変人で最高でした!(笑)
ワトソンは、退役軍人で用心棒的な要素があって、そこそこ男前で、これも原作通り。
二人の関係性も、かなりギリギリのラインで描いてておもしろかった。(笑)
昔と違って今はかなり寛容な社会になってきてますから、それほど禁忌とされてないっつーか。・・・・
原作でもホームズは、ワトソンが怪我したりするととてもショックを受けるようなシーンがあったりするんですよね。
その動揺しているホームズの顔を見て、「あんな顔のホームズは見たことない、うれしかった」みたいなことをワトソンが書いてる。(笑)
ロバダニ&ジュードのコンビは「シャドウゲーム」でも最高でした!もう一回観たいぐらい。
アイアンマンは1の方が好きでしたが、ホームズは2の方が好きです。
ガイ・リッチー監督は、外見は格闘家みたいなむくつけき風貌ですが、渋い美しい画を撮る人だし、ハンス・ジマーのスコアは間違いがない。
予算の潤沢さの伺えるクオリティーの高い映像、それに負けない存在感のある俳優陣、良い演技。
総合芸術と呼ばれる映画の真骨頂を充分に満喫できる作品でした。
粋を集めるってこういうことだと思う。
これがあるから、映画が好きなんですよねー・・・・。
いい映画にお気入りの俳優さんが出演してると、ほんと、至福。
あ、そうだ。
「シャドウゲーム」では、スイスの、例の滝のエピソードもちゃんとやりますよー。
原作読んでる人なら、「スイスと滝」だけで、あの固有名詞がすぐ浮かぶことでしょう。(笑)