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Amadeus

クラシック音楽を中心にした音楽評論
カメラ時評ほか

N響コンサート 第1812回定期公演

2015-11-08 08:23:41 | clasic
クラシック音楽館 2015年8月9日


 N響コンサート 第1812回定期公演


 3人の大作曲家の初期と最晩年の作品を国合わせた魅力的なプログラム。中でもベルリン・フィルのソロ奏者を務めた最高峰の名手。ラデク。パボラークのホルン。指揮はラトビア生まれのアンドリス・ポーガ。世界が注目する若手。

 1.交響曲 第1番 変ホ長調K.16  モーツアルト作曲

 2.ホルン協奏曲 第1番二長調K.412<レヴィン補筆感性版>  モールアルト作曲

 3.ホルン協奏曲 第1番変ホ長調作品11  R.シュトラウス作曲

 4.交響的舞曲 作品45  ラフマニノフ作曲

  管弦楽:NHK交響楽団
  ホルン:ラデク・パボラーク
  指揮:アンドリス・ポーガ

  [収録:2015年6月12日/NHKホール]


アンドリス・ポーガ指揮

プロフィール

「チャイコフスキーの交響曲第4番は、その雄大さ、豊かさが、20世紀の偉大なロシアの指揮者、ムラヴィンスキー、テミルカーノフ、ゲルギエフ、そして偉大なるマエストロ、スヴェトラーノフを彷彿とさせる。限りない才能が満場一致で認められた」(プラスコヴァ・プラスコヴァア /レ・トロワ・クー2010)

アンドリス・ポーガは、ヤーセプス・ヴィートリス・ラトビア音楽院の指揮科を卒業。ラトビア大学で哲学も勉強した。2004年から2005年はウィーン国立音楽大学でウロシュ・ラヨヴィッチに指揮を師事。またマリス・ヤンソンス、小澤征爾、レイフ・セーゲルスタム等のマスタークラスにも参加。

2007年以降、母国のラトビア国立交響楽団からは定期的に招かれ、ベートーヴェン、ブラームス、マーラーの交響曲、ウェーバー、リヒャルト・シュトラウス、ヒンデミット、メシアン、ベルク等、数々のコンサートで指揮。またコンソナンス室内管弦楽団を創立、ラトビア、ドイツ、フィンランド、スペインなどへツアーも行っている。2007年から2010年リガ・プロフェッショナル・シンフォニック・バンドの音楽監督兼首席指揮者を務めた。 2007年ラトビア音楽大賞を受賞、2010年モンペリエのエフゲニー・スヴェトラーノフ国際指揮コンクールで優勝。以来、パリ管弦楽団、ボルドー国立管弦楽団、モンペリエ国立管弦楽団、リール国立管弦楽団、ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団、ルーアン交響楽団、イスラエル交響楽団、ロシア・ナショナル管弦楽団、サンクトペテルブルグ交響楽団、NHK交響楽団、ラトビア国立歌劇場等へ客演。2013/14年シーズン、パリ管弦楽団とはジョルジュ・プレートル、ミッコ・フランクの代役を務め、ボストン交響楽団とはタングルウッド音楽祭に続き、ショスタコーヴィチ交響曲第15番で定期演奏会にデビュー、大成功を収めた。2014年10月にはミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団のアジアツアーを任され、北京、上海、台北でリヒャルト・シュトラウス・プログラムを指揮、絶賛を博した。 2011年からパリ管弦楽団でパーヴォ・ヤルヴィのアシスタント・コンダクター、2012/13年シーズンからはボストン交響楽団のアシスタント・コンダクターも務めた。2013年秋から母国ラトビア国立交響楽団音楽監督に就任。

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アラカルト13チャイコフスキー国際コンクール優勝者ガラコン2

2015-11-07 05:37:43 | clasic
 BSプレミアム クラシック倶楽部 2015年11月6日
 
 
 



  アラカルト 13 チャイコフスキー国際コンクール優勝者ガラコン 2
 
 


 タイスのめい想曲               マスネ作曲、ニコルズ編曲
 
          バイオリン:セルゲイ・ドガージン
          ピアノ:ダニール・トリフォノフ
 

 ヴァカリーズ                    ラフマニノフ作曲
 
          チェロ:ナレク・アフナジャリャン
          