りゅうさんの行き当たりバッタリ見聞録

定年退職後、古里の広島県みはら市にU-ターン。老いてなお好奇心旺盛な(?)りゅうさんの独りよがりの情報発信です。宜しく!

Fishing Memory at Malaysia --- Part 1

2015年06月17日 | Good Memory

Prologue

  I would like to introduce highlights of my fishing memories when I had been in Malaysia. As the beginning of this memory, I tell you the first episode that I joined a fishing trip of being hosted by the company.

  今回は、わたしがマレーシアに滞在しておりました時の釣りの思い出につき数回にわたってご紹介していきたいと思います。 手始めに、わたしが契約しておりました会社主催の釣り旅行に参加しましたのでその時の模様をお話ししましょう。

***** General Information ***** Road Map of Malaysia

  While I had been in Malaysia, I generally went fishing by my car. There were three main fishing fields. One is the off shores of Kedah-nearby Alor Setar, and the second one is the off shore of Kuala Terengganu of the east coast.  Both places are located 500km away from KL(Kual Lumpur), and it takes 5 hours driving. The third one is the pulau sembiran area, less than 3 hours driving.     

  Nowaday, it is quite convenience because of full of high-way networks.  Almost of traffic flows approx. 130~140km/h though the maximum speed at the highway is regulated to 110km/h. The roads at suburb, it is regulated to 70~90km/h.  The speed below 60km/h is only regulated to intercity and residense areas. 

 釣りに出かけるときは目的地まで車で移動します。 遠い所では、ケダ(アロールスターとバターワースのほぼ中間点)やクアラトレンガヌでKL(クアラ・ルンプール)から500km前後です。 あとひとつは、ルムツと言う港町まで出掛けます。 

 今では、マレーシアは高速道路網が思った以上に充実しており長距離ドライブにはとても便利です。 高速道路の最高速度は110km/hですが、巡航速度は130~140km/hで流れています。マレーシアにもカメラを利用した速度違反取り締まりが実施されていますので、要注意です。日本の場合は当該装置の感度がある程度のマージンを持っているとのことですが、マレーシアの場合はマージンなしです。当該装置が設置してあるポイントが近づくと”カメラマーク”が出てきますので110km/h厳守です。 また、日本の場合は市内は40~50km/h、郊外でも内地の場合は 50km/hに制限されていますよね。北海道にでも行かないと60km/h制限は有り得ませんからね。 車は「走ってナンボ」の世界ですよね。そういう意味では、マレーシアは車の性能をフルに引き出せるところです。

   *ここからは日本語のみ*
 ここでひとつ交通違反の罰金のお話しを; マレーシアでは、交通違反は全て一律MR300です。駐車違反も速度違反も駐車違反も全て(300リンギ=約¥10,000)。 処理する方は楽チンでええですよね。 ですが、罰金を滞納する人が多いので、滞納者を対象に、時々期間限定で罰金納付キャンペーンをやります。その期間に納付すれば罰金の割引があるのですよ!日本では全く考えられませんよね。 これもマレーシアです!!!

 物損事故を起こした場合は24時間以内に当事者が所轄の警察署に出向き事情聴取します。日本のような現場検証はありません。 そこで、それぞれが事故発生当時の模様を供述します。そして、どっちが悪いかは担当警察官(多分課長クラス?)が判定し、罰金もその警察官が決めます。 ですから、もし、自分に非がなければ、その場で処置処理は完了です。<もし、罰金もその場で払えば無罪放免です。> 
ただし、人身事故の場合は経験がないので分かりませんが、物損事故の様にはいかないでしょう。

 

EPISODE-1: Kuala Pahang (クアラ・パハン)

 We arrived at Kuala Pahan (K.Pahan) before sunrise.  The moon and the morning star, Venus, we could see. Beautiful !!! 

 我々を乗せたバスは目的地である東海岸のクアラ・パハンと言う田舎町に夜明け前(午前4時頃)に到着しました。 まわりにはほとんど明りがなく明けの明星の金星や三日月をしっかりと観ることができました。 こう言うのを「美しい」と言うのでしょうね!(^^)! 因みにマレーシアの日の出は午前7時過ぎで、いきなり明るくなるのですよ! クアラパハンはKLから東へマレー半島を横断したところ、クアンタンの少し下に位置します。

 

  I found chickens grazing on the field and it was a quite common herein Malaysia. It is not only country side but also intercity of KL, especially residence areas. 
It is hard to see the scene like this in Japan, isn't it?

