http://www.wizards.com/dnd/Event.aspx?x=dnd/4new/event/dndencounters
(エンカウンターズのサイトです。投稿時点では蜘蛛女王の網ですが、シーズンが終われば表示も変わってしまいますのであしからず)
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シャドウデイルのまちの宿屋、古髑髏亭の使い込まれた品のいい酒卓に6人連れの冒険者たちがフル装備でw腰かけていた。
俺の名はマルクリール(Malklyr)、この黒い膚と白い頭髪を見てもらえば分かるとおり、アンダーダークからやってきたドラウ(drow)、黒エルフだ。…おおっと、そうやってガタっと卓から腰を浮かして柄に手をやるまねはしなくていい。この俺も、近頃流行りの「いいドラウ」ってやつだからだ(…と見渡せば、なんと6人中4人がドラウ。ヒューマンは1人だけで、もう1人は何とゴブリンではないか。)
100年ほど前は、まだドラウと言えば害虫扱い、一匹見つけたら百匹潜んでいると思え、見つけ次第殺せ、死にたくなければ生かして逃すな、…いやはや散々な言われようだったもんだ。しかし、誰かが風向きを変えるべくして変えていくのが世の中だ。そう、今じゃ知らない者はないD.D'U.と仲間たちの冒険譚が、俺たちを徐々に変えていった。そして今じゃ「すべてのドラウが悪いやつってわけじゃあない」と言ってもらえるまでになってきた。
しかも曲がりなりにも俺はパラディンをやっている。「ロルス」のじゃないぜ。むしろ、ロルスの手先の昔ながらの「悪い」ドラウをやっつける側に立つことの方が圧倒的に多い。へへ、同族殺しみたいな目をしたな?言いたいことは分かるぜ、だがお前さんだって自分と同じ種族の悪党が自分を殺そうとやってきたとき、博愛精神でさぁ殺していいぞとは間違っても言わないだろ?
俺たちは互いに「仕事」を求めてやってきた。この街の近くから、お宝のうなってるアンダーダーク地下世界へ通じる道があるらしいと小耳にはさんだんだが…どうやらそれがここ、古髑髏亭らしいんだな。危険が這い出るそんな通路はふさいでおくのが賢明だ。普通の神経なら誰だってそーする、俺だってそーする。領主様も固く禁じているって話しなんだが、それが困ったことに俺たちは普通の神経じゃないんだなぁ。
酒場をきりもりする肝っ玉母さんに手引き料を要求され、持ち合わせの足りない俺たちは「仕事を世話してもらい、金を作って」から地下に潜る算段をしようということでその晩は泊まったんだが…ちょうどその日に夜襲があったんだ。
知ってるかもしれないが俺たちドラウも眠るということをしない。理解できないんだ。
その代わりに、いわば瞑想を行う。トランスともいう。「いや、寝てるだろそれ」とつっこむやつも居るが、まぁ、お互い種族の事情が分からない以上、決めつけはしないのがいい。
で、その静かに身体を休めていると、俺たちの泊まっている二階の床下・・・つまり一階の酒場から悲鳴や怒声、エルフ語で何やら恫喝するような声が聞こえてきたんだな。まさか?武器を手に下りていく俺たちの前に、ドラウの一団が店の地下倉庫から出てきては客を襲っているのが見えた。俺たちに気付くと「憐れむような目をして」ロルスの恩寵の闇を張ってクロスボウを射かけてきやがった。そうくるなら俺たちだって身を守る必要があるよな!
