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とある若者が徒然なるままに送る日記です。

数学だけ5時間の入試

2006年03月11日 16時38分58秒 | 社会
数学だけ5時間…東工大「究極の1科目入試」今秋から

 数学1教科だけの5時間の試験と書類選考だけで合否を決める――。

 “究極の1科目受験”と言えるユニークな入試を、東京工業大学理学部が今秋実施することを決めた。

 センター試験の結果は参考にせず、面接も行わない。国立大学の入試の中で最も長い1教科試験になるとみられる。

 東工大によると、2007年度入学予定者に対する試験で、実施時期は今年11月。午前と午後に2時間半ずつの制限時間を設け、それぞれ2問程度を出題する。定員は20人。

 物事を深く考え、じっくり課題に取り組む能力が落ちているとの見方から、公式や知識を問う難問ではなく、考える力や解き方が重要な問題を出す。

 大学側は、物理や化学などの能力も数学の試験で類推できると判断している。想定問題や解答例は、5月ごろ公表。合格水準に達する者が定員に満たない場合、欠員は2次試験前期日程の募集人員(165人)に加える。後期日程は廃止する。

 文部科学省によれば、論文を除く今年度の国立大入試で、1教科で最も試験時間が長かったのは、金沢大学理学部数学科の数学で3時間だった。(読売新聞)

千葉大学理学部で数学の出来る学生を確保したいために、飛び級制度を設けたことは数年前から騒がれている話である。今度の東工大は飛び級ではなく、数学の考え方がしっかりしている学生の確保という名目である。果たして成功するのか。東工大は全国規模で人気のある大学なので、数学が好きだったり、数学が得意な学生が受ける可能性は大きくある。5時間という時間が受験生にどういう勝因や敗因をもたらすのか。今までは金沢大学の3時間というのが最長らしいが、金大ではこの入試でどういう学生が入っていて、どういう活躍しているのか、そういうことがわかると、東工大のケースにしても、金大のケースにしてもメリットが大きくなると思うのだが・・・。


5 コメント

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こんにちは (miki)
2006-03-12 13:54:41
ゼネラリストさん お久しぶりです。



コメントは書きませんが、いつも教育問題の記事は読ませて頂いています。

私の所の生徒だった子達がきっとゼネラリストさんと同じ位の年齢だと思いますので。。



また、色々と参考にさせて頂きますので宜しくお願いします。

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To mikiさん (ゼネラリスト)
2006-03-12 18:16:08
ご無沙汰していました。



mikiさんは教育関係に従事している方と聞いてるので、非常に嬉しい感想です。

僕と同世代ですか。教え子の皆さんはそれでは、もうじき社会で活躍するかもしれませんね。



今後とも、よろしくお願いします。
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5時間で、4問・・・ (サワヤカプリンセス)
2006-03-12 22:59:54


死ぬワ~~~



<物事を深く考え、じっくり課題に取り組む能力



のないサワヤカには



信じられない世界です~



頭のよい人が、世の中のために



正しく活躍してくださるのは



たいへん歓迎すべきことですよネ
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To サワヤカプリンセスさん (ゼネラリスト)
2006-03-13 13:40:07
昔、センター試験で5科目(公民を入れると6科目)を受けただけでも死にそうになりました。

朝9時半から17時までかかりましたからね。

なので、おそらく僕も無理でしょう。

「深く考える」なんて尚更のことです。



この前の(早大の)留学生の話ではないですが、学生はしっかりとした夢に向けて頑張って欲しいと思います。
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追記 (ゼネラリスト)
2006-03-13 14:56:14
>センター試験

センター試験で5教科6科目は、朝から夕方までというのを2日間(連続)ですからキツイですね。

模擬試験などは8時半からテストを受けて夕方までの1日で終わりますから、センター試験の改革が叫ばれている今、これからについて考えたいですね。そういうことを書き忘れたので今書きます。
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