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ほな

ある日の忘備録

なんて思い出し

2025年07月23日 21時22分46秒 | 思うこと

朋輩の息子が原付の免許を取得し、先日練習を兼ねスクーターに乗って山中の職場へ来たらしい。
うわぁ、自分が原付の免許を取得したのが四十年前。
スクーターを手に入れ真っ先に向かった先は、意趣返しとばかりに自転車通学ん時ヒーコラいってた登坂だったのを思い出す。

話を戻すと、彼にはあんな事やこんな事、これからいろんな出会いや経験が待っているのかと思うと、素直にうらやましいという感情が先に来た。
自分はそろそろ先が見えてきたし、いつしか漠然とした不安が心の中に巣食うようになってきた。
しかし朋輩の息子の話を聞き、自分もかつて漠然とした希望や根拠のない可能性に胸を膨らせていたなぁ、なんて思い出し少しく気分が良くなった。


腹括れよ

2025年07月20日 18時01分20秒 | 思うこと

先が見えず不安になる、そうなると尖った意見が気になり、速度感を伴った変化を求める。
まぁ真綿で首を絞められているような、ジクジクとした苦しみがこれだけ続けば、当然の反応であろう。

けど、その公約の都合のいい部分だけを聞き、裏側にあるものをちゃんと読み取れているのだろうか。
また、大きな変化に痛みは伴うものだし、それを受け入れるだけの覚悟をもっての支持だろうか。

それを達成するためには、どういう工程、どれほどの手間、つまり時間と金と人が必要となるか。
それに自分の子供や孫や身内を捧げることができるのか、そこまで考えが及んでいるのか。

近頃、どこに投票すれば判らない人たちのために、マッチングサイトがあるようだ。
それを目にしてマッチングの先が大事やろ、とか五十も半ばを過ぎ、上記のようなことにようやっと思い至った次第。

ついでに書くと、熊ゴロシに文句いっていいのは、熊にコロされても文句いわんやつだけ。
デカイ口叩くんやったら他責にせんと腹括れよ、よく思う。


騙されぬ者

2025年06月01日 13時55分52秒 | 思うこと

先日、仕事から帰ってきて耳寂しさにテレビを点けると、ニュース番組で「自分探しセミナー」の取材というのをやっていた。
悪い好奇心がムズムズし、つい観てしまう。

主宰は、数々の企業の業績をV字回復させた、精鋭揃いの有名マーケティング会社。
会場となる山中のロッジも、その会社の系列なのでちゃっかりしている。

件の会社の担当者の言葉は、わかったようなわからんような、中身があるのかないのか、観ている此方も煙に巻かれているような印象をうける。
が、参加者のなかには涙を流す者もおり、なりたい自分が見つかったらしく何より結構でございます。

参加者は、しっかりした職についていたり起業している人や、いわゆる「意識高い系」の面々と見受けられたのだけど、この人たちの口からでる言葉も、主催側同様なんか空滑りしているような綺麗事ばかりなのが気になった。
参加費は二泊三日でおよそ二十万円も、あの凄腕マーケターM氏(セミナー には映像出演のみ)の御威光パワーであろう。

結局この手のもの(自己啓発セミナー)を受講するのは、自意識が異様に強すぎ拗らせちゃってる面々のように思われるのだが、自分方の身内でもいるのだけど、こういう人は新興宗教にもハマりやすいのだな。
そして自分のような所得も意識も低い(騙されぬ)者は、ハナから対象外ということでもある、ザマミロ。

 

 


ズキュン

2025年04月23日 10時10分43秒 | 思うこと

 

とあるバンドの金銭トラブルに関するニュースの、閲覧者からの気になったコメント。
確かにSNSとか動画共有サイトからの、耳障りのいい、ノリやすい曲が流行る、これは当たり前だろう。
昔から、そうやって音楽というのは塗り替えられ、幅を広げていったからだ。

自分が如きジジイは、テレビでもてはやされているバンドなんか見てると、あんなんでもロックかよ、とは正直思う。
でも、ルースターズだったりARBだったりRCだったりブルハだったりミッシェルだったりギターウルフだったり、ああいうどストレートなバンドサウンドは、今時あまり知られていないだけで、今でも若人の心と体の芯にズキュンと来ると思うのだけどなぁ。
いや、そうあって欲しい、という願いなのか・・・

 


こここここ

2025年01月13日 14時00分14秒 | 思うこと

毎年、紅白を観ている。
そういやアルフィーがでていて、『POWER FOOL』のこの場面が頭に即浮かぶ(『ボーダー』の教習所の教官とか)。


アルフィーがようやく売れて世に出てきたとき、自分はまだ中学生で、音楽といえばラジオから流れてくる曲をぼんやりと聴く程度だったこともあり、ちょっと気色悪いおっさんらやな、というくらいの印象しかない。
それよりB'zと大盛り上がりしている聴衆を観ていると、『POWER FOOL』の「チキショー・・・・・ こここここ こいつらだな」の気分であり、今もってアカンことを再認識した年末であった。

