前回の続きです。
5合目とな!?
隊長は先の岩登り(4m弱)で、まだ足の震えが止まっておりません・・
しかし今日のお山は自分で選んだため、いつものように2号に文句は言えません
がんばるぞ~~~っ
はて???一升水とは何だろ???
・・・どこからも流れている水は無く
強いて岩場から数秒に一滴したたり落ちる「水滴」を発見したのみ。
どちらかと言えば、隊長から未だ流れる滝汗の方が
「一升水」と呼べるだろう。名前の由来は未だ謎だ
さ、気を取り直して来た道をやや上方に登り返すと
・・・そびえ立った先の崖は、通行禁止だったのか
無事通過したことをありがたく受け止め進みます。
2号がこんな所に船の形したケルン(!?)を発見
珍しくウケていました。未だに2号のツボが理解できない
少し登ると2度目のチョットした鎖場がありました。
いやいや大丈夫ここはさっきに比べれば大したモンではありません。
行きましょう
ほらね段々行ける気がしてきました
以前より高さに平気になっている自分を発見しました
この冬の間にも「高さ」に慣れるよう、自主的にトレーニングしてきた甲斐がありました
これだけ広さがあれば大丈夫です。
この日は「雨」の予報があったにもかかわらずまだ快晴
遠くの山々まで見渡せる日和ですさ、お天気がよいうちに登り切っちゃいましょう。
数分登ると広場に出ました。
ここで一休みして水分を補給いたします
くぅ~っンまいっ
では先ほどのダメージもそろそろ癒えてきたので・・本日のメイン
最高峰の頂上へ行ってみよっ
心なしか沈んで歩いてる様に見えますが
・・いや、期待に足がちょっと震えてるだけですご心配なさらずに
登りはね、結構な高さでも頑張れるんです。
ここは横幅も十分ありまして
さほど高さは気になりません。ホンマかいな??
大丈夫!平気だよって自己暗示をかけながら登って行くのですが
途中で「呪文」を唱えてるような不気味さに気づき
心の中で自分を応援することにしましたすると・・ほらっ
到着ですお見せできないのが残念ですが
向こう側の隊長の顔は「どや顔」満面の笑みでした
んがしかし・・その隊長の目線の先にある岩は・・何
「2号、ここ登る???」
「いや勿論登るだろ」
たかだか3mあるかないかの岩ですが、何故か恐いです。
恐る恐る登りましたが・・・
ご覧とおりビビりまくり
「2号~、も少し先まで行かなきゃだよね???」
「当然です」
ヨロヨロと歩きだし・・
ついに山頂こえぇ~っ
「えぇっとぉ・・ここが360度見渡せる大天狗でございます」これでいいかな
久々の山頂到達に2号はご満悦の様子ですが・・
2ご~~っ、怖くて下りれないっす
結局ここもまた 2号は踏み台として大活躍したのであった御苦労であったな
では、ドンドン下るとしましょう。
う~ん・・つい怖いと岩に背を向け、滑り降りたくなるです
危ないから反対向いて下りなさいと2号に注意されてしまいました
登って来た岩場は、高所恐怖症の隊長にはあまりにもハードルが高く・・
左右を見渡し、なるべく岩場を避けて坂道を恐々下りて行きました。
絶妙なバランスで保っている岩たち
それでも・・・
足がすくむ岩場は
避けきれず
「2号~~~っHelp meですじゃ」
と、なかなかの迷惑っぷりを発揮しながら、やっとこ下りました。
「それでも・・去年の東鎌尾根での醜態よりは数段成長したね」
仏のような2号言葉に、胸を熱くする隊長
がしかし・・
この小学生2人、走るように登って行き
「あっ」と言う間に見えなくなりました
隊長のあの大騒ぎ・・どういうこっちゃ2号も思わず苦笑
ま、なんだかんだといつもお騒がせの隊長を見捨てず気遣ってくれる2号に
残りごはんでにぎって来た「おにぎり」を御馳走
美味しかったね
さ、ここからはそんな登りや鎖場はそんなに無いはず。
午後からの「ツール・ド・草津」のエントリーにはまだまだ余裕があるので
安全第一で下山開始です
まだまだ続く珍道中次回に続く。
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