現場ごとう日記

後藤正彦が工事の進捗状況や現場の様子をお届け。

桃生2

2012-12-15 13:41:56 | 日記
前回から4日経ちました。

今日は恒例の『寺子屋』が開催され
朝からモデルで勉強会です

眠いのを我慢して開始を待っていたら
基礎屋さんが現場の方へ入って行きました。

社「後藤君、基礎屋さん来たよ。行って来なさい。」

後「はい!!」

という流れで前半部分は欠席扱いです。
基礎工事の段取りが終わって戻ってみると
授業の半分が終わってるじゃありませんか!!

なんか学生時代を思い出しますね。

とまぁ、今朝の出来事でした。

では前回の続きです。

基礎工事が終わりましたので、大工工事が始まります。





最初に墨を出して
基礎パッキンを敷きます。
床下換気目的と
木部とコンクリートの直接接触を防ぐ役目も兼ねてます。





土台を敷いて
大引きを敷いて
1m×1mのマス目になるように敷いていきます。
もちろん設計段階で確認済です。(当たり前ですが)



マス目に発泡系断熱材を敷き詰めていきます。
厚みは65㎜です。



その上に28㎜の合板を貼っていきます。
剛床と言われる方法ですね。
水平面の耐力として昔は「火打ち梁」を入れましたが、
代わりにこの剛床を土台に打ち付けると床の捻じれを防いでくれます。
「床下地合板」と「水平耐力合板」の両方を兼ね揃えています。





建て方の開始です。





1階の梁組みです。



垂直もバッチリです。





2階の床貼り
1階と同じ剛床仕様になっています。





2階の梁を組み上げます。
(午後2時頃で気温は30℃超えのピーク)

※大工さん達は暑い日でもよく長袖を着ています。
 これは日焼けにより体力消耗を防いでいると言っていました。



小屋梁の上にも合板を貼ります。
厚みは12㎜ですが、剛床と同じ原理です。



ボードの繋ぎ目には気密テープを貼って気密を確保します。



仕上げに防水シートを貼って屋根を作っていきますが、
ここで暗くなってきたし疲れているので明日の作業になります。

まぁ1日でここまで行けば良いほうではないでしょうか。
暑い中ご苦労様です。