忘憂之物

回転寿司が回る理由 

■2009/09/17 (木) 回転寿司が回る理由 1

我が妻も大好きな「クレヨンしんちゃん」の作者が行方不明らしい。のりぴーなんぞよりも心配である。無事に早く見つかって、その時のことをネタに映画化にでもしてほしい。

実は私もなんだかんだと言いながらアニメ映画は好きなのだ。妻の影響だと言い訳をしながら、結構な数を観ている。それに、こう見えても(どう見えるか知らんが)絵心もあるつもりだ。最近は描かないが、昔、ド貧乏な時代には妻に絵を描いて贈ったり、絵本を描いたりしたこともあるが、コレは恥ずかしいから秘密だ。

もっと恥ずかしいことを言うと「アニメ―ジュ」なんて雑誌も買っていた。漫画家になろうと思っていた時期もあった。高橋留美子の書き下ろしとかセル画なんて付録にあった。こっそりと大切にしていたのだ。嗚呼ぁ、恥ずかしい。

もちろん、「男の子アニメ」は押さえてある。スポ根ものはあまり知らんが、こう見えても(どう見えているかはどうでもいいが)小さいときから、テレビでアニメが始まると大人しくなる子供だったのだ。だいたい知っている。ちゃんと「ドラえもん」とかも好きだ。

私はもう38歳になるが、それでも「ドラえもんの道具の中で、どれかひとつもらえるとしたら?」などというくだらない話題にもハイテンションで付き合えるほどだ。真夜中の公園で工作員1号と「バキの話」が明け方までできるのである。それも、「んじゃ、オレはもしもボックス!」とか「やっぱり、四次元ポケットでしょう!!」などというオールマイティな道具を嬉しそうな「ドヤ顔」で言い放ち、会話自体を面白くなくしたりもしない。ちゃんと、マナーのある「ドラえもん話」ができる男である。空気砲ほしい。

また、今「カムイ外伝」なんかが実写で映画化されたらしいが、なんか人権擁護委員会もない時代から「言葉狩り」みたいに「差別表現だ!」と騒がれて消える漫画やアニメもある。この「カムイ伝」もセリフが規制されたりしたそうな。小林よしのりの漫画にもあったが「めくらでねぇか!」というセリフが「目が不自由でねぇか!」に替わったとある。阿呆臭い話だ。あと、有名なところでは「ちびくろサンボ」がそうか。

「2」へ

■2009/09/17 (木) 回転寿司が回る理由 2

ンなら、アレはいいのか、あの「釣りキチ三平」とかは。あの「キチ」は間違いなく「キチガイ」の「キチ」だろうに。だって名前は「三平」でしょ?ま、どーでもいいが。

ならば、アレもそうか。あの「べっかんこう!!」という黒人の子供が出てくるやつだ。

そうそう、懐かしい!!「ジャングルくろべえ」だ。

うららら~~♪うらら~~じゃぁんぐるぅくろべぇ~~♪

ほら、主題歌も覚えている。たしか、くろべえの「くの字」は「くっちゃめちゃ」のくの字だ!あはは!!そうだそうだ!!木の葉が沈んで石泳ぐ!だ!あはは!魔法の力だ!魔法の力だ!あーうーべー!あ、べっかんこう~~~♪・・・いや、毛髪検査は結構だ。

ん?ところで、この「べっかんこう」とはなんだ?

やはり、アレか、想像通り「あっかんべー」のことかと思ったら、やっぱりそうだったという今日この頃、みなさま、希望は捨てずに頑張りましょう。乗り切りましょう。

んで、

調べてみた(ヒマか!!)。

この「べっかんこう」・・なんと「武士言葉」だった。(武士の日本語 野火迅著)

「布施甚五郎」という男がいた。この男は緊張するとくしゃみが出る。あるとき、仲間が連れてきた女性の前でムズムズし始めた。タイプだったわけだ。んで、甚五郎は我慢するわけだ。目を開いたり、口を曲げたり、顔面を激しく動かしてくしゃみを止めようと試みる。その様子が「あっかんべー」だったわけだ。なるへそ。

上司に文句を言われて下を向いて・・・べっかんこう。
嫁はんにガミガミ言われても・・・・・べっかんこう。

▲に「タバコ吸ってますやん!」・・・・べっかんこう。理事長が電話してきて、飲みに行こうと思ったけれども、もう、京都まで来たから、もういいや、あははwwwって、べっかんこう!虹の会長が「副会長、パンツが見えてますよ」・・・あ、ホントだ。

広島でタクシー乗ったら、となりが「し様」で、「ちよたん、汗、臭い。」って言われて・・・べっか・・ごめんなさい。しかも「汗臭い」と「汗、臭い」は明らかに意味が違ってくると思われるのだ。汗が臭いのか、私が臭いのかという話になってくるのだが、まあ、とりあえず着替えてくる。9月だから涼しい?なに言ってんの?

「3」へ?

■2009/09/17 (木) 回転寿司が回る理由 3

ともかく、だ!

