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ガレージSMAK

インプレッサXV(GP7)12ヶ月点検とエアコン点検からのエアコン修理

高岡市のお客様から12ヶ月点検に併せてタイヤ交換、エンジンオイル交換のご依頼です。

スバル インプレッサXV GP7 2014年式 126100キロ
作業は基本的に予約をして頂いてから後日お預かりとなりますが、お預かりまでの間にエアコンが効かなかったことがあったみたいで、エアコンの点検も追加となりました(^^)

まずは12ヶ月点検、エンジンオイル交換、タイヤ交換から〜

点検の結果は特に不具合はなく、ウォッシャー液の補充とワイパーゴムとエンジンオイル&エレメント交換。


DTCも無し(^^)

次はエアコンの点検。
普段は問題なく効いてるみたいなんですが、30分ほど走行すると風がぬるくなったそうで、その後用事を済ませて再び乗った時は問題なく効いてたとのことです。

スナップオンのDUAL PROを接続して低圧と高圧、吹き出し口温度をチェック。
圧力は外気温によって適正範囲が変わりますが今回の車はそれを考慮しても低高圧ともに低いですね〜
冷えがあまり良くないことからもエアコンガスが少ないことは間違いないです。
この車は約1年前に当店で購入して頂き納車整備をしているので、その時にエアコンガスクリーニングを施工して規定量のエアコンガスを充填しています。わずか1年でエアコンガスを回収しなくても少ないと判断できるぐらいということは、何処からか漏れてることは間違いないのでエアコンを作動させながらリークテスターにて点検をすると


高圧のサービスポートから結構な量が漏れてました(⁠>⁠0⁠<⁠;⁠)

バルブコアを交換するためにエアコンガスを回収。
たったの85グラム(⁠゜⁠o⁠゜⁠;
ちなみに規定量は475グラムなんですよね〜


ついでなので高圧側だけでなく低圧側のバルブコアも交換。


これで一旦真空引き後にエアコンガスを充填して

正常なエアコンガス量で再度点検していきます(^^)/
低圧、高圧がさっきよりも上がって吹き出し口温度は良い感じに下がってますね〜

ちなみに〜手元の温度計を確認すると5.5℃。
普通に効いてます(⁠。⁠・⁠ω⁠・⁠。⁠)⁠ノ⁠

ですが、このままアイドリングでエアコンを作動させていると
コンプレッサーが止まりました┐⁠(⁠´⁠д⁠`⁠)⁠┌

この時に何処まで電気が来ているのかを確認したいので、マグネットクラッチのカプラーを外して、カプラー間を別途配線で繋いでテスターを割り込ませした〜

テスターの電圧は13.48Vってことでエアコンの信号はマグネットクラッチまでは来てるのに、マグネットクラッチが繋がらずコンプレッサーが回ってないことがわかりました(^_^;)


そして暫くすると電圧はそのままで急にコンプレッサーが回りだし

エアコンが作動しだします。

その後、ある程度作動して室内が冷えたところで信号がカットされ、電圧が下がりコンプレッサーが停止。


再びコンプレッサーを作動させる為に信号が出て電圧が上がるもコンプレッサーが作動せず、、、
マグネットクラッチ不良で確定ですね。
12万キロ走行していることもあり、コンプレッサー自体も消耗が考えられるので、こういった場合はコンプレッサーASSYでの交換をオススメしてまして、お客様に報告してリビルトコンプレッサーへ交換することになりましたm(_ _)m


部品が届いたところで作業開始ってことで〜エアコンガスを回収。

周辺部品を外し

ファンベルトを緩ませて

エアコンの配管を取り外して


コンプレッサーを取り外します。

リビルトコンプレッサーを取り付ける前に

外したコンプレッサーからオイルを回収して


リビルトコンプレッサーのオイル量を調整してから

取り付け(^^)/

エアコンガスマシーンを繋ぎ





エアコンガスを充填。
作動チェックすると

点検した時よりも外気温が10℃ほど高く、単純な比較はできませんが、低圧と高圧が上がって吹き出し口温度は10℃。


手元の温度計では9.8℃。
効きは問題ないので、先ほどと同様にアイドリングでコンプレッサーが止まらないか30分ほど様子をみましたが大丈夫そうですね(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)

仕上げに念の為、漏れ止め用添加剤のドクターリークを追加で充填しておきます♪


充填完了!

元々、添加剤を追加するつもりで規定量よりも少ない設定でガスを充填していたので、これで規定量のガス量となり高圧がさっきよりも上がってます。


温度は若干下がりました〜

次は回転数を上げた状態のコンプレッサーの作動を確認。

低圧が下がり、高圧は上がりました〜
ともに適正範囲内でエアコンシステムとして圧力は問題なし。
吹き出し口温度が変わってませんが、備え付けの温度計は瞬時に反応してないというかできないタイプなので


えわに反応する手元の温度計で確認すると7.3℃まで下がってました(^^)
この状態でも信号が出ているのにコンプレッサーが止まる症状が出ないことを確認して修理完了となりました(⁠人⁠*⁠´⁠∀⁠`⁠)⁠。⁠*゚⁠+

どうやらこの時のスバル車はよくエアコンが壊れるみたいで、ちょうど同じタイミングでもう1台XVがエアコン不良で入庫して、この車と同じ症状でコンプレッサー交換となりました┐⁠(⁠‘⁠~⁠`⁠;⁠)⁠┌

皆様からの整備のご依頼をお待ちしています。
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