栗原は選手としてもう運が無いんでしょうね。
こういう選手は大成しません。
残念ですが諦めましょうよ。
それがプロの世界です。
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広島の栗原健太内野手（３１）が１７日、右股関節付近に痛みを訴え、楽天戦（マツダ）を欠場した。１６日の楽天戦で違和感を覚え、この日痛みが悪化。１８日に精密検査を受けることが決まった。現時点で症状など不明だが、野村謙二郎監督（４６）は「あまりよろしくない」と軽傷でないことを示唆。右肘手術からの復活を目指していた主砲だが、開幕戦出場にピンチの可能性が出てきた。
グラウンドに背番号５のユニホームが見当たらなかった。前日の試合で元気な姿を見せていた栗原がいない。試合前の練習後、野村監督は厳しい表情で口を開いたが、楽観的な状況でないのは明らかだった。
「昨日（１６日）スイングをしたときに、右太ももの前の辺りをたたかれたような感じがしたと言っていた。昨日より今日の方が痛いと言っていたので帰らせた。（症状は）あまりよろしくないみたいだね」
痛めたのは１６日の楽天戦の試合中だった。「６番・一塁」でスタメン出場した栗原は、四回の２打席目にファウルを打った際に、右太ももに違和感を覚えたという。その後、一塁の守備に就き、六回の打席で右飛に倒れて交代。一夜明けたこの日もマツダスタジアムを訪れたが、プレーできる状態ではなかった。
１８日に広島市内の病院で精密検査を受けるため、現時点での症状は不明だという。野口稔チーフトレーナーは「前日の試合中はアドレナリンでそれほど痛みを感じなかったかもしれないが、試合後に痛みがはっきりし、朝（患部を）見たら腫れが出ていた」と説明。全治の時期については「痛めたのが関節か筋肉かで違ってくる。開幕には間に合わせたいと思うが…」と歯切れが悪かった。
栗原にとっては苦難の連続だ。昨年は開幕直後に右肘に痛みを訴え、５月に手術。その後のシーズンを棒に振った。再起をかけ、慎重にリハビリに努め、今年を迎えたが、３月９日には練習中に打球を顔面に食らい、鼻骨骨折。その１週間後、今回のアクシデントに見舞われた。
首脳陣は最悪の状況を想定している。高信二チーフ兼守備走塁コーチは「開幕に間に合わないことを視野に入れている。離脱ならば痛いけど、今いるメンバーでやるしかない」と話した。東出に続き、栗原不在となれば大きな戦力ダウンは避けられない。２２年ぶり優勝を目指す野村鯉に暗雲が垂れ込めた。
