三日坊主の日記

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2016年 メッセージ

2018-12-07 23:19:52 | 映画

トンでも映画を観てしまったので感想を書くことになった。

最初に見たときは面白いと思った。今年スターチャンネルで放送した録画を今頃鑑賞して

評価A(残す)としてamazonのコメント★一つを読んでるうちに評価B(基本残さない)

に下げるべきと思い(感化されやすいんです)、掘り下げて消すことに。

 

映画の導入部は主人公ルイーズの娘さんの成長と死の回想で、その暗い雰囲気のまま現在へ

大学で教鞭をとるルイーズ。生徒はまばら。学生から大事件発生を知らされる。

世界の12箇所に現れた「種」(12と言えば陪審員となるが)

アメリカでは「種」の主人とのコンタクトが行われていた。言語学の権威で軍の任務経験のある

ルイーズを選択し、彼女が聞かされるのが異性物の呻き声?

ルイーズはこの異性物とのコンタクトを進めるチーム(もう一人は物理学者イワン)を組んで

「種」に乗り込む。そこはスクリーン越しに異生物と面会できるステージだった。

・・・ここまで辿り着いた経緯はカットされている。どちらが一歩を踏み出したかが気になるよね・・・

彼らが来た目的を聞き出すため

コミュニケーション(文字)の相互理解がコンタクトの第一歩なので

その解読作業がスリリングに論理を駆使して語られるので前半は異生物の形状には目をつぶって

楽しめた。

で、後半は一気に事件に引き込まれ有無を言わせず進展して終わるのだが、

その内容は

①中国軍の会話「12隻は技術を提供する」

②ルイーズに「武器を提供する」

③各国が反応して通信遮断。(他国に遅れはとらない)

④中国が「種」に宣戦布告。(今の軍事バランスを保持する為?)

⑤そのテクノロジーの答えは1/12の情報を一つにすること。光速度を越えて移動する方法。

 異生物の狙いはこのテクノロジーを全人類に配分する為には団結が不可欠ということ。

 ノンゼロサムゲーム:敗者を作らないゲーム(UFOテクノロジーを独占している米国への嫌味?)

ルイーズは現状を打開する為、単身「種」に乗り込む。

⑥ルイーズにあなたの武器を使え。

⑦3000年後に人類の助けがいる。だから人類を助けに来た。

⑧この子は誰?(今頃?自分の娘だと気付いてなかったの)あなたの武器で未来を開ける。

⑨与えたのは彼らの言語。それで人類は未来を見る頭脳を手に入れることができる。

 コミュニケーションが取れたルイーズは自由に未来を見ることができた。

さて、ルイーズが見た未来は彼女が経験していない情報を中国の将軍から教えてもらう

今やるべき答えだった。

ルイーズが見たのは未来なの?この先で将軍と会ったときは、今、見た未来の会話は成立しない。

彼女が戦闘を止めた未来を確定する為に、その答えを引き出す未来を創造したことになる。

この強烈なご都合主義。

異生物は未来を見て、足りないものを補う為に人類の前に現れた。未来は変えられないのではなく

変えられるという話のようだ。

ラストの彼女の笑顔は刹那主義に没したものではなく。実体験でそれを確信したものなのだろう。

ーそれなら、ひと言欲しいよな。ー

それにしても全人類が未来を自由に変えられる他人をコントロールできる力を得たらと考えると

末恐ろしいです。「メッセージ 映画」の画像検索結果

 

 

 

 

 

 


未来は今 1994

2016-07-18 16:22:03 | 映画

フリークの多いコーエン兄弟の大コケした初期の作品。

こけた理由は予告編で作品中、引っ張っていた彼のアイデアを晒してしまったから?

それともキャプラ的な内容がミスマッチと嫌われた?

