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Amadeus

クラシック音楽を中心にした音楽評論
カメラ時評ほか

ヤン・リシェツキ ピアノ・リサイタル

2014-04-18 09:35:04 | Weblog
 BSプレミアム クラシック倶楽部 2014年4月17日



  ヤン・リシェツキ ピアノ・リサイタル


 平均律クラヴィール曲集 第2番から 第14番嬰へ短調BWV883 前奏曲
                              バッハ作曲
 厳格な変奏曲 ニ短調 作品54          メンデルスゾーン作曲

 練習曲 作品25                     ショパン作曲

                        ピアノ:ヤン・リシェツキ

  [2011年10月28日/東京・オペラシティコンサートホールにて収録]

  ヤン・リシェツキ
 1995年生まれ。ポーランド人の両親を持つカルガリー出身のピアニスト。
 9歳でオーケストラ・デビューをはたして以来、国立芸術センター管弦楽団、モントリオール交響楽団、ミネソタ管弦楽団、ワルシャワ交響楽団を初めとする世界のオーケストラと、既に50を越える演奏を行っている。
 2010年の元旦には、ショパン生誕200年の記念すべき幕開けを、作曲家生誕の地で行った。続いてフランス・カンヌの国際見本市「ミデム」クラシック・アワード・ガラでショパンのピアノ協奏曲第1番を演奏。5月にはソウル国際音楽祭のオープニングに招かれ、7月のカナダ建国記念日には、イギリス女王に捧げた演奏会を10万人の聴衆を前にオタワの国会議事堂前広場で行った。これまでに、カナダ国内はもとより、アメリカ、韓国、中国、日本、フランス、ドイツ、イギリス、スコットランド、イタリア、ガテマラ、ポーランドでも演奏を行っている。ヨーヨー・マ、ピンカス・ズッカーマン、マヌエル・アックス等とも共演している。
 今後も世界各地でのリサイタルに加え、パリ管弦楽団の2011/12シーズンオープニング公演に招かれ、パーヴォ・ヤルヴィと共演するはか、BBC交響楽団、ライプチヒ放送響、エーテボリ交響楽団などへのデビュー、夏のヴェルビエ音楽祭、ラジオフランスフェスティバル等、ラ・ロック=ダンテロン国際ピアノ・ファスティバルへのデビューが予定されている。
 2008年、2009年と2年連続でワルシャワのショパンとそのヨーロッパ国際音楽祭に招かれ、ショパンの協奏曲第1番と第2番を演奏し、聴衆そして評論家から絶賛を博す。公演はポーランド放送によりラジオ中継された。またその内容を収めたCDが、ポーランド国立ショパン協会の自主レーベル”ホワイト・シリーズ”のカタログ番号1番として2010年初頭に発売された。2010年5月、リシェツキのこのデビューCDはディアパゾン・ドール賞を受賞。
 リシェツキは、ディヴィット・フォスター財団、ポーランド人道組織、星に願いを財団など、様々なチャリティ組織のために演奏をしている。2008年には、ユニセフのカナダ国内大使に任命された。2011年2月、クラシックの名門レーベルでもあるドイツ・グラモフォンと録音の専属契約を結んでいる。
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加納悦子 メゾ・ソプラノ リサイタル

2014-04-17 08:05:29 | Weblog
 BSプレミアム クラシック倶楽部 2014年4月16日



  加納悦子 メゾ・ソプラノ リサイタル


 アデライーデ 作品46        ベートーベン作曲

 新しい恋 作品19a 第4     メンデルスゾーン作曲

 わたしのまぶたを閉じてください       ベルク作曲

 深い憧れ                  ベルク作曲

 夢                     ベルク作曲

 彼は春の花の命は短いと嘆く         ベルク作曲

 いとしい人                 ベルク作曲

 四つの歌 作品2              ベルク作曲

 ・眠り眠り眠りだけ
 ・夢でわたしはふるさとへ帰った
 ・わたしは最も強い巨人に勝った
 ・風暖かく日当りのよい牧場に下草がもえる
 ”ヴォツェック”からの三つの断章から第1曲  ベルク作曲

