ねこ☆にゃらーず

猫と暮らしながら感じること、動物ボランティアの日々のつぶやき

ねこマンガ作成中♪

それは、ボラではない(怒)

2009-08-24 13:02:15 | ボランティアの本音
ボランティアって、なんですか~~~~?

動物病院の待合室で、順番を待っていると
受付で、看護師さんと子犬を抱えた親子が騒いでる
言葉の合間に、「えひめイヌ・ネコの会」と聞こえる。

んん~~~「えひめイヌ・ネコの会」だと~~
じっとしていられなくて、
私:「すみません。えひめイヌ・ネコの会のボランティアの○○です。
どうかされましたか?」
看護師さん:「イヌ・ネコの会の人から、子犬を譲り受けたそうなんですが、
子犬の年齢が分らないとおっしゃって・・・。
先生が見た目で、だいたい分るんですけど。
たぶん保護した犬だから、正確な生年月日は分らないし、それでいいんですけど。」

飼い主さん、生真面目な人なのか?
「正確な生年月日が分らない!」の一点張り。

私:「会から譲渡された場合は、だいたい生後何ヶ月くらいですと、
お話させていただいたかと思いますが、譲渡契約書に保護した人の名前と
連絡先がありますから、保護主さんに確認してみてください。」
飼い主:「違いますよ!会から譲渡されたんじゃないの。」

私:「え?」
飼い主:「あなた、会の里親探しの時にいた人でしょ?
あの日、欲しい子犬がいなくて、あなたから言われて、
会のホームページ見たけど、欲しい子はいなくて、
あなたが動物愛護センターにも問い合わせてって言うから、
センターも見たけど、あそこ、もらったら後で近況報告とかしないとだめなのよ。
めんどくさいでしょ。だから、もらうの止めたの。
この子はね、地元のタウン誌のペットあげます欄に載ってて、
駐車場ですぐくれたのよ。○○って、おばあさん。会員さんみたいね。」

はあ~~~~
私:「○○さんから、どういう経緯で保護したとか、およそ何ヶ月ですよとか、
健康診断したかどうかとか、話はあったんですよね?」
飼い主:「いーえー。駐車場で子犬くれて終わりよ。」

ふざけんな~~~~
今回はえひめイヌ・ネコの会からの譲渡ではなく、
個人対個人の譲渡なのだけれど、ボランティアにたずさわる人間が
そんな手抜きでいいのか
何も聞かずに、ただ受け取って満足した飼い主さんもひどいけど・・・
普通、「何ヶ月くらいですか?」くらいは、聞かないかい?

飼い主さんは、その場で保護主に電話してくれ、
飼い主:「おおよそ生後1ヶ月位で、野良犬の子で、健康診断はしていないそうです。」
と、電話しながら院内で、私に報告してくれました

私は、自分の猫を抱っこしながら、会員○○に対しムカついていた。
○○め、健康診断や避妊去勢の話もしないで、まる投げか
今後も、この飼い主さんが困ったときも、助けないだろうな・・・
モンモンとムカついてると、ふと、ある考えが頭をよぎりました。
「これは、最悪の中のチャンスだよ!この人は、健康診断に来てくれた。
それで私と会った。この人に、健康診断の意味や去勢手術のこと、話せるのは
今しかないんだよ~~~~

うちの猫そっちのけで飼い主さんに話しかけ、病院の事、手術の事お話しました。
だって、今を逃したら、その人に大切な事伝えられない
飼い主さんは、ちゃんと話を聞いてくれたように思います。
もらわれた子犬が、幸せになる事を祈るしか出来ないけど・・・

しかし~~、○○め
即効、先輩ボランティアさんにこの事を話したところ、
先輩ボラさんが、○○に電話して「そんなんじゃ、いかんのよ~~」と
話したけど、○○おばあさんは、「そんな話しらんよ。」と、とぼけた
先輩ボラ:「にゃーもさんが、病院で飼い主さんとあんたが話しよったの、
知っとるんよ。その場にいたんよ。」
と言うと、
○○おばあさん:「そういえば、病院から飼い主が電話かけてきた。」と認めました・・・しかし、
「会からの譲渡じゃなくて、個人的にあげたんだから、文句ないでしょう?」
だって・・・

そもそも、このおばあさんは、自分に都合がいいように良くウソをつく人なのだが
会員になったのは、動物愛護の高い理想があるわけでもなく、
会員になったら、会から援助金やエサの物資がただでもらえるからで(要申請)、
里親探し会にも、健康診断を受けさせないまま子犬を連れてきてしまう・・・
何度、「病気がある場合があるので、健康診断してから連れてきて下さいね。
ノミやダニも駆除してあげてください。まず子犬の身体が心配だし、
万が一、子犬が伝染性の寄生虫とかいたら、他の子犬に移ります。
他の子犬にうつったら、その子犬と保護主さんが、かわいそうでしょう?
健康診断をしないと、他の人に迷惑をかけるんです。わかりますよね?」
と、何度言っても聞かないし・・・

ボランティアって、なんですか~~?
確かに目の前の子犬を助けるのは大事なこと、
だけど、健康診断や避妊去勢手術の話、啓蒙の話をしなかったら、
それは単なる、犬の横流し。
啓蒙しないと、どうなると思いますか?

手術しないので、もらわれた犬が妊娠。
    
子犬が増えて、捨てられる
    
保護する、でも啓蒙せずに、ただ渡す
    
手術しないので、もらわれた犬が妊娠。
    
子犬が増えて、捨てられる

    
無限ループですよ

啓蒙なしに犬猫は救えない。不幸な子達は、減らないんです。
それを省くのは自称ボランティア、自称愛護活動家だ
自称ボランティアの増やした犬猫を、ホントのボランティアが尻拭いしている。

これって、きっと全国どこでもある話なんです。
この話は、もう少ししたいので、また書きます。
公園の猫の捕獲の話、ちょっと待っててくださいごめんなさい

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