なんだこの「べっかんこう内閣」は!

http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090917/trl0909170048000-n1.htm
<千葉法相 死刑執行に慎重姿勢>

<また、千葉氏は、死刑執行について「死刑は人の命にかかわるので法相の職責を踏まえて慎重に取り扱う」と慎重な姿勢を示した。>

んで、出ました「人権侵害救済機関」という名の言論弾圧機関。

<千葉景子法相は17日未明の就任記者会見で、思想・言論の自由の制限につながると指摘される人権侵害救済機関について「国際的にみても(設置が)当たり前の機関だ。実現に向けて早急に取り組みたい」と述べ、内閣府の外局として設置する考えを示した。>

http://www.asahi.com/politics/update/0917/TKY200909170133.html
<「温暖化税」4年以内に導入 小沢環境相が明言>

売国に増税。言論弾圧に職務放棄。

そら、「さぐり」も入れられる。舐められているというレベルではない。

http://mainichi.jp/select/world/news/20090916k0000e030059000c.html
<露大統領:日本に四島返還の放棄求める考え示す>

韓国でも天皇陛下に「謝りに来い」と言い出したらしいじゃないか。仮想敵国といってよい反日丸出しの特定亜細亜をどこまで調子付かせるつもりなのか。アメリカが不信感を顕にし、支那朝鮮が手ぐすね引いて擦り寄り、ロシアまでもがチンピラ根性を隠さなくなった。これが日本の国益だといえるのか。コレが友愛社会だと喜んでいる人はどういう人なのか。

また、週刊新潮の9月24日号には、与那国島の牧場経営者で防衛協会の副会長も務める糸数健一氏という人が「日が暮れる頃、中国の調査船が岸スレスレに近づいてくる」と述べ、領海侵犯など珍しいことではないとしている。

「4」へ

■2009/09/17 (木) 回転寿司が回る理由 4

日本がついに念願の「友愛政権」となった暁には上陸すらあり得るのではないか。現に同氏は「夜間に上陸してもだれも気付きはしません。私は中国は海底の地形や海流だけではなく、島々に上陸して各種施設まで調べている可能性があると思いますよ」と恐ろしいことを述べている。これを「そんなことあるはずない」と言えるだろうか。支那共産党の人民解放軍が「堂々と」上陸して調査し始めるのは、実は、もうすぐなのではないか。

そしてそのとき、この国の総理大臣は「遺憾の意」すら発せないのではないか。東アジア共同体などという妄想を抱きつつ、奇妙な笑みを浮かべて、中空を浮遊する虚ろな眼つきで「日本人民のみなさま、コレが友愛です。日本の領土は日本人だけのものではありません。みなさまもどうぞ、中国に自由に出入りしてください。韓国にも行ってください。北朝鮮との国交正常化の暁には、北朝鮮人民共和国にも行けるのです!」とでも言うのだろうか。寒気がする。

選挙前にはひた隠していた「裏マニフェスト」も、実行するとなれば情報も染み出してくる。テレビでは決してやらないが、着々と売国政策が実行され始める。

真っ赤な舌を出しながら、どこの国民か知らんが「国民の生活が第一」という美辞麗句に「政権交代」というワンフレーズが加わった。これに「母子加算がもらえたら、その分は貯蓄します」などと平然とのたまう非常識な国民が挙って投票した。「自民党はダメだ」といえば「なんちゃって政治話」になった。なぜ?と問われても、返す答えはテレビの中に見つけることが出来た。スポーツ新聞の見出しを繰り返しておればよかった。

つまり、もういい加減、「知らなかった」は通用せんということだ。あくまでもリアルな意味で、だ。あくまでも現実問題として、だ。

「5」へ

■2009/09/17 (木) 回転寿司が回る理由 5

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「べっかんこう」とは「べかこう」が訛ったものだ。更に「べかこう」は「目がご」という方言が語源となる。そして「がご」とは人を喰らう「化け物」のことだ。子供向けのアニメである「ジャングルくろべえ」が魔法をかけるときのポーズは「あっかんべえ」という可愛らしいイメージが含まれているが、本来の意味は「化け物の顔」だったわけだ。

下まぶたを指で下げ、赤い部分を見せながら真っ赤な舌を出す。表では笑顔で、ときには真剣な表情で、浮かれず、驕らず、「気さくな総理大臣」であり、フェミニストが腕組みしながら感涙するほどの愛妻家で、諸外国から大歓迎される日本の新しいリーダーは、後ろを向いたときに「べっかんこう」をしていた。

多くのマスメディアは正面からしか映し出さなかった。それでも、多くの日本人は画面の裏側の「べっかんこう」はバレバレだと思った。しかし、予想を上回る人たちが正面しか見ていないということがわかった。「べっかんこう」は300議席を超えた。もう、裏で舌を出す必要はない。もう、その「でかい口」を遠慮なく開けて剥き出しの牙を見せるだろう。

「助けてくれる」と思ったがそうではなかった話、「心の美しい善人」だと信じていたが、そうではなかったという物語は巷に飽き果てるほどあるはずだ。昔話に出てくる妖怪変化が、何らかの理由から力を失っており、その力を得るために村人や旅人を騙したりする話も数多くあるが、つまり、今回がそれだろう。

「ジャングルくろべえ」は魔法が使えたから財源なんぞどうにでもなっただろうが、まさか、今回の民主党に投票した人は「魔法のように生活が楽になる」とでも思ったのだろうか。鳩山由紀夫が総理ならば、働かなくとも回転寿司が喰えると思ったのだろうか。

回転寿司のベルトが回るのも、酢飯の上にネタが載っているのも、それがひとさら100円で喰えるのも、それは魔法ではなく、誰かが懸命に働いているからである。
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