 期待 作品2第1          シェーンベルク作曲

 キャバレー・ソングから       シェーンベルク作曲
 ・ガラテア
 ・控えめな恋人

 婚礼の歌 作品3第4        シェーンベルク作曲

 自由な優しさ 作品3第6      シェーンベルク作曲

                メゾ・ソプラノ;加納悦子
                    ピアノ;長尾洋史

  [2011年7月16日, 東京・津田ホールで収録]

  加納悦子
 
 東京芸術大学大学院を修了後、ドイツ国立ケルン音楽大学で声楽を学ぶ。同大学在籍中にケルン市立歌劇場のオペラスタジオ研究生となり、1994年から同歌劇場の専属歌手として契約。
 1995年ざるツブルグ国際モーツアルトコンクール声楽部門2位入賞。
 ケルン歌劇場ではジェームス・コンロン等の指揮で「フィガロの結婚」のケルビーノ、「蝶々夫人」のスズキ、「ヘンゼルとグレーテル」のヘンゼルなど40以上の演目に出演。
 ヨーロッパの他の歌劇場では、ドイツ・シュツットガルト国立歌劇場、シュヴェツンゲン音楽祭、ベルギー・フランドルオペラ、オランダ・ロッテルダムのゲリギエフ・フェスティヴァル、スイス・ザンクトガレン歌劇場などに出演し、また、ウルマンの「アトランティックの王」などの現代オペラにも出演。
 コンサート活動は、ヨーロッパを中心にルビアナ放送響とのマーラー「千人の交響曲」、ミラノ放送響とのモーツアルト「レクイエム」などのアルトソロ、また日本ではルネ・ヤコブス指揮バッハ「ロ短調ミサ」の第2ソプラノソロを歌った。1997年ザルツブルグ音楽祭で、ハイドン「聖ミサ」のソロを歌っている。
 NHK交響楽団とは、シャルル・デュトワ、ヘルベルト・ブロムシュテット指揮、ドビュッシー「選ばれた乙女」、グリーグ「ペールギュント」、ブルックナー「ミサ」などのソロで1998年から3シーズン連続共演。
 2002年には、3月東京でモーツアルト・グランド・ガラに出演し、G.アルブレヒト指揮プラハ室内管弦楽団と共演、9月新日本フィルハーモニー交響楽団コンサートオペラ「ナクソス島のアリアドネ」(井上道義指揮・演出)で作曲家役を見事に演じ、喝采を浴びた。また、10ー11月には読売響創立40周年記念「パルジファル」オペラ公演(G.アルブレヒト指揮)に花の乙女役で出演。
 2003年秋にはN響定期で「大地の歌」を歌い、内面を深く掘り下げた音楽性が近年稀に見る演奏と高い評価を得た。また日生劇場開場40周年記念/二期会共催公演「ルル」では主役3役をこなし、柔軟性ある演技が絶賛された。
 2004年には新国立劇場公演ウルフ・シルマー指揮「エレクトラ」に第三の下女で、また2005年には同劇場小劇場公演「ザザ」に出演。
 最近ではこの5月に行われたG.アルブレヒト指揮による読響定期にて、読売日響委嘱作品「ここに慰めはない」(猿谷紀郎作曲)を世界初演、既に熟成された作品として披露するに至る演奏は絶賛を博した。また昨年からシリーズで取り組んでいるヴォルフの歌曲演奏会では、磨き抜かれた圧倒的な歌唱力で、日本に於けるリートの第一人者を確信する演奏を披露している。
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加納悦子 メゾ・ソプラノ リサイタル

