アートフェアの出版ブースといえば、美術系の雑誌社が端っこの方にテーブルを並べて、スタッフが本を前にして無言で座っている図柄を思い出されるでしょう。月刊美術ではどこのフェア会場でも毎回、本を並べる以外の企画を練って、来場者の皆さんに楽しんで頂こうとアイデアを出しています。
で、今回はガチャです。そう、あの子供たちが百円を握り締めて買いにいくあのガチャガチャです。地方によってはガチャポンとかガチャコンとかいろいろ呼び名がある、あれです。
ガチャというのは
タカラトミーアーツの商標ですから、他社製品はガチャとはいわなくて、一般名称「カプセルトイ」と呼ばれています。その中に、美術室によくある石膏像のミニチュアがありまして、シリーズ名を「
立体カプセル百科事典 石膏デッサン入門1 完全版![](http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=aaaaiei-22&l=as2&o=9&a=B003HIRFM8)
」といいます。これは後に大理石バージョンとブロンズバージョンも出てます。また「
立体カプセル百科事典 石膏デッサン入門2![](http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=aaaaiei-22&l=as2&o=9&a=B003TVI072)
」という新シリーズもあります。いずれも300円。
月刊美術では、タカラトミーアーツさんのご協力で、ガチャの筐体2台をアートフェア会場に持ち込み、上記の2シリーズと「
石膏像マグネット ミュージアム![](http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=aaaaiei-22&l=as2&o=9&a=B003ULTM1Y)
石膏像マグネット」を販売しています。こちらは200円。
みなさんご存知でしたか? これって、本物の石膏像からミニチュアを作り出すために、東京芸大の彫刻科の学生たちがモデリングをしたんです。つまり原型は人間の手作り。いまは立体物でも3Dスキャナーで型取りができるんだけど、あえてそうせずに、手で作ったところがすばらしい。美大生や美大受験の予備校生の間では以前から人気のアイテムだったのですが、なかなか売ってる場所が少なかったようで、一般には知られてなかったようです。
今回初めて知ったという画廊関係者の方も、たくさん買ってお土産にしてくださいました。シークレットアイテムもあるのでドキドキしながら、開けてみてました。
今回は特に、
アートフェアだけの特別プレゼントとして、カプセルの中に「
当たり!!」カードが入っています。これをブースE03のギャラリー銀座アルトンに持っていくと、「凄腕写実」特集でも紹介した白日会の若手の有望画家・卯野和宏さんのポストカード6枚セット(500円)とアートフェア限定カタログ(500円)を差し上げます。
28日のファーストチョイス、29日の一般初日とたくさんの人に買っていただきました。ありがとうございました。
今日と明日にも引き続き販売していますので、是非来場ください。明日31日午後5時終了までやってます。
あと、何枚か会場内の写真を貼っておきますね。是非おいで下さい。
美術品といっても、1万円で買えるものもあります。
会場の国際フォーラムは地下鉄・有楽町駅に直結なので、雨にもぬれないので、こんな日にはうってつけですよ。
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