ちょっと長くなりそうなので前後編でお送りしますm(_ _)m
前編はエアコンの点検とRECSとなります!
レクサス IS250 GSE20 2008年式 182300キロ




高圧がめっちゃ高いです(゜o゜;







回り始めました(^^)

もう一方のファンモーターも同じくバールで衝撃を与えると


先程までとは違って高圧が2.5MPa付近で安定して、ちょっと弱いですがエアコンは止まらず作動してます。吹き出し口温度は18℃。







ファンモーターを左右とも外しました(^^)









じっくり見てみると思ったより酷いですね(^_^;)

ラジエーターは社外新品で交換。

冷却水は消泡効果が高いワコーズのハイパークーラント。




RECSは無事に完了♪



再びDUAL PROを接続。

圧力、温度とも問題なさそうな数値ですが、直前にディーラーで真空引きをせずにガス補充をしていることもあり、システム内のガス量をしっかりと管理する必要があると思うので


結果は回収量170グラム(゜o゜;




吹き出し口温度は更に下がって11℃♪


圧力の動きは問題なく、吹き出し口温度のほうは8℃まで下がりました♪

カバー類を元に戻してエアコン修理とRECS施工が終了しました!ってことで前編が終了です(^^)

今まではディーラーで整備をしてたそうで、エアコンについてもディーラーで点検してもらったが「わからない」ということで直らず、ATF交換は走行距離が多いからと断られて当店に流れ着いたそうです(^_^;)
ちなみにディーラーではエアコンガスが足りないのかも?ということでエアコンガスを補充されたそうです。
まずは現状把握ですね(^^)
エンジンを掛けてエアコンのスイッチを入れても効いてるのか効いてないのかわからない感じの送風です(^_^;) で、走り出すとお客様が言われた通りキチンと冷えてます。
こういった場合、エアコンガス不足の可能性もありますが、アイドリング時のコンデンサーの冷却が上手くいってないことも考えられます。

エンジンルームを確認しようとボンネットを開けましたが、さすがレクサスと言うべきか何も見えません(^_^;)

手前のカバーを外したところにエアコンの高圧バルブがあり、低圧バルブは真逆のバルクヘッド側にありました〜

スナップオンのカーエアコンサービスステーションDUAL PROを接続。
圧力チェックモードにしてからエアコンを作動させると

高圧がめっちゃ高いです(゜o゜;
そしてぐんぐん上がっていき

異常高圧エラーの表示(゜o゜;

そして車両側ではコンプレッサーがクラッチを切って作動停止してます。


ラジエーターの電動ファンは冷却水温度が低く、コンプレッサーも止まってるので当然ながら回っていません。
暫く放置すると高圧が下がるので、再びエアコンスイッチをオン。


コンプレッサーが作動しているのを確認。


ですが電動ファンは先程と同じく左右とも回ってません(^_^;)
そうこうしている間にまたコンプレッサーが止まったので、再び時間をおいてからエアコンオン。


コンプレッサーが作動したことを確認してからファンモーターをバールでコンコンしてみると

回り始めました(^^)

もう一方のファンモーターも同じくバールで衝撃を与えると

回りました(^^)
ただファンの回転が左右とも遅い感じがします(^_^;)

先程までとは違って高圧が2.5MPa付近で安定して、ちょっと弱いですがエアコンは止まらず作動してます。吹き出し口温度は18℃。
どうやらアイドリングでエアコンが効かないと感じるのは、電動ファンが回らないせいでコンデンサーで圧縮されたエアコンガスを冷却することが出来ず、高圧になり過ぎたのを圧力センサーが検知してコンプレッサーを停止させてエアコンが効かなくなるという流れですね。
走り出すとエアコンが効くのは、走行風がコンデンサーに当たることで圧縮されたエアコンガスを冷やすことが出来たことと、電動ファンもロックしてたわけではないので走行風がきっかけで回ってたのかな〜と。
というわけでラジエーターファンモーターの交換です(^^)

アンダーカバーを外して

冷却水を排出。
微妙な色なのは恐らく赤と青が混ざったんではないかと思われます。

アッパーホースなど周辺部品を取り外し。




ラジエーターファンシュラウドごと取り外し〜




ファンモーターを左右とも外しました(^^)


新品のファンモーターを使って元に戻しました。
で、気になることが発生。


ラジエーターのアッパーホースが差し込まれてるところにヒビ割れが(゜o゜;


他にも冷却水が漏れた形跡があったんですよね(^_^;)
そんなわけでラジエーターも交換ですm(_ _)m

フロントバンパーを取り外して前側からコンデンサーの固定等を外すと


ラジエーターが取り外せました(^_^)/


じっくり見てみると思ったより酷いですね(^_^;)
思わぬ追加整備でしたが結果的に冷却水が無くなってオーバーヒートする前に気付けて良かったかな〜と。

ラジエーターは社外新品で交換。

冷却水は消泡効果が高いワコーズのハイパークーラント。

いつものLLCバキュームチャージャーを修理に出しているタイミングだったので、昔ながら?の方法で冷却水のエア抜きです(^_^;)

RECSもご依頼頂いていたので、しばらくエンジンを掛けっぱなしになるこのタイミングで一緒に施工させて頂きます(^^)/


RECSは無事に完了♪

ラジエーターファンは冷却水の温度が上がるとしっかりと回ってました(^^)/

RECSの効果を高める為にフューエルワンを燃料タンクに注入してます!
本来の目的であるファンモーターの交換が終わってるので、エアコンの状態を確認しておきます(^^)

再びDUAL PROを接続。

圧力、温度とも問題なさそうな数値ですが、直前にディーラーで真空引きをせずにガス補充をしていることもあり、システム内のガス量をしっかりと管理する必要があると思うので

エアコンガスクリーニングです(^^)
規定量から追加充填する添加剤の分を差し引いた405グラムに設定してスタート。

結果は回収量170グラム(゜o゜;
全っ然足りてません(^_^;)
ディーラーで補充したとのことでしたが、、、そもそもコンプレッサーがまともに作動してないのに補充出来てたのかな〜(^_^;)

で、施工後は余計な空気などが排除されたことで高圧が下がって、外気温が2℃上昇したのにも関わらず吹き出し口温度は2℃下がって13℃になってますヽ(`▽´)/


エアコン添加剤パワーエアコンプラスを充填。

吹き出し口温度は更に下がって11℃♪

回転数が上がった状態もチェックしておきます。

圧力の動きは問題なく、吹き出し口温度のほうは8℃まで下がりました♪
外気温マイナス29℃ですので、めちゃめちゃ効いてますね〜(≧∇≦)b

カバー類を元に戻してエアコン修理とRECS施工が終了しました!ってことで前編が終了です(^^)
皆様からの整備のご依頼をお待ちしています。