日本の貧困層14% 先進国では2位
更新時間:2006-07-20 11:57
日本の貧困層の割合が、先進国の中で2番目に高い水準であることが分かった。
これは、OECD(経済協力開発機構)がまとめた報告書で明らかになったもの。
報告書によると、税金などを除いた可処分所得について、日本の2000年の分布を調べたところ、平均的な所得の半分に満たない貧困層が全体の14%近くを占め、アメリカに次いで先進国の中で2番目に高い比率となった。
報告書はその理由として、景気の低迷で正社員が減り、賃金が安いパートなどが増えたことを挙げている。
報告書はまた、「不平等の度合いが増している」と指摘するとともに、こうした格差の拡大は、所得が低い世帯の子どもたちの教育水準の低下などを招く恐れがあるという懸念を表明している。
そして、構造改革への抵抗を強めかねない格差拡大を防ぎ、デフレの再燃を回避するよう警告している。
更新時間:2006-07-20 11:57
日本の貧困層の割合が、先進国の中で2番目に高い水準であることが分かった。
これは、OECD(経済協力開発機構)がまとめた報告書で明らかになったもの。
報告書によると、税金などを除いた可処分所得について、日本の2000年の分布を調べたところ、平均的な所得の半分に満たない貧困層が全体の14%近くを占め、アメリカに次いで先進国の中で2番目に高い比率となった。
報告書はその理由として、景気の低迷で正社員が減り、賃金が安いパートなどが増えたことを挙げている。
報告書はまた、「不平等の度合いが増している」と指摘するとともに、こうした格差の拡大は、所得が低い世帯の子どもたちの教育水準の低下などを招く恐れがあるという懸念を表明している。
そして、構造改革への抵抗を強めかねない格差拡大を防ぎ、デフレの再燃を回避するよう警告している。
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