いよいよWBCですね。
守護神としての起用がほぼ固まっていた浅尾に代わるのは誰か。
それが投手陣の最大の課題だ。
抑えの経験が長い与田投手コーチは「(チームと)違うポジションでは使いたくない」
と先発陣にその役割を担わせることに否定的だ。
さらに「日替わりで投げるのは準備の面で良くない」と
完全に固定する方針だが、候補者はいずれも決め手に欠ける。
抑えの経験がある涌井、森福も、涌井は滑りの強いWBC使用球にやや苦しんでいる。
一方、森福は球にはなじんでいるが変則タイプで球威に欠ける面がネックだ。
先発陣では、WBC球を違和感なく操れている沢村には期待が集まる。
田中と並ぶエース格と目されていた前田健は右肩の不安からどこまで復調できるか。
1次ラウンドの球数は65球に制限される(2次ラウンド80球、準決勝・決勝95球)。
そのためロングリリーフも重要となるが、適性があるのは左腕・杉内。
中継ぎで大活躍した前回大会で有効だったカーブに再度取り組むなど、
過去の経験を存分に生かしている。
能見、大隣の両左腕もWBC球と相性が良く、杉内が先発に回った場合には
救援として計算できそうだ。
右下手の牧田も海外のパワーヒッターに対して、貴重な武器になる。
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