■ 柿本神社/葛城市柿本
▲近鉄御所線の近鉄新庄駅のすぐ横に鎮座します。
柿本神社
祭神は「万葉集」第一級の歌人と称される柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)です。石見国(島根県益田市)で没した人麻呂を770年に改葬して、かたわらに社殿を建てたのが始まりといわれています。
隣接する影現寺(ようげんじ)と共に、人麻呂の命日に毎年4月18日にはチンポンカンポン祭が行われます。
人麻呂による葛城をしのぶ歌としては、「春楊(はるやなぎ) 葛木山に たつ雲の 立ちても坐ても 妹をしそ思ふ」があります。
<葛城市役所HPより>
▲正面。
▲拝殿から境内を望む。
▲筆柿。
筆柿
この木は「ぶどう柿」とも呼ばれ、古来より大事に育てられ、親しまれています。
兵庫県明石市人丸町にある「柿本神社」にも同じ樹齢と思われる筆柿があり、神木とされています。
毎年秋には1.5cm~2.5cm程の柿色から褐色の筆の穂先のようなかわいい実をつけます。
皆さんと守り育てましょう。
▲柿本人麻呂の墓。
左に歌碑と歌塚。
▲境内社。
▲本殿。
2014年5月19日撮影
LUMIX DMC-LX5/3shot JPEG(±3)/Photomatix/Elements