2014-04-17 08:05:29 | Weblog
 BSプレミアム クラシック倶楽部 2014年4月16日



  加納悦子 メゾ・ソプラノ リサイタル


 アデライーデ 作品46        ベートーベン作曲

 新しい恋 作品19a 第4     メンデルスゾーン作曲

 わたしのまぶたを閉じてください       ベルク作曲

 深い憧れ                  ベルク作曲

 夢                     ベルク作曲

 彼は春の花の命は短いと嘆く         ベルク作曲

 いとしい人                 ベルク作曲

 四つの歌 作品2              ベルク作曲

 ・眠り眠り眠りだけ
 ・夢でわたしはふるさとへ帰った
 ・わたしは最も強い巨人に勝った
 ・風暖かく日当りのよい牧場に下草がもえる
 ”ヴォツェック”からの三つの断章から第1曲  ベルク作曲

 期待 作品2第1          シェーンベルク作曲

 キャバレー・ソングから       シェーンベルク作曲
 ・ガラテア
 ・控えめな恋人

 婚礼の歌 作品3第4        シェーンベルク作曲

 自由な優しさ 作品3第6      シェーンベルク作曲

                メゾ・ソプラノ;加納悦子
                    ピアノ;長尾洋史

  [2011年7月16日, 東京・津田ホールで収録]

  加納悦子
 
 東京芸術大学大学院を修了後、ドイツ国立ケルン音楽大学で声楽を学ぶ。同大学在籍中にケルン市立歌劇場のオペラスタジオ研究生となり、1994年から同歌劇場の専属歌手として契約。
 1995年ざるツブルグ国際モーツアルトコンクール声楽部門2位入賞。
 ケルン歌劇場ではジェームス・コンロン等の指揮で「フィガロの結婚」のケルビーノ、「蝶々夫人」のスズキ、「ヘンゼルとグレーテル」のヘンゼルなど40以上の演目に出演。
 ヨーロッパの他の歌劇場では、ドイツ・シュツットガルト国立歌劇場、シュヴェツンゲン音楽祭、ベルギー・フランドルオペラ、オランダ・ロッテルダムのゲリギエフ・フェスティヴァル、スイス・ザンクトガレン歌劇場などに出演し、また、ウルマンの「アトランティックの王」などの現代オペラにも出演。
 コンサート活動は、ヨーロッパを中心にルビアナ放送響とのマーラー「千人の交響曲」、ミラノ放送響とのモーツアルト「レクイエム」などのアルトソロ、また日本ではルネ・ヤコブス指揮バッハ「ロ短調ミサ」の第2ソプラノソロを歌った。1997年ザルツブルグ音楽祭で、ハイドン「聖ミサ」のソロを歌っている。
 NHK交響楽団とは、シャルル・デュトワ、ヘルベルト・ブロムシュテット指揮、ドビュッシー「選ばれた乙女」、グリーグ「ペールギュント」、ブルックナー「ミサ」などのソロで1998年から3シーズン連続共演。
 2002年には、3月東京でモーツアルト・グランド・ガラに出演し、G.アルブレヒト指揮プラハ室内管弦楽団と共演、9月新日本フィルハーモニー交響楽団コンサートオペラ「ナクソス島のアリアドネ」(井上道義指揮・演出)で作曲家役を見事に演じ、喝采を浴びた。また、10ー11月には読売響創立40周年記念「パルジファル」オペラ公演(G.アルブレヒト指揮)に花の乙女役で出演。
 2003年秋にはN響定期で「大地の歌」を歌い、内面を深く掘り下げた音楽性が近年稀に見る演奏と高い評価を得た。また日生劇場開場40周年記念/二期会共催公演「ルル」では主役3役をこなし、柔軟性ある演技が絶賛された。
 2004年には新国立劇場公演ウルフ・シルマー指揮「エレクトラ」に第三の下女で、また2005年には同劇場小劇場公演「ザザ」に出演。
 最近ではこの5月に行われたG.アルブレヒト指揮による読響定期にて、読売日響委嘱作品「ここに慰めはない」(猿谷紀郎作曲)を世界初演、既に熟成された作品として披露するに至る演奏は絶賛を博した。また昨年からシリーズで取り組んでいるヴォルフの歌曲演奏会では、磨き抜かれた圧倒的な歌唱力で、日本に於けるリートの第一人者を確信する演奏を披露している。
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田村響 ピアノ・リサイタル

