iTunesを使って,iPhoneにエアチェックしたラジオを入れて,ドライブの最中に聴いてきた。
ところが最近iTunes経由のiPhone同期がめちゃめちゃ時間がかかる。バックアップにかなり時間がかかる。30分位かかる。だから,iTunesを経由しないで音声ファイルを同期する方法はないかな?と思って試行錯誤していた。
考えたのは,Lightningコネクタ付きUSBメモリで同期する方法。ラジオ番組はUSB端子付きデッキで録音しているから,USBメモリをそこに差して,ファイルを移動して,iPhoneに移動すればめちゃ簡単!と思って,mp3ファイルをiPhoneで再生できるアプリに対応しているLogitechのメモリを購入した。結構高かった。USB-C端子アダプタも付いているので,MacBook Proにも使える!と思ったのだが,なんとこのメモリを管理するアプリが,iPhone8には対応していない!iPhone8で操作できる機能とできない機能がある。mp3をiPhone8に転送する機能が働かない。何なんだ!
アプリの評価を確認してから購入するべきだった。アプリの評価にはそんなことが書いてあって★1つが付けられていた。昔のiPhone6Sを持っていたから,それだと機能するので,そこに入れてしばらく使っていた。しかもこのアプリ,音声を流したら,一時停止ができない。他のアプリを起動すると音声が止まる。そして次に音声を流そうとすると,最初から流すしかない。サンデーソングブックをドライブしながら聴くには,ほぼ1時間ドライブしっぱなしにならないと行けない。途中トイレにも行けない。本当に陳腐なアプリを開発したものだ。
他に音声ファイルをiPhoneに転送する方法って,ないのだろうか?と思って気づいたのが,iCloudを使うことだ。
iCloudのフォルダを今は自由に作成することができる。そこにmp3ファイルをコピーして,iPhoneのブラウズアプリでダウンロードすればいいのでは?と気づき,やってみたら簡単にできるではないか。しかも,一時停止,途中からの再生も簡単にできる。何なんだ!Apple社の製品は「こうやってみたい」というのが当たり前に実現できている。こういう製品デザインができている企業って,そんなにないよなぁ。
早く気づいていれば,無駄なお金は使わなかったかもしれない。まぁ,USB-AとUSB-Cどちらも使えるメモリを手に入れたと思えばいいのか。この歳になって,ICT機器,ガジェットをたくさん検討して手に入れてきたが,「人柱」的なことって,まだまだ経験するんだなぁと思った。