 鶏が当たり前のように道路バタで遊んでいました。マレーシアでは至極当たり前の光景です。 田舎ばかりでなくKLの街中でも見られますよ、特に住宅地区では。 日本ではもう見られなくなった風景ですね。   

 

 This is Jack fruit (local name is "Nanka"), one of the famous tropical fruits.  You can find anywhere of tropical and semitropical zones.

 これは、「ジャックフルーツ」と言う果物です。マレーシアでは「ナンカ」(=南果)と言います。亜熱帯から熱帯地方で採れます。原産地はインドからバングラディッシュにかけてと言われています。
果肉はオレンジ色で幼児のこぶし大でソラマメの様に並んでいます。独特の甘酸っぱい香りがしますが、柑橘系とは一寸違いますね。 形は楕円形や円柱状で、大きなものでは重さ40~50kgくらいにもなるそうですよ!!!
因みにわたしはあまり好きではありません。 

ここで小噺をひとつ。 

 わたし     :「あれはなんですか?」
 マレーの友人:「ナンカ!?」
 わたし     :「だから、なんですか?と聞いています!(喝)」  
 マレーの友人:「だから、”ナンカ”、と言うとるじゃん!!(喝、カ~ッツ)」
 -- しばし考えて;
 わたし     :「アッ、そう!なあ~んだぁ。 ”ナンカ”と言う名前なのかぁ~!!!」

 Saya        :”Apa nama?”
 Malay Friend :”Nangka”
 Saya        :”Jadi, apakah ia? Saya telah mendengar bahawa!”
 Malay Friend :”Jadi, saya suka "Nangka"!”
 Saya        :”Akhir sekali, saya faham. Ia adalah nama yang 
               mengatakan "Nangka"!!! (Ha,ha,ha)

   "Nangka=Apa in Japanese"  

     

  These are the members of R&D team. Comapny provided 9 fishing boats for this trip. This was my first fishing trip at Malaysia.
 
今回の初釣行で初の釣り仲間です。 ボートは全部で9隻! バスの左のロッジ(?)は休憩所で各チームに割り当てられています。 今回は一泊二日(ボート)ですが着替えや荷物置きなどのために会社が用意してくれたようです。 向かって左端のマレー人(カイロールと言う)が今回の釣行に誘ってくれ、この後、彼にはマレーシアを去るまで釣行のアレンジを願う事に。 日本人だけでは、船の予約等々結構難しいのです。


Fishing Villedge and Fishing boat <漁村と釣り船>

 

Honestly I said, I am filled with feer of performances and safty .... on the boats
(- -;) 
正直、この船を見た時、性能や安全性に不安がいっぱいで一瞬止めようか、、、とも思ったくらいです。

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 I got a small fishes (family of Golden threadfin-bream, ”Itoyori” in Japanese).

やっとこさ、お魚クン(イトヨリ)をゲット! でも、本当はこんなちっちゃいのではないんですけど、、、、、 


  This is a traditional trap for a fish. Unfortunately, there are no good size of fishes. 
 これは、 伝統的な集魚籠です。 中に餌を入れて置き一晩~一昼夜海底に沈めておきます。そうすると餌を食べにお魚クンが円錐形になった入り口から入ります。 が、中からは出られないのです。 今回は生憎と小魚君ばかりでした。。。

  Fishermen cooked some of fishes for our lunch, fish-curry and deepflied-fish with steamed-rice and watermelon for a desert. I didn't know Malaysian also brought a watermelon when fishing. I've been thinking that it's Japanese only.......   Fisherman's lunch is not good visually, but the taste is good! 
 