2014-04-16 06:50:41 | Weblog
BSプレミアム クラシック倶楽部 2014年4月15日



  田村響 ピアノ・リサイタル
 

 無言歌 作品19b 第1番”甘い思い出”
                   メンデルスゾーン作曲

 ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 作品35 ショパン作曲

 巡礼の年 第2番から
    第7番 ソナタ風幻想曲”ダンテを読んで” リスト作曲

                      ピアノ:田村響

   ~2011年3月14日,東京文化会館小ホールで収録~

  田村響
 1986年生まれ。愛知県安城市出身の日本のピアニストである。愛知県立明和高等学校音楽科卒業後、現在、オーストリアのザルツブルク・モーツアルテウム音楽大学在学中。
 現在、日本で最も注目されている若手ピアニストの一人であり、ピアニストの中村紘子をして「日本の若い世代でずば抜けた存在」と言わしめる。
 彼は、2007年10月パリで開催された世界的なコンクールのひとつであるロン・ティボー国際コンクールにおいて弱冠20歳で第1位に輝き一躍世界に注目されるに至った。併せて、ショパン、フォーレ、ラフマニノフ(協奏曲)、新曲課題の最優秀演奏者に贈られる各賞を受賞。以来、ザルツブルク・モーツアルテウムで勉学を続けながら、国際的な演奏活動を本科的に展開している。2008年の主な活動として、ザルツブルクのモーツアルテウムでの演奏会、カンヌ管弦楽団との共演、日本フィル、大阪フィル、関西フィル、名古屋フィルとの共演、デュッセルドルフ、ボルドー、カイロ、上海、台北でのリサイタル、東京、大阪を含む日本各地でのリサイタルがあった。また夏には、フランス、ドイツ、スイスでの音楽祭にも招かれた。
 2009年2月には、ビシュコフ指揮ケルン放送交響楽団の定期演奏会デビューと日本ツアー、その他、日本フィル定期、都響定期、京響定期への出演、群響、九響、山形響との共演などを行った。また、ライプツッヒを始めとするヨーロッパ各地でのリサイタル、日本各地でのリサイタルも行った。2010年の主な活動としては、N響、都響、新日本フィル、神奈川フィル、関西フィル、九響と共演する他、日本各地でのリサイタルに加えて、ザルツブルク、パリ、ハノイなどでも公演を行う。
 これまでに、深谷直仁、清水皇樹、クラウディオ・ソアレス、クリストフ・リースケ等に師事。2002年、エトリンゲン青少年国際ピアノ・コンクールB部門第2位およびハイドン賞、第26回ピティナ・ピアノコンペティッション特級グランプリ、第18回園田高弘賞ピアノ・コンクールにて園田高弘賞第1位を受賞。
 以来、国内の主要オーケストラから招かれる一方、数多くのリサイタルを開催、その活動は、フランス、オランダ、ドイツ、スイス、ロシア、ブラジルなどにも及んだ。
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ルベン・シメオ トランペット・リサイタル

2014-04-15 06:26:06 | Weblog
   BSプレミアム クラシック倶楽部 2014年4月14日



  ルベン・シメオ トランペット・リサイタル


 コンチャ・フランメンヵ             アルトーラ作曲
                   ホセ・ビセンテ・シメオ編曲

 ファンタジー            ホセ・ビセンテ・シメオ作曲

 くまばちは飛ぶ           リムスキー・コルサコフ作曲
                   ホセ・ビセンテ・シメオ編曲

 ビバ・ナバーラ                  ラレグラ作曲
                   ホセ・ビセンテ・シメオ編曲

 ”ベネチアの謝肉祭”による変奏曲          アーバン作曲
                       ハンスバーガー編曲

 ”恋は魔術師”から”火祭りの踊り”          ファリャ作曲

 マイ・ウエイ  ジャック・ルヴォー&クロード・フランソワッ作曲
                   ホセ・ビセンテ・シメオ編曲

 マカレナの乙女                 モンテルデ作曲
                   ホセ・ビセンテ・シメオ編曲
 
          トランペット:ルベン・シメオ
             ピアノ:下山静香
 
 [収録:2012年5月28日/東京・武蔵野市民文化会館小ホール]



