手仕事しましょう♪

子どもを取り巻く生活、遊びにかかわる手仕事をしてみたい、作ってみたい大人を応援する手仕事講師のブログ

不機嫌な訳

2009-05-14 07:56:49 | 子育てのこと
写真は、私の入園式後の写真です。
どうですか?よく見てみると・・・・


不機嫌な顔、横を向いた顔、そらした視線、弛緩した体。
全身から

「写真に撮られるのが嫌」
「笑えって言われても笑えない」

というアンチテーゼがびしびし伝わってきますね(笑)

子どもらしい子ども、親の誘いにうまく乗れる子なら
親は何も思い煩うことはありません。
一緒に入園式をエンジョイできることでしょう。


この時に私は行事を重んじる父にこっぴどく叱られて
益々傷ついていました。
それでも今親として考えてみれば、複雑で手のかかる子で
申し訳なかったなぁ・・・という思いも生まれてきますが。



子どもが泣いたり、機嫌が悪かったりするのは、
親の思惑とはまったく関係ないところに子どもなりの
理由があるからなんです。

子どもは、小さいだけでなく

「まだ世界に参加し始まったばかりの存在」

安心できる家や家族から離れる、ということは、異世界に
投げ込まれる様なもの。
次に何が起こるか分からない世界にいったとしたら、
大人の私たちも不安だったり、手放しで喜べない気持ちが
想像できますね。

「なにが起こっているのか」
「次に何が起こるのか」

それを前もって教えてもらうだけでも子どもは横向いた顔を
前に向け、そらした眼を親に向けるはずです。
親は、ここまで成長したんだなぁあと思うと、子供が幼稚園に
入ることがとっても嬉しいですから、

「ママとパパは●ちゃんが幼稚園に入るのがとっても嬉しいのよ。
 だって、おにいちゃん(おねえちゃん)になったんだものね。」

と、素直に気持ちを話してあげることも繊細で親の気持ちに同調
する子どもにはとても効果があります。

子どもが何について不安や怒りを持っているのか・・・
それを少しでも分かろうという気持ちを向けるだけで子供はうれしく
思うものなのですよね。^^


5月12日 母子オープンルームの日です

2009-05-11 21:11:14 | 子育てのこと
NHK子育てサポートネットを見ていると、いつもお母さん達が苦しんでいる
声が聞こえてきて心が痛みます。
子育てサポートネットに出てきたような子育てつらい、自分の時間がない、
そんな方たちがここを訪ねて下さったらいいな、と思っています。




私も3人の子育てをして来て、辛いことが本当にたくさんありました。
私は看護師資格をもっていますが、現在は手仕事の講師をしています。

たくさんのお母さん達にサポートできるわけではありませんが・・・
せめて周囲の人たちのためにと、母子のためのオープンルームを開いています。


ちらし←クリック


10:30~15:30まで、いつでも何時からでも自由に出入りできる空間で、
お子さん連れで遊びに来て頂いて、手仕事したり、お弁当を食べておしゃべり
したり、自由にしてもらえる場所。


私はただ、一日お部屋にいて小さな手仕事したりしながら過ごしているのが
仕事^^
実家に帰ってきたみたいにしてもらえたら、誰にも聞いてもらえない愚痴を
話に来てもらえたら、と思っています。


オープンルームでたくさんの人と会うのがつらい人は、個人的にメールでも
いいですし、お電話くだされば事務所に話をしに来てくれてもいいんです。


シュタイナー教育が底辺にある活動の場所ですが、教育法を強制する場所では
ありませんし、宣伝活動もしません。
(なぜなら・・シュタイナーという人は、個人の意志によって選択する  
 ことを最重要視しているので、学ぶかどうかも本人の意志がなければ
 ならないのです。)

だから、唯一違うところがあるとすれば、子育てサポートの対象は「お母さん」
だけというところでしょう。大人が変われば、子供は自然に何もしなくとも
変わっていくのです。

一度遊びに来ませんか?

フォーラム・スリー


メールでも

gatake4245@yahoo.co.jp

お待ちしてます~^^