亜岐の竹バカ日記 竹は面白い。   竹の資源化利活用 寝ても醒めても竹の事ばかり

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亜岐の竹バカ日記 竹は面白い。 ジャンボタニシ捕獲にタケノコの水煮が有効

2019-09-10 07:35:04 | 
ジャンボタニシの駆除に朗報。
捕獲の為、一か所に集める餌にタケノコの水煮に効果がある。
農産物食い荒らすジャンボタニシ、大量に捕まえて特産物の串焼きにしては。


京都新聞記事より

 京都府大山崎町は、農家の大敵となっている外来生物
「ジャンボタニシ(スクミリンゴカイ)」の駆除に向け、
大量捕獲できる対策を進めている。

今夏は町内の水田で、ジャンボタニシをおびき寄せる餌を
模索しており、中でもタケノコの水煮が効果を上げている。
水煮のどの成分を好んで集まってくるかは不明だが、
町では「乙訓がタケノコの名産地だけに、外来種の
タニシも相当なグルメのようだ」としている。

 ジャンボタニシは南米原産の巻き貝。体長は
0・5ミリ~5センチで繁殖力が強く、国が有害動物に
指定している。雑食性で稲を食い荒らす農家の厄介者だ。

大山崎町によると、乙訓地域の農家でも2008年ごろから
被害が報告されているという。

 一方で、稲はもちろん、環境や人体などへの影響から
農薬を使っての駆除は難しい。人手に頼っても一度の
捕獲量に限界があり、農家では以前から大量捕獲できる
方法を望む声も多かった。

このため、町経済環境課では今夏、駆除の効率を
上げるためジャンボタニシを1カ所に集める餌に注目し、
選定実験を始めた。2リットルのペットボトルの
注ぎ口を切り取って餌を置く簡易の「おびき寄せ」
装置を作り、農家の協力を得て水田に置いた。

 最初は、竹を砕いたチップなどを試してみたが失敗。
しかし、タケノコの水煮を仕掛けると、1カ所に数匹程度で
あった竹チップと比べ、50匹を超えるジャンボタニシが集まり
、網で一気に捕獲できた。同課の林亨参与は「ジャンボタニシの
好みがにおいなのか、成分なのかは分からないが、
大量捕獲できる餌の一つになることは間違いないと思う」と話す。

町では今後も、町内の農家と餌の選定実験を続けて
ジャンボタニシが好む味やにおいとともに、
捕獲後のタニシの処理方法を模索していくという。