  ルベン・シメオ
 1992年スペイン/ヴィーゴ生まれ。トランペット教師である父のもと、市のコンセルヴァトアールで音楽を学び始める。非常に早くから、トランペット演奏に非凡な力を示し、コンサートやテレビ番組に演じ、天才少年として注目を集め、音楽評論家からも、その技術や成熟した音楽的解釈を絶賛される。
 8歳のときにヴィーゴ市主催の国際音楽コンクールで1位を獲得したことを機にソリストとしての活動を開始。ポルトガル、イタリア、フランス、ドイツなどの国際音楽祭にも数多く参加した。モーリス・アンドレのマスタークラスを受けた際、ルベンの才能が巨匠の目にとまり、現在、只ひとりの生徒として研鑽を積んでいる。日本では、2008年avexよりデビューCDをリリース。同時にサントリーホールでシエナ・ウインド・オーケストラとの共演で鮮烈なデビューを飾った。
 ヨーロッパでは、若干16歳にして、シュトッツガルトで芸術的才能と突出した演奏に贈られる文化賞を受賞、またフランスの名門、パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ素奏楽団のソリスト二招かれるなど、国際舞台でのキャリアも確実に築いている。
 日本では、兵庫芸術文化センター管弦楽団、読売日本交響楽団と共演し、全国でリサイタル・ツアーを行っている。
 これまでに、2002年国際ヤマハ・コンクール(スペイン)第1位、2005年第6回フィリップ・ジョーンズ国際コンクール(フランス)第2位、2006年モーリス・アンドレ・トランペット・コンテスト(フランス)第2位を受賞している。

  下山静香
 桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学卒業。同室内楽研究科修了。1999年、文化庁派遣芸術家在外研修員として渡西、故R.M.クチャルスキのもとで研鑽、バロックから現代までスペインピアノ音楽の主要作品をレパートリーとする。
 その後マーシャル音楽院にて故A.デ・ラローチャ、故C.ブラーボ(モンボウ夫人)、C.ガリがに師事。アランフェス、マドリード、バルセロナ他に招かれリサイタルを行い、「スペインの心を持つピアニスト」と賞される。これまでスペシャル・ドキメンタリーやドラマにおいてピアノ演奏を数多く担当。NHK・FM「土曜リサイタル」「名曲リサイタル」NHK・TV「首都圏ネットワーク」NHK・BS「ぴあのピア」TBS-BS「本と出合う」、フランス国営放送ラジオなどに出演。仙台クラシックフェスティバルでのモーツアルト・ピアノソナタ全集シリーズに出演。室内楽にも定評かあり、チェコ三重奏団、ウィーン・ヴィルトーゾ、チェコフィルハーモニー六重奏団などと共演している。現在、スペインとラテンアメリカの室内楽を発掘・紹介する主宰シリーズ第2弾が進行中。
 2003年帰国以来、幅広いレパートリーと柔軟な感性を持つピアニストとして各地で演奏活動を展開。クラシック音楽界にあって、執筆・翻訳・朗読・舞踊とマルチにこなすユニークな存在として注目を浴びる。
 東京芸術大学・音楽環境創造科、桐朋学園大学各非常勤講師。
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N響コンサート 第1774回定期公演

