今日は前回紹介した本に続き、違う感動を味わえる本を、もう一つ紹介
「還るべき場所」という本。
ヒマラヤK2の未踏ルートに挑んでいる途中、雪崩が起こり、壁から剥がされ二人は宙吊りに。
・・・が、暫くしてロープに振動が!
彼女は生きている・・・アッセンダーを使って登ってこようとしているのかもしれない。
安堵のため息をついたまさにその時、ロープへの加重が消えた。
ロープを手繰り寄せたその末端は・・・鋭利な刃物で切断されていた!
とまぁ、このように
いろんな意味で最高のパートナーであった彼女を失う場面から
この物語は始まるワケですが・・・このあと彼はひょんなことから再びこの地へ訪れることになり
彼を取り巻くいろんな人物の思惑や背景が、また更に面白くこの物語を後押しし
それはそれは素晴らしい仕上がりとなっている訳なのです
2号はこれを読み「日常の些細な事なんて、取るに足りない事なんだよ。」と
更に寛大になっておりました2号よ、これ以上寛大なんて・・・おまえ神だな
なんだかんだ申しましても、この作品は「山」を愛すべき人なら
必ずや満足して頂ける一冊だと思います。
是非是非一読ご覧あれ
「還るべき場所」 著者 笹本稜平
発行所 文藝春秋
「還るべき場所」という本。
ヒマラヤK2の未踏ルートに挑んでいる途中、雪崩が起こり、壁から剥がされ二人は宙吊りに。
・・・が、暫くしてロープに振動が!
彼女は生きている・・・アッセンダーを使って登ってこようとしているのかもしれない。
安堵のため息をついたまさにその時、ロープへの加重が消えた。
ロープを手繰り寄せたその末端は・・・鋭利な刃物で切断されていた!
とまぁ、このように
いろんな意味で最高のパートナーであった彼女を失う場面から
この物語は始まるワケですが・・・このあと彼はひょんなことから再びこの地へ訪れることになり
彼を取り巻くいろんな人物の思惑や背景が、また更に面白くこの物語を後押しし
それはそれは素晴らしい仕上がりとなっている訳なのです
2号はこれを読み「日常の些細な事なんて、取るに足りない事なんだよ。」と
更に寛大になっておりました2号よ、これ以上寛大なんて・・・おまえ神だな
なんだかんだ申しましても、この作品は「山」を愛すべき人なら
必ずや満足して頂ける一冊だと思います。
是非是非一読ご覧あれ
「還るべき場所」 著者 笹本稜平
発行所 文藝春秋