設計あらかわ日記

荒川香奈が設計目線で伊藤工設計の家づくりをお届けします

我が家のキッチンDIY

2016年08月26日 | DIY
セミの鳴き声も聞こえなくなって
秋の虫の声が聞こえてくる季節になりました。

今年のお盆は家で過ごすことが多く
家の掃除に精を出していました。

普段のツケが溜まっているせいか
年末並みの大掃除に…

私が2歳の頃に建てた家なのでもう今年で築21年というところでしょうか。

住設関係はだいぶ老朽化が進みここ2年のうちに一斉にガタが来ています。

ついこの間もトイレが流れなくなったり、
水栓金具が壊れたり…

うちの家はあまり家のメンテナンスを小まめにしてこなかったので予想外の出費がかさみます

これからは家のメンテナンス貯金を始めようと切実に感じた我が家です



だいぶ話がずれてしまいましたが、今回のメインはキッチンのDIYです(9月のニュースレターの内容とかぶります)



掃除中に気づいてしまったシステムキッチンとキッチンパネルとをつなぐシーリングの溝…


恐らく地震の影響で溝ができてしまったのかと思いますが、とれないカビがあったりもしたので勉強にもなるか!とここは思いきってシーリングの打ち直しをすることにしました。

用意するものはこれ

・捨ててもいい布巾
・カッター
・ヘラ(なくても可)約300円
・マスキングテープ 約90円
・シーリング材   約300円
・シーリングガン  約500円

ホームセンターの補修コーナーで揃えました。総額1000円程度です。
今回は安いタイプのシーリングを使っていますが防カビ用などもありますので
お好きなものを選んでもらえるといいと思います。

ヘラは無くても大丈夫です。指で代用できます。

【1】そうじ
まずは作業の邪魔になるものはよけて、シーリングの周りを掃除しておきます。
水拭きするときには完全に乾かしてから作業しましょう。

【2】シーリングの撤去
古いシーリングを切り離します
意外でしたが普通のカッターで簡単に切れ目が入ります。
Vの字になるように切れ込みを入れていきます。


切れ目が入ったら取り除きます。うまく取れないときはペンチやアイスピックなどを使って引っ張り出します。


こんな感じでとれます


1回だとうまく取れないのでもう一度、今度は刃をぴったり当ててきれいに取ります


きれいにとれました


き、きたないですね…


【3】マスキング
マスキングテープを貼ります。このマスキングテープの幅がそのままシーリングが入る幅になります。
撤去したシーリングの跡が隠れるように1ミリくらい大きめに幅を取りましょう。


できるだけまっすぐ張るときれいです。
溝にもぴったりと合わせて貼っていきます。


【4】シーリングを準備
シーリングの先をカットして穴をあけ、シーリングガンにセットします。
それぞれの説明書きがあると思いますのでそちらをチェックしてみてください。


【5】シーリング注入
いよいよシーリングを打っていきます!ここからはスピーディーに作業を進めるようにしましょう。
溝からはみ出すくらいの量を打っていきます。足りないとヘラでならしても凸凹になってしまうので多めにいれます!


ヘラでスーッとならしていきます。ポイントは1回か2回できれいにならすこと!
指で代用するときには薄めた中性洗剤を指に着けてなぞってください。シーリングがくっつきにくくなります。


ヘラについたシーリングは濡れ布巾できれいにします。


こんな感じです。とにかくポイントは少ない回数でならすことです(2回目)


ヘラでならしたら、すぐにマスキングテープをはがします


完成!!乾くまでに1日くらい


乾くまでは水にぬらさないように気をつけてください。ラップをふわっとかけてあげるといいかもしれません。

今度はお風呂のシーリングをする予定です。どうぞお楽しみ?にしてください。








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