2014-04-14 03:48:21 | Weblog
クラシック音楽館 2014年4月13日


 N響コンサート 第1774回定期公演


1.カトゥリ・カルミナ   オルフ作曲

2.カルミナ・ブラーナ   オルフ作曲

    管弦楽:NHK交響楽団
    指揮:ファビオ・ルイージ
    ソプラノ:モイツァ・エルトマン
    テノール:ヘルベルト・リッパート(1曲目)
    テノール:ティモシー・オリヴァー(2曲目)
    バリトン:マルクス・マルクヴァルト(2曲目)
    合唱:東京混声合唱団
    合唱:東京芸術大学合唱団(2曲目)
    児童合唱:東京少年少女合唱団(2曲目)

 [収録:2014年1月25日/NHKホール]

  ファビオ・ルイージ
 
ファビオ・ルイージ(ルイジとも、Fabio Luisi、1959年1月17日 ジェノヴァ - )はイタリア出身の指揮者。

パガニーニ音楽院でピアノのディプロマを取得し、アルド・チッコリーニに師事。1983年、グラーツ音楽院を卒業。1984年よりグラーツ歌劇場で活動を始める。1990年にはグラーツ交響楽団を創設し、1995年まで芸術監督を務めた。西ドイツおよびオーストリアの歌劇場を転々としながら経歴を重ねてきた。1996年から2007年までライプツィヒ放送交響楽団芸術監督、1997年から2002年までスイス・ロマンド管弦楽団の首席指揮者。2005年からウィーン交響楽団の首席指揮者を務めている。また、2007年8月よりザクセン州立歌劇場(ゼンパー・オーパー)およびシュターツカペレ・ドレスデンの音楽監督に就任した。しかし、シュターツカペレ・ドレスデンにおいては、2010年のジルヴェスターコンサートの指揮者をクリスティアン・ティーレマンとすることが、音楽監督たる自身の与り知らぬところで決定された、と主張し、任期満了を待たずして一方的に契約を破棄している。2010年より2012年までパシフィック・ミュージック・フェスティバル芸術監督、2012年より、ジェイムズ・レヴァイン芸術監督のもと、メトロポリタン歌劇場首席指揮者。
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中村紘子 ピアノ・リサイタル

2014-04-13 05:11:49 | Weblog
クラシック倶楽部 2014年1月13日



  中村紘子 ピアノ・リサイタル


パルティータ第2番ハ短調BWV826     バッハ作曲

幻想ポロネーズ変イ長調作品61       ショパン作曲

マズルカ変二長調作品30第3        ショパン作曲

マズルカ変二長調作品30第4        ショパン作曲

幻想曲へ短調作品49            ショパン作曲

         ピアノ:中村紘子

 [収録:2013年10月20日/サントリーホール]

  中村紘子
 
中村 紘子(なかむら ひろこ、1944年7月25日 - )は、日本のピアニスト。旧姓名、野村紘子。本名、福田紘子。

ショパン国際ピアノコンクールで、日本人として、田中希代子の初入賞以来、10年ぶり二人目の入賞者として広く知られている。

山梨県東山梨郡塩山町(現・甲州市)に生まれ、東京都世田谷区等々力で育つ。夫は小説家の庄司薫。紘子自身も後年著述業に進出した。3歳半からピアノを習う。桐朋学園の「子供のための音楽教室」の第1期生で、4歳から井口愛子に師事した。同期には小澤征爾、堤剛、江戸京子などがおり、この世代がいわゆる桐朋の黄金時代とされている。慶應義塾幼稚舎在学中、1953年から1954年頃に両親が離婚。母に育てられる。陸軍少佐野村典夫と曜子(旧姓中村)の長女として、疎開先の山梨県で誕生。ただし戸籍上は曜子の妹として入籍されている[1]。母中村曜子は、印刷会社経営を経て、1967年以降、銀座の画廊「月光荘」の経営に参画し、ソ連美術を扱って成功を収めた。曜子の主宰する会員制サロン「サロン・ド・クレール」には小山五郎、千宗室、三島由紀夫、浅利慶太、相沢英之、中曽根康弘、石田博英、円城寺次郎、嘉門安雄、谷村裕、永野重雄といった政財界人や文化人が集っていた。なお月光荘は、世界救世教に、レオナルド・ダ・ヴィンチの贋作「『岩窟の聖母』の聖母の顔のための習作」を21億5000万円で売り込もうとした事件(月光荘事件)を機に没落し、1989年に経営破綻した(負債総額188億円)。

