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SSTR2023に参加記②(大磯海岸広場~道の駅しもべ)

 さて大磯海岸広場を出発し、まずは本栖湖の先にある「道の駅しもべ」までの走行です。

 まず目指したのは足柄にある「道の駅・足柄金太郎のふるさと」です。西湘バイパスに乗り走るのですが、この段階ではまだ雲が垂れ込めていて、海も灰色。空は何となく日が出たのかという感じでしたが、風が少し冷たく感じました。私が今回購入したコミネのジャンパーですが、暑くなるかもしれないので、メッシュ地のものを購入しました。しかしこの時間の海風は結構冷えているので、うすら寒い感じがして、もう少し着込んで来るべきだったかと、少し後悔してしまいました。

 西湘バイパスを走っていると、様々なバイクが私のGIXXER150を追い越していきました。みな「SSTR2023」のステッカーを貼っていたので、それぞれが出走開始したのでしょう。そして国府津ICを降りた辺りから、多くのバイクが走るのを見ました。125ccのスクーターもいればハンターカブもいて、大排気量のバイクもいれば、2人乗りで走る人も居て。ぞれぞれが思い思いの姿で参加しているのを、まざまざと実感しました。またこれだけ多くのバイクが走るのは、ある意味で壮観な感じもしました。

 道の駅に到着したのは、大磯を出発してから30分ほどでした。写真を見てもらえば解ると思いますが、道の駅の中には既に多くのバイクが溢れかえっていました。止める場所も探すのに一苦労で、ここで和菓子を無料で参加者に配っていると聞いていましたが、この人とバイクの多さに私自身、すこし当てられた感じもしてしまい、早々に位置登録を済ませて出発する事としました。

 ここからは少しでも時間を稼ごうと、東名高速を利用して御殿場に向かうつもりでした。しかしGoogleMap先生は何故か国道246号を使うルートを選択してたので、走り出して気付いてからルート修正に少し手間取ってしまったのです。あー、、もう少し良く確認すべきでした。

 道の駅足柄金太郎の里から、大井松田ICを経由して東名高速に乗り、足柄SAまでは約30分程かかりました。このルートですが、東名高速もかなり高い位置を通っているので、体が結構冷えてきます。あわせて朝食もおにぎり二個だったので、お腹も空いてきてしまったので、足柄SAで何かを食べようと立ち寄りました。

 とはいえ、時間はまだ朝の6時。空いている店は、うどん屋とラーメン屋、そして定食屋の3店舗だけ。何を食べようか悩んでしまいましたが、結局、マーボ丼を食べる事にしました。

 食事を取って出発しようとバイク置き場に戻ると、北西方向の空が明るくなってきていたので、恐らく山梨方面の天気は回復し始めている様でした。御殿場ICで東名高速を降りると、道はまだ濡れている状況で、先ほどまで雨が降っていたのでしょう。まだ早朝なので車の台数は少ない事から、富士五湖道路へはスムーズに行けました。富士五湖道路は山中湖へ向けて高度を上げるので上り坂となっていますが、私のGIXXER150はやはりパワー不足で、90km/h以上のスピードが出ません。アクセルを振り絞っても加速すらしません。追い越し車線からは大きなバイクに次々と抜き去られてしまいます。
 トンネルを抜けて山中湖あたりまで来ると、気温も更に下がって来ていて、霧も濃くなり霧雨が降っていました。この霧雨というのは馬鹿に出来ない位に体温を奪うんですよね。寒さに耐えながら富士吉田忍野スマートIC降りて、道の駅富士吉田に到着しました。ここまで足柄SAを出てから約40分。富士山は濃い霧の中で見えません。

 道の駅富士吉田で合羽の上着だけを着用し出発しました。これだけでも風を通さなくなるので、寒さはかなり軽減します。ここからは国道413号を使い本栖湖へと向かいます。この国道は何時もなら昼前にはかなり混雑する道なのですが、時間はまだ朝7時前、走る車両も少なく、いてもSSTR参加者バイクだけなので、スイスイと道を進みます。途中、心霊スポットで有名な「青木ヶ原の樹海」を抜けるのですが、朝もやの中で気持ちの良い感じで走り抜けていきます。ただこのあたりの国道413号線は、アスファルトも所々痛んでいる場所もあって、GIXXERで走ると時々下から突き上げられる感じがして、ちょっと疲れましたね。

 本栖湖を周ると、キャンプ場では多くのキャンパーがテントを張っているのが見えました。また今年の初めに、友人が快気祝いでキャンプをしてくれた浩庵キャンプ場も相変わらず多くのキャンパーがテントは張っているのをわき目に観ながらトンネルをくぐり、中の倉峠を越えると、ワインディングで急こう配の下り坂になります。以前に乗っていたビッグスクーターでは、この急こう配の下り坂は難しかったのですが、GIXXER150ではサードギアに落とすだけでかなりのエンジンブレークがかかります。コーナーでは適切に右に左に体重を乗せる事で軽快に曲がれるので結構楽しめました。この辺りになると一気に空が明るくなってきました。

 途中、見網アルプス展望台からは雲海の絶景が見えたので写真を1枚。しかし写真で見ると現物で見た感動は伝わりづらいですね。ここは本当に絶景でした。
 この先はとにかく急こう配のワインディング道路で、高度をグングンと下げていくのですが、途中「甲州いろは坂」と言われる箇所では、ループ状のトンネルとなっていて、これはこれでとても面白いと思いました。

 道の駅しもべには、8時前に到着しました。

 ただこの時間には、まだ道の駅は空いていないので、入り口ゲートには多くの参加者バイクが止まっていました。ここは指定道の駅となっていて、3ポイント付与されるので、皆ここで位置登録をしています。私が合羽を脱ぎ、位置登録をしている間、次々と様々なバイクが下りて来ては止まります。せめて空き時間とかアナウンスをすれば良いんですけど、来た人の多くが「あれ?しまっている」となっていました。

 この辺りまで来ると空模様も回復してきているので、ここで合羽を脱いでいく人も多くいました。

 出発した大磯海岸広場からここまで、距離にして約121キロ。時間はこの時には朝8時なので、3時間20分程でした。

(続きはこちらで)


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