根子岳山窓

(阿蘇住人の山行記です。)

マゼノ渓谷 10月31日(土)

2015年10月31日 22時59分03秒 | 熊本県

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                      マゼノ渓谷 トレッキング         
                            (沢登り)

                               快晴 

    * マゼノ渓谷への案内 ←(Yahoo地図検索)
    * 熊本県 環境立県推進課 「水の国 くまもと>水の名所>マゼノ渓谷」 ←(参考資料)

     [「くまにちコム」記事をキャプチャー] 

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〇新聞記事(くまにちコム)で「マゼノ渓谷の紅葉見頃・・・」との記事を見て物見遊山の
 気分が湧き、早速見分することとした。
 明日からは天気は下り気味・・・であれば、今日しか無い。
 車は女房が陶芸教室に出掛けている・・・それでは、山友の石ちゃんを急きょ誘い彼の
 軽トラで行くこととした。

〇マゼノ渓谷に行くのは、今回か初めてであるが周辺原野に在る「押戸石」には何年か前
 に行ったことがある。
 その時は、押戸石駐車場に行く分岐を左折せず、直進して車道行止まりから道なりに歩き
 渓谷に至った。
 渓流沿いを遡上し、静寂な木立と一枚岩の川床を流れる清流の美しさに感動して帰った、
 その思い出がある。
 今日行くマゼノ渓谷もそういうイメージを思い巡らし200円の入場料を支払って牧野駐車場
 に入った。

〇駐車場から渓流の右岸沿いの遊歩道を5分も歩けば渓流を渡渉して左岸側に散策路が
 つけられ、入口の看板にはマゼノ滝まで500mと案内されている。
 渓流の水は少なく川床を埋める岩の景観に魅せられ、散策路を止めて沢登をすることとした。

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(行程) マゼノ渓谷入渓(発13:10)→マゼノ滝(着13:35~発13:45)→遡行を打ち切り牧野道に上がる  
      (14:10)→牧野道散策後折り返す(14:25)→遊歩道→マゼノ渓谷入口(着14:50)

         [渓谷に流れる川床を渡渉して、散策路入口に建つ案内板: 復路で撮影]

                [入渓後、遡上10分の地点: 水量が少ないので楽に散策]

          [穴が開いている巨岩で人が楽に通れる・ 自称「馬の鼻くぐり岩」
          
 (地形が馬の背中に似ているからマゼノ渓谷と云うのであれば、
                             この岩を「馬の鼻くぐり岩」と名付けよう) 

                      [マゼノ滝: 渓谷一番の景勝スポット]

            [滝口の風景]

     [滝口から更に5~6分遡行した景観で川幅が狭くなり水深もあり、右岸の岩頭を辿る]

      [浅瀬が広がる河原で下流側は一枚岩の川床となり、緩やかな渓流の癒しを味合う]

              [一枚岩の川床]

               [牧野道に咲く梅鉢草]

[ 渓流から上がり、牧野道を散策: 渓流の源頭(谷の最上流)付近かと思われる、ここで折り返し下山]

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(沢登りを終えて)

〇下山路は散策路を歩いたが、一般の散策路はマゼノ滝が終点地となっている。
 散策路の景観で、マゼノ滝周辺以外は何も特筆するものが無かった・・・・
 その点では、沢登したことで渓谷の素晴らしい景観と出遭うことが出来た。
〇沢の遡上は、滝までは谷を深くつくり、浸食により洗い出された岩塊が川床を埋め
  荒々しく変化する沢であった。
 滝の上流になると、広い河川敷を成し、浅い水深で一枚岩の川床も散見され、
 下流側とは別世界の風情を楽しむことが出来た。

(最後に)

 「マゼノ」とか「ミステリ-ロ-ド」とか神秘的な名前に、この地域の人々のネ-ミングの
 面白さを常々感じていたので、名前の由来をネツトで調べた。

①   マゼノについて
 この地域一帯の「原野の地形が馬の背中に似ている」と云う事から、この名があると
 一般的には説明されているが、
 もともと「間瀬野(マゼノ)」という地名があったと云う事が分かった。

*参考とした資料
「阿蘇草原再生プロジェクト> 活動報告:様々な形で牧野の利用と維持管理を続ける>間瀬野牧野共有組合」
     ↓ [上記資料の一部をキャプチャ-したもの]

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 ②   ミステリ-ロ-ドについて
   正式名所は「南小国西部地区農免農道」といい、
  公募で付けられた愛称名が「マゼノミステリーロード」
 (南小国町西部から阿蘇市の北外輪山までの牧野を貫く農免農道で2010年03月29日開通)

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(2015-12-27日 加筆)

 

                  

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