1954年、全日本学生音楽コンクールピアノ部門小学生の部で全国第1位入賞。慶應義塾中等部に進み、1958年、全日本学生音楽コンクールピアノ部門中学生の部で全国第1位入賞。1959年、日本音楽コンクールで第1位特賞を受賞した。1960年に岩城宏之指揮の東京フィルハーモニー交響楽団の演奏会にソリストとしてデビュー。同年、NHK交響楽団初の世界ツアーのソリストに抜擢された。その際、同行指揮者の外山雄三と岩城宏之の部屋を夜な夜な「往復」したことで師匠が激怒、井口門下を破門される

その後、桐朋学園女子高校音楽科を中退して渡米、日本人として初めての全額奨学金を獲得してジュリアード音楽院に進み、ロジーナ・レヴィーンに師事した。

1965年、第7回ショパン国際ピアノコンクールで、第4位入賞と最年少者賞を併せて受賞した。この時の1位はマルタ・アルゲリッチであった。

これは、1955年、第5回ショパン国際ピアノコンクールで、日本人として初入賞した田中希代子以来、10年ぶり二人目の入賞となった。

なお、中村は、受賞以降、今日に至るまで公式ホームページをはじめ様々な形で、プロフィールに『ショパン・コンクールで日本人初の入賞 』と自己紹介・自己PRをしているが、これは明らかな誤りである。

このコンクール入賞以後、国内・海外で演奏活動を続ける一方で、ショパン、チャイコフスキー、アルトゥール・ルービンシュタインはじめとする様々な国際コンクールの審査員を務める。日本では第3回浜松国際ピアノコンクールから審査委員長を務め(第1回は小林仁、第2回は安川加寿子)、コンクール創立10年たらずで国際ピアノコンクール連盟に加盟させるなど一級レベルの国際ピアノコンクールにまで持ち上げ、若いピアニストの育成にも力を入れている。

1974年9月に芥川賞作家庄司薫と結婚した。演奏旅行で家を空けることの多い中村の愛猫を庄司が預かるなどするうちに交際、結婚に至った。

ノンフィクション作家・エッセイストとしての顔も持ち、1989年には「チャイコフスキー・コンクール」で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した。
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有希 マヌエラ・ヤンケ&エマヌエーレ・セグレ デュオ

2014-04-11 08:42:57 | Weblog
クラシック倶楽部 2014年4月10日


 有希 マヌエラ・ヤンケ&エマヌエーエレ・セグレ デュオ


協奏的大二重奏曲 作品85  ジュリアーニ作曲

タンゴの歴史         ピアソラ作曲

ルーマニア民族舞曲      バルトーク作曲、アーサー・レヴァリング編曲

      バイオリン:有希 マヌエラ・ヤンケ
      ギター:エマヌエーレ・セグレ

 [2014年2月24日/武蔵野市文化会館ホール]

  有希 マヌエラ・ヤンケ
 
有希・マヌエラ・ヤンケ(Yuki Manuela Janke、1986年9月29日 - )は、ミュンヘン生まれのヴァイオリニスト。

現在はザルツブルクのモーツァルテウム国立音楽大学に在籍し、イゴール・オジム教授に師事。

ドイツのストゥディエンシュティフトゥング・デス・ドイチェン・フォルケス、及びドイツ・ムジークレーベン財団の給費生。

長姉の歩・マノン・ヤンケ(1980年 - )はピアニスト、長兄のアドリアン・ヤンケ(1981年 - )はチェリスト、次兄のアンドレアス・純・ヤンケ(1983年 - )はヴァイオリニスト(チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団の第一コンサートマスター)で、この3人と共にヤンケ・ピアノ・カルテット(Das Janke-Klavierquartett)を結成している。

