先週の木曜日にmacbookのHDDが吹っ飛んでしまって、昨日火曜日にほぼもとの環境に復旧した。そのいきさつを記す。
木曜日
handbrakeを動かしたまま席を離れる。戻ってきたらカーネルパニックを引き起こしていた。うんともすんとも言わないので、何も考えずに電源ボタン長押しで再起動させた。
そうすると画面にフォルダーのアイコンと「?」のアイコンが合わさったものが出てきて、うんともすんとも言わない。職場にはOSXのインストールディスクがなかったので、少々早めに帰って家で復旧作業を試みる。
結局HDDを認識していないということがわかり、HDDが逝ってしまったので、黙祷する。
金曜日
職場にはパソコンを持ち込まず、1日パソコンのない仕事をおこなう。もしかしたら初めてかもしれない。新たなMacBookを買おうか?とも思ったが、財政難なので、HDD換装を決意する。少々早めに帰り、内蔵HDDを購入する。ビックカメラには500GB2.5インチはなかったので、ヨドバシカメラに行く。あったあった。14,500円。
HDD換装にはT8トルクスドライバーが必要なので、ヨドバシで買おうと思ったら、2本で600円ぐらいだった。うーん、高い。100円ショップに売っていると聞いたので、見にいったら残念ながらなかった。そこでホームセンターで200円くらいで買う。手間がかかるなぁ。
食事の後換装したらあっけなく認識した。外付けHDDを繋いで、Time Machineであっけなく復旧した。
Boot campでWindowsXPを入れる作業に移った。以前にMacminiを購入したときに入れようとするとファイルが読み込めない時があったから、どうなるかな?と思ったが、案の定読み込めないファイルがたくさんあった。一応それらはキャンセルして最後まで持ち込んだのだが、結局再起動後XPインストール画面にはならず、お手上げ状態だ。XPのインストールディスクには円形に傷がついている。これが原因だよなぁ。いったいいつ付いたんだろう?そんなに頻繁に使ってはいないんだけれど……。
傷が付いているから、Microsoft社に電話すれば交換してくれるかな?と思い、電話をするのだが、「XPのサポートは終了しました。」との対応で、後は有償サポートになるそうだ。うーん……。
ネットで調べてみると、製品版の場合は有償で交換してくれるということなのだが、土・日はサポートが休みだ……。うーん、どうしよう。
いろいろむしゃくしゃするので、Snow Leopardにアップグレードしようと思った。ここまでくれば、職場のプリンターに繋げられようが繋げられまいがもうどうでもいいという自暴自棄になっていた。
Snow Leopardのインストールディスクを挿入する。が、なんと、HDDのフォーマットが対応していなかった。一番初めのフォーマットの時に、「Windows用」というものにしてしまったらしい。Boot campで入れるからと思って、32GB分だけそのフォーマットと思っていたが、全体がそのフォーマットになっていた。Time Machineで復旧でき、Leopardが動いているにもかかわらず、Snow Leopardにアップグレードできないという不思議な状態だ。
土曜日
諦めて、また1からの作業である。HDDをOSX拡張で再フォーマットし、Snow Leopardのディスクを入れ、Time Machineで復旧する。その後Snow Leopardに拡張した。この時点で、WindowsXPのCDを交換してもらうという気持ちがどんどん低くなり、近くのソフマップで安いXPマシンを購入しようか?と思うようになってしまった。
日曜日
長男のサッカーの大会の応援があったので、帰ってきてからソフマップに向かった。XPパソコンはいくらぐらいなのか?と思ってみていたら、5万円以上のものがざらである。うーん、どうしようかと迷っていたら、ネットブックが目に付いた。2万円強である。店員にいろいろ聞いて、結局21,000円の
ASUSのネットブックにした。CPU800程度で、メモリは1GB、HDDではなくSSD16GBだ。16GBは少なすぎるが、一太郎とロータス123とMicrosoftオフィスを入れてあとはバンドルソフトをあらかた削除するつもりなので、いいだろう。
ソフマップのクレジットカード会員になってしまった。うーん、一般会員は有料で、クレジット会員だと無料になる場合にすぐにクレジット会員に飛びついてしまう悪い癖が出てしまった。それでも1,000円のポイントサービスを使えたからよしとするか。2,000円で3年間の延長保証に申し込み、実質22,000円となった。
家で一太郎を入れた。一太郎2009はダウンロードで買っていたので、USBメモリに移してインストールすることができた。しかし、他のソフトはCD-ROMなので、CDドライブを接続しなければならない。うまくできるだろうか?
イー・モバイルのD02HWは簡単に接続することができたし、家の無線LANも簡単に接続することができた。楽ちん楽ちん。ネットに繋げるのは難なくクリアーした。
月曜日
職場においてあったWindows Me時代のCDドライブを接続しなければならない。CDドライブのドライバーはCD-ROMで提供されているという矛盾がある。別のCDドライブで読み込み、データをUSBに移してインストールしようと試みるが、「OSが対応していない」というエラーメッセージでインストールソフトは起動できない。Windows Meにしか対応していないのだ。
そこで
このサイトを見つけることができた。何回か繰り返すうちにドライバーがインストールされ、無事にCD-ROMを読み込むことができた。よかったよかった。
火曜日
一太郎を使って仕事をし始めたが、設定が全く初期の状態で非常に使い勝手が悪い。昔の設定がたしかiDisk上にあったよなぁと思って、ネットからダウンロードしようとしたが、バージョンが違うということではねられた。結局家にあるWindowsXPマシンに入っている設定をコピーして環境を移行した。Boot campが生きていたときに、きちんとネット上にバックアップを取っておけば良かった……。悔やまれる。
HDD崩壊により、出費を約35,000円しなければならなかったが、HDDが3倍以上になったし、Boot campに切りかえなくても一太郎を使えるようになったし、Snow Leopardにしてwebはさくさく見ることができるようになったから、まずまずかなぁ?と思うのだ。
そして今までmacbookがなにかの不具合でスリープできなかったのだが、HDDを変えたからなのか、一度バッテリーを外したからなのか、スリープできるようになった。そして起動も早くなった。これでmacbookの使い勝手がとてつもなく良くなった。スリープができなくなる不具合があったから、iPodtouchを買ったり、家にmacminiを買ったりしたのだが、それらが必要なくなったりして……。でも買っちゃったものはしょうがない。有効に使おう。
今まで外付けHDDに置いておいたいろいろなデータもMacに移行してしまおうかな?そうすればTime Machineのバックアップ対象になるし……。つくづくMacはいいパソコンだと思うのでした。ネットブックのWindowsXPのバックアップをどうするか……。データが吹っ飛んだとしても、必要なデータはDropboxにあるし、あとはソフトをインストールするだけだから、いちいちしなくてもいいかなぁ?Windowsのバックアップソフトでまともにシステムまでバックアップできたことがないんだよなぁ。