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酒場、古髑髏亭の一階フロアを使っての戦闘遭遇となりました。
敵はドラウの雑魚と暴れ役と砲撃役かな。クラウド・オヴ・ダークネスを張って戦術的優位を取ってのクロスボウ射撃など、ドラウらしい戦術でダメージを与えてきます。
俺っちのキャヴァリア(パラディン)のマルクは、ディフェンダー・オーラを張って射手を牽制してました。相手がCoDを張ったとしても、オーラ内でキャヴァリアを含まない攻撃を行えば機会アクションで固定値ダメージがとぶため、雑魚は「キャヴァリア以外を攻撃しようとすると死んでしまう」ことを理解するからです。
撃破役3名という頼もしい構成のため、グリッド上で戦線は拡散したものの、着実に敵が落ちていきます。
戦闘が済んで、瀕死のNPCたちを回復してあげたりしていると、店の主人から感謝の言葉と「あんたたちを望みどおりアンダーダークへ案内してやろうじゃないのさ」フラグをゲット。そして、ドラウやゴブリンのPCには知る由もないのですが、この街出身のヒューマンPCの脳裏にだけ、偉大なるエルミンスターのテレパシーが鳴り響くのでしたー!(謎)
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シャドウデイルのまちの宿屋、古髑髏亭の使い込まれた品のいい酒卓に6人連れの冒険者たちがフル装備でw腰かけていた。
俺の名はマルクリール(Malklyr)、この黒い膚と白い頭髪を見てもらえば分かるとおり、アンダーダークからやってきたドラウ(drow)、黒エルフだ。…おおっと、そうやってガタっと卓から腰を浮かして柄に手をやるまねはしなくていい。この俺も、近頃流行りの「いいドラウ」ってやつだからだ(…と見渡せば、なんと6人中4人がドラウ。ヒューマンは1人だけで、もう1人は何とゴブリンではないか。)
100年ほど前は、まだドラウと言えば害虫扱い、一匹見つけたら百匹潜んでいると思え、見つけ次第殺せ、死にたくなければ生かして逃すな、…いやはや散々な言われようだったもんだ。しかし、誰かが風向きを変えるべくして変えていくのが世の中だ。そう、今じゃ知らない者はないD.D'U.と仲間たちの冒険譚が、俺たちを徐々に変えていった。そして今じゃ「すべてのドラウが悪いやつってわけじゃあない」と言ってもらえるまでになってきた。
しかも曲がりなりにも俺はパラディンをやっている。「ロルス」のじゃないぜ。むしろ、ロルスの手先の昔ながらの「悪い」ドラウをやっつける側に立つことの方が圧倒的に多い。へへ、同族殺しみたいな目をしたな?言いたいことは分かるぜ、だがお前さんだって自分と同じ種族の悪党が自分を殺そうとやってきたとき、博愛精神でさぁ殺していいぞとは間違っても言わないだろ?
俺たちは互いに「仕事」を求めてやってきた。この街の近くから、お宝のうなってるアンダーダーク地下世界へ通じる道があるらしいと小耳にはさんだんだが…どうやらそれがここ、古髑髏亭らしいんだな。危険が這い出るそんな通路はふさいでおくのが賢明だ。普通の神経なら誰だってそーする、俺だってそーする。領主様も固く禁じているって話しなんだが、それが困ったことに俺たちは普通の神経じゃないんだなぁ。
酒場をきりもりする肝っ玉母さんに手引き料を要求され、持ち合わせの足りない俺たちは「仕事を世話してもらい、金を作って」から地下に潜る算段をしようということでその晩は泊まったんだが…ちょうどその日に夜襲があったんだ。
知ってるかもしれないが俺たちドラウも眠るということをしない。理解できないんだ。
その代わりに、いわば瞑想を行う。トランスともいう。「いや、寝てるだろそれ」とつっこむやつも居るが、まぁ、お互い種族の事情が分からない以上、決めつけはしないのがいい。
で、その静かに身体を休めていると、俺たちの泊まっている二階の床下・・・つまり一階の酒場から悲鳴や怒声、エルフ語で何やら恫喝するような声が聞こえてきたんだな。まさか?武器を手に下りていく俺たちの前に、ドラウの一団が店の地下倉庫から出てきては客を襲っているのが見えた。俺たちに気付くと「憐れむような目をして」ロルスの恩寵の闇を張ってクロスボウを射かけてきやがった。そうくるなら俺たちだって身を守る必要があるよな!
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酒場、古髑髏亭の一階フロアを使っての戦闘遭遇となりました。
敵はドラウの雑魚と暴れ役と砲撃役かな。クラウド・オヴ・ダークネスを張って戦術的優位を取ってのクロスボウ射撃など、ドラウらしい戦術でダメージを与えてきます。
俺っちのキャヴァリア(パラディン)のマルクは、ディフェンダー・オーラを張って射手を牽制してました。相手がCoDを張ったとしても、オーラ内でキャヴァリアを含まない攻撃を行えば機会アクションで固定値ダメージがとぶため、雑魚は「キャヴァリア以外を攻撃しようとすると死んでしまう」ことを理解するからです。
撃破役3名という頼もしい構成のため、グリッド上で戦線は拡散したものの、着実に敵が落ちていきます。
戦闘が済んで、瀕死のNPCたちを回復してあげたりしていると、店の主人から感謝の言葉と「あんたたちを望みどおりアンダーダークへ案内してやろうじゃないのさ」フラグをゲット。そして、ドラウやゴブリンのPCには知る由もないのですが、この街出身のヒューマンPCの脳裏にだけ、偉大なるエルミンスターのテレパシーが鳴り響くのでしたー!(謎)