2006年7月CDデビュー。

2012年8月よりドレスデン・シュターツカペレの第一コンサートマスター(コンサート・ミストレス)に就任した。本オーケストラにおいて女性がコンサート・マスターに就くのは史上初となる。
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小林愛実 ピアノ・リサイタル

2014-04-10 05:16:20 | Weblog
BSプレミアム クラシック倶楽部 2014年4月9日
 

  小林愛実 ピアノ・リサイタル
 

マズルカ 嬰ハ短調 作品63 第3          ショパン作曲

 ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 作品35      ショパン作曲

 ピアノ・ソナタ 第23番 へ短調 作品57”熱情”  ベートーベン作曲

 練習曲 ハ短調 作品10 第5 変ト長調”黒鍵”    ショパン作曲

                    ピアノ:小林愛実

  [収録:2011年11月26日/横浜・フィリアホール]

  小林愛実
 1995年生まれの日本人ピアニスト。山口県宇部市出身。
 8歳より二宮裕子に師事する。NHKや読売新聞でも何度かとり上げられ、またその功績から、山口県よりメダル栄光文化賞を3度受賞。1995年生まれの16歳。3歳からピアノを始め、7歳でオーケストラと共演、9歳で国際デビューを果たす。
 2004年ピティナJr.G級(16歳以下)出場最年少の8歳で金賞。2005年全日本学生音楽コンクール史上最年少優勝。2009年アジア太平洋国際ショパンピアノコンクール(韓国)Jr部門優勝。2011年ショパン国際コンクールin Asia、コンチェルトの最高部門で金賞。また第5回福田靖子賞を受賞。
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パク・キュヒ ギター・リサイタル

2014-04-09 07:30:04 | Weblog
BSプレミアム クラシック倶楽部 2014年4月8日
 

 パク・キュヒ ギター・リサイタル


 ソナタ ニ短調 K.32        スカルラッティ作曲
                    パク・キュヒ編曲
 ソナタ イ短調 K.322       スカルラッティ作曲
                    パク・キュヒ編曲
 ソルの主題による変奏曲         リョベート作曲

 ソナタ                ブローウェル作曲

 椿姫の主題による幻想曲           タレガ作曲

 森に夢見る                バリオス作曲

 アランブラ宮殿の思い出           タレガ作曲

                  ギター:パク・キュヒ

  ~2011年2月10日,東京・武蔵野市民文化会館で収録~

  パク・キュヒ
 1985年韓国生まれ。幼少期を過ごした横浜でギターを始め、韓国・日本で研鑽を積みながら日本ギターコンクール(オヌール部門第1位)、東京国際ギターコンクール(第3位、第1位該当者なし)、韓国ギター音楽コンクール(第1位)など、日本・韓国の主要なコンクールで優秀な成績を収めました。
 2006年からオーストリアのウィーン国立音楽大学にて、名ギタリスト、アルヴェリ・ピエリに師事。翌2007年には、ドイツのハイデンベルグ国際ギターコンクール(第1位および聴衆賞)、2008年にはコブレンツ国際ギターコンクール(第2位、第1位該当者なし)、ベルギーのプランタン・ドゥ・ラ・ギター国際コンクール(第1位)などといった、多くの名ギタリストを輩出した国際的にも権威のあるギター国際コンクールを総なめにしています。
 天使のような容貌から奏でられるその音色は、繊細さと芯の強さを併せ持ち、聴く者を魅了せずにはいられなせん。新世代のギター・ヒロインの誕生です。
 日本で学びウィーン国立大学在学。ギター大国である日本の技術を十分に習得したのが伺える演奏だ。マンゴレやレニャー二、タレガなどの玄人受けする曲を軽々と快演。中でもスカルラッティは絶品。有望な新人である。
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