たぶん登場した天使に信者たちが大反発をしたからだと思う。

今回久しぶりの再見。

ジェニファー・ジェイソン・リー(当時32歳位)のじゃじゃ馬演技、虜になります。

芸達者なティム・ロビンスの愚図演技も安心して見られるし、

ポール・ニューマンも相変わらずだし。

残念なのは主人公の夢が叶って、頂上から突き落とされる陰謀に人の流れがなく短絡的。

アイデアを奪ったスキャンダルもフラフープか、曲がるストローかはっきりしないところかな。

それと自殺した社長が天国で天使になったこと。

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フラフープはワーム・オーの創設者であるリチャード・ナーとアーサー・メリンの2人によって再開発

もともと在った玩具を「フラフープ」という名前で商品化して他社製品との差別化に成功し58-59年でヒットを飛ばす。

59年にはプルートー円盤を買収し「フリスビー」と名づけて大ヒットを飛ばす。

ではこのヒット作の前に何を売っていたかというと、

チャップリンの「キッド」で窓ガラスを割ったパチンコ(スリングショット)と言うことで

映画で描かれたような大会社ではないようだ。

序でで「曲がるストロー」の発案者は坂田多賀夫さんで

エレベーターボーイのバズ(ジム・トゥルー・フロスト)ではありません。

 

 

 


天才マックスの世界 1998

2016-07-18 16:00:00 | 映画

自分が良いと思ったものは有無を言わず取り込み自分のものにしてしまう、妄想と実行力の人マックス。

彼は年上の先生を好きになるが上手く行かずテンポが崩れていって・・・

みたいな映画。

テレビカメラで撮ったような貧相な映像が最初気になる。

野暮ったい登場のヒロインがどんどん美しくなって行くところが良い。

監督:ウェス・アンダーソン

初見だったが調べてみると凄い監督らしい。

ここらをレンタルでみようと思う。

ヒロインのオリビア・ウィリアムズ(当時30歳位)が綺麗だったので機会があったら出演作を見たいと思う。

 

 


鹿男あをによし 2008

2016-05-16 22:03:40 | 映画

「かつて和の国と呼ばれたこの地には八百万の神が住んでいたという

 人々はそれを崇め自然と共に生きていた。

しかし幾千年の時が過ぎ、人々はいつしか自然に逆らうようになった。

そう、運命は己の手の中にあると信じ、大いなる力の存在のことなど、

 もはや忘れてしまったのである。

かつて和の国と呼ばれたこの地に史上空前の危機が今、襲い掛かろうとしている。

それを憂いた神の使いは西暦2007年の神無月。とある一人の男に白羽の矢を立てた。」

『鹿男あをによし』

このプロローグが利いている。

なによりも惹きつけられたのが鹿の群れが疾走するエンドタイトル。

5月15日 一気に10話を走破した。

原作をいじってるらしいがそれが見事に的を得てスタッフの実力、凄すぎる。

ただし、自分的には大和杯は剣道だけで良く、運動会にしたのは間違いと思う。

誰が狐で鼠なのかが物語を引っ張るのだが種明かしも綺麗にまとまっていて面白かったです。

玉木宏さんが素晴らしい。

男の凄みを出さないことでどこにでもいる感じの親近感を出せる役者さん。

綾瀬はるかさんのキャラクターはドラマ用に変更したと書いてあったがこれが大成功。

ギャラリーが物語を引っ張って行く。なんて刺激的!

綾瀬さんは完全に自分のものにしていた。

多部未華子さんも巧い。当時19歳!高1にしか見えない。

児玉清さんは当時75歳。階段を走ったのはスタントではなかったようだが?

GOODな演技でした。

 

見てない人には一見の価値ありです。

 

 

 


天才探偵ミタライ~難解事件ファイル「傘を折る女」~

2016-05-14 21:46:55 | 映画

5月14日

映画キャストのインタビューを見たことで

どんな作品か調べていたらyoutubeにテレビドラマがアップされていたので

観る。

玉木宏さんは普通にカッコいい。

坂井真紀さんの不細工がGOOD 。

勝村正信さんはいつも通り笑えるが。

堂本光一さんは演技がまだまだ。

小西真奈美さんは普通に影が薄い。

こじ付けと言われても仕方ない真相だが楽しく見れました。

で「鹿男あをによし」に辿り着き

こちらが面白そうなのでレンタルしようと思う。