ローズマリー(ヨーダ改め)

人形制作、大自然の恵みを頂いての手作り、日々の暮らしなど発信していきたいと思います。

生ごみで有機肥料を作る

2022-05-27 | ガーデニング

今日は有機野菜の野菜くず、有機のフルーツの皮、生ごみ等

を使って有機肥料を作り始めました。

 

用意したもの

① 私が使っているのは、㈱サンコープラスチックの生ごみ処理専用容器15ℓです。

  器用な方なら工夫すれば専用容器でなくてもできるようです。

 

② EM生ごみ処理用ボカシ

 

③ 生ごみ

 

 

作り方

① 専用容器にはスノコ、密封蓋、カップが付いています。

  容器の底にスノコを敷き穴をあけたポリ袋を入れ

  そこにティッシュペーパー、キッチンペーパー等

  水分を通しやすいものを敷き、その上に

        EM生ごみ処理用ボカシを3mm~5mmの厚さで全体に敷きます。

 

スノコです。

 

 

② 生ごみをできるだけ小さくして、よく水を切り投入します。

 

スノコを敷き忘れてこの後敷きました。

  

 

③ その上にEM生ごみ処理用ボカシをまんべんなく振りかける。

  (生ごみ500g(三角コーナー1杯)に10~20g、夏はすこし多め)

 

④ 容器に空気が入らないように蓋をしっかり閉めます。

 

⑤ 水抜きコックはしっかり閉めます。

 

⑥ EM生ごみ処理用ボカシの作用で、発酵が進み蓋が膨れて来たら

  蓋を少し開けてガス抜きをします。

 

⑦ 生ごみは②~④を繰り返し生ごみが容器の8分目になったら

  発酵させるために密封したまま15~20日、夏は10~15日寝かせます。

  (表面が白いカビ状になることがありますが、これは発酵の過程です。)

 

※注意 週に2~3回水抜きコックを開けて分離液を抜き取ります。

    (そのままにしておくと腐敗、悪臭の原因になります。)

  

 

分離液の利用法は(説明書によると)

① 液体肥料・・・500~1000倍に希釈して液体肥料として使用。

 

② 排水管の洗浄と池、小川、溝の浄化

  流し台や浴室の排水管、池や小川、溝に

  分離液をそのまま流せば浄化に役立ちます。

 

③ 汲み取り式トイレの消臭

  カップ1杯の分離液をまきます。

 

すこし手間はかかりますが、良質の有機肥料が出来ます。

ハーブや花には有機肥料を使っていますが

この手作りの有機肥料で育てると

ハーブは香りが増し、花は色が鮮やかになります。

それも嬉しいことですが

もう一つ、愛情と手間をかけて育てられた有機野菜たちを

食べられない端っこも捨てずに全部使いたいのです。

自然の巡りの中にかえしてあげたいのです。

こんなふうに思うのは小さい頃の良い思い出からかもしれません。

ヨーダが小さいころ母が自家用の美味しい野菜、果物を育てていて

葉野菜についた青虫や、イチゴを食べにくるナメグジを取るのがヨーダのお手伝いでした。

あの時代でも有機栽培はすごく手間がかかっていました。

ヨーダは小さなバケツにいっぱい取った青虫を餌に

近所の小川で魚釣りをするのが大好きでした。

イチゴの熟れるころは毎日がいちご狩り状態で

それも楽しい思い出です。

母は料理の時に出る野菜の生ごみは、畑に穴を掘って埋めていました。

成長の遅れた野菜や、ジャガイモ等のssサイズのものは

近所の牛の餌にあげていました。

近所の牛も餌はすべて自然のものを与えられていました。

あげていました。