 


大体同い年

2024年12月14日 08時27分20秒 | 思うこと

五十代も半ばとなり、ニュースなどで芸能人やミュージシャンの年齢を目にすると、意外と歳が近かったんや、と思うことがある。
あの女優さんはまだ63やったんか、もっと上かと思うてたらあの歌手と4つしかかわらんかったんか、とか。

十代の頃は一つ違いで大違い、二十代の頃は三十代になれば皆オッサン、てな感じだったのに。
そんなとき狩撫麻礼のこのエピソードを思い出すのだが、さすがにここまでの境地には達していない。

 

 


無理ゲー

2024年11月27日 09時40分52秒 | 思うこと

無理ゲーとは攻略が極めて困難なゲームを指す言葉であるが、転じてどうしても埒が明かない事柄にも使われ、近頃自分も気に入っている言葉のひとつである。
解決や達成が無理っぽい事柄というのは、仕事でも趣味でもあるのだけど、「無理ゲー」という言葉に置き換えるとさっさと諦めがついて目先が変わるという感じがする。
そして、困ったどうしようウーンウーン、ではなく、これ「無理ゲー」や、と気付くのが肝要ではないかと。

・不調の機械を整備していて、Aという部品の調整でどうにかなると思いきやなかなか良い結果がでない(実はAと関係のないBという部品の不具合が原因) → いったん作業を止めて調整の泥沼にハマる前に他の可能性を検討する。
・書類の作成で、使っているソフトウェアの弱点を判りつつも、つい意地になり四苦八苦している割には仕事が進まない → 完璧な書類ができなくともある程度は受け取る側に対応してもらう。
・別れた彼女(彼氏)にあの手この手で復縁を迫る → さっさと別の相手を探す。

上記は自分の知っている「無理ゲー」の幾つかの例である。
でも「無理ゲー」になってしまう原因は、本当は解決策を知っているのに、それだけはしたくない、それは面倒だなという場合が多い気がする(宗教やイデオロギーの違う多民族で起こる紛争の調停とかは別として)。
実際のところ、身近な「無理ゲー」は自分の心のうちで作られているのかもしれない。


立ち向かっていく

2024年10月30日 16時25分20秒 | 思うこと

「こいつ何しとんねん」
仕事をしていても車を運転していても買い物をしていてもニュースを見聞きしていても、そう思うことは間間ある、というか年年増えてきている気がする。
もう五十も半ばだし、いちいち腹を立てていたら心身とも持たない。

なので、そのことについて結構本気で考えてみた。
そこで得た結論としては、マジむかついている物事に対して見方を変えてみると、自分はその対象に何かを期待しているのではないか、と。
「そらおかしいやろ」とか「こうせなあかんちゃんか」みたいな。

目の前の者でも如何ともしがたい状況であるのに、それが海の向こうの戦争や政治や経済や気象や自然災害ともなると、もうお手上げである。
自分の知り人は、こういう時代にこそ人には宗教が必要ではないかとのたまうが、自分は宗教こそ唾棄すべきものと考えているので「阿呆いうな」である。
自分は何となくでしか消化できていなかった、狩撫麻礼のいう「己の実感で立ち向かっていく」という言葉の重みを今更「実感」する。

 


コミュニケーションを欲する人

2024年10月13日 21時55分22秒 | 思うこと

ものすごくコミュニケーションを欲している知り人がいる。
ただ彼は、話し下手なうえ、口が悪く、おまけに気分屋で、地雷がその辺にあり怒りっぽい。
そしてそれらを自覚していない。
よって人から避けられるので、余計にコミュニケーションを欲するという悪循環。
しかし強くコミュニケーションを欲する人って、他の人でもそんな感じのタイプが目につくような気がする。


笑わせんじゃねぇ、笑いたくねぇ

2024年10月05日 16時15分20秒 | 思うこと

 

例えば車を運転してたり、買い物に行ったり、人間関係だったり、小さな腹立たしい事や諍いは常日頃あれど、何つーか、数年前くらいから何となく感じるようになったことがある。
勿論そういう中にも不幸な事故や事件があるのも重々承知した上で書くのだけど、世間や社会に対して腹立ってブリバリ意見をいえてるうちはまだ平和なのかな、と。
なぜなら経済、自然災害、世界情勢などスケールのデカい底の抜けたネガティブな要素がズラリと立ちはだかると、不安や心配の方が先に来るからである。

昭和の頃は映画やドラマで終末ものがよく作られていたけど、ホンマに良くない時代になると、そういうのは洒落にならないから目にしない。
さらにはバラエティだけでなく、歌番組、ドラマ、街ブラ、情報番組ならまだしも、報道番組にまで笑芸人が起用されているが、「笑わせんじゃねぇ、笑いたくねぇ」(RCサクセション『黒くぬれ!』)である。
もちろん笑芸人に罪はないのだけど、不安なことを少しでも薄めようとしてんか?と勘ぐってしまう。