スカイラインに乗った仙人の徒然草

日本の永世中立国と21世紀ルネサンス提唱。
現在、四国88か所遍路と、西国33か所の巡礼記事を書いています。

スカイラインに乗った仙人の徒然草

2018-12-18 04:46:17 | つれづれなるままに こころにうつりゆく 
 四国88カ所巡礼(137)心の遍路 癒しの草枕
 四国88カ所巡礼と世界遺産について
 
 へんろ道の世界遺産登録に反対されている方々へ。

 余り御心配には及ばないかも知れません。世界遺産の登録条件と
へんろ道の環境がかけ離れているのではないかと思います。

 自治体の責任が問われる面も多く、お寺のほうもそれなりに改善
しなければならないところが沢山あります。

 ただ単に「世界遺産」に熱を上げても、それは遍路をする人々の目線に
立って物事を考え、推進しなければ無理ではないでしょうか。

 登録に向けそれにふさわしい環境を整えなければ、
「そこに札所があるから」と言うだけでは難しい面があります。

 もう既に、1200年余の文化が十分に世界遺産となっているから
その文化を壊すような愚は避けるべきではないでしょうか。

 関係者は、プラスのことばかりに目を奪われず、マイナス面を十分に
検討すべきです。早い話プラスになる条件は整っていません。

 ある有名なお寺の本山で賽銭が半減したということは、いつも変わらぬ
日本人の参拝者が減少した以外に考えられません。

 自治体やお寺の方々の判断なんて、人心に変化が現われることに気が
つかない上に、厳しい現実からかけ離れた夢の世界でしかありません。

 すでに結果が現われているのですから、後追いの、それも既に世界
遺産として認められている四国の巡礼は今のままで良いのではと思います。 
 

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