漁師さんが小魚クンを何匹か調理して私達の昼食を作ってくれました。 マレーシアの場合は、フィッシュカレーが定番で、それに小魚の素揚げ。これらをご飯と一緒に食べます。 結構美味しかったです。 
デザートは日本でもお馴染みの「スイカ」です。 日本では夏に舟釣りに行く時には必ずと言っていいほどスイカを持って行きますが、マレーシアもそうだとは思ってもいませんでした。



  We challenged to get a marlin by trolling. However, we fault......... 
But, we could catch the Sailfish ! I told you the strange story..........
    Another boat team hooked the sailfish, but she went into under our boat finally and staying. We held the line and tried to pull the line to let her move. But no moving...... Then, they finally gave up to catch her after a half an hour fighting. He made up his decision to cut off the line at last. They shouted us, "If you get her, she is yours !!"  It makes us cheer up !!!  We were waiting that she became power down.  We finally captured her after more a half an hour. At last, we made a good job !!! 

   なかなか思ったような釣果が出ないのでトローリングで「カジキ」を狙う事に。 1時間くらいトライしてみましたけど結局、何も掛からずがっかりでした。  ところが、ところが、「芭蕉カジキ」を捕獲することが出来たのです。その顛末をお話ししましょう。
  別のボートチームのタックルにこの芭蕉カジキが掛かったのです。 しかし、およそ30分くらい経った頃カジキは我々のボートの下に潜り込んできたのです。そして動かなくなったのです。 私達は諦めまいとラインを掴みカジキを引っ張り出そうとトライしたのですが、全く動く気配がありません。 とうとう彼らは取り込むのを諦めてラインを切る事を決めました。 そして、「もし、そのカジキを捕獲出来たら、貴方達にあげるよ!」と 叫びました。 それを聴き私達は奮い立ちました。ラインをしっかりと確保し、カジキが弱るのを待ちます。
およそ、30分後、とうとう捕獲に成功しました!!! 「やったぜ、ベイビー!」

  This sailfish was about 2 years old and 40kg in weight, a fisherman said.  Please look at joyful faces of members !!! We shared this sailfish lator.  
GOOD MEMORY FOR ME.

  この芭蕉カジキはおよそ2歳で40kgくらいありました。 どうです、みんなの嬉しそうな顏・カオ・かお!!!
もちろん獲物はみんなで分けました。 (後日談:あまり美味しくなかった)
良い思い出になりました。 

But, but, Bu~~~t !   Who knows that a devil was waiting !!! 
だけど、だけど。 悪魔が待っていようとは知る筈もありませんでした!!!

  Look at the horizontal area !  STORM is exactly coming to our area.  White zone between the dark sea and the dark clouds is attacked by a terrible heavy rain.       It began at night (around 08:00pm) and continued until the early morning. Tremendous heavy rain with strong wind and big wave. It's just like a typhoon.........         I could not sleep until the morning, because the boat moved like a leaf in every direction due to strong wind.  I passed an anxious night because I was extremely worried whether the boat did not overturn.  However, crew and other friends lacked in snoring and slept, in spite of my concern.  So that, I understood that the boat might not overturned in this condi-tion.                     
This was my first experience in my life, so far. And unforgettable memory !!!

 水平線を見て下さい! 嵐が確実にやって来ています。白い部分は土砂降りの雨が降っているのです。そしてそれは夜8時頃に始まり早朝まで続きました。 とてつもない雨と強風そして大荒れの海。まるで台風の中にいるように、小さな釣り船は木の葉のごとく翻弄されています。 もう船がひっくり返らないかと気が気でなく一睡も出来ませんでした。 ところがです。船のクル―や仲間たちは私の心配をよそに大いびきをかいて寝ているではあ~りませんか!! ビックリです。  と言う事は、この程度の嵐では船は大丈夫ということなんでしょうね。 このような状況は今までに経験した事がなく初めてでした。 でも、良い思い出になりました(^^)v 


ROYAL PAHAN POLO CLUB <ロイヤル・パハン・ポロクラブ> パハン州の王様所有のポロ競技場

Bougainvillea: one of the typical flower of tropical regions
南国の花、ブーゲンビリア

Epilogue

This fishing trip make me excite in spite of scary experience. And then It has been falling into the habit.                      
I will introduce the next episode before long.
....  


初めての釣行は怖い思いもしましたが、とても興奮したものでした。そして、(これらの経験が)わたしを釣りの虜にしたのです。
近いうちに続編をお贈りしたいと思います(^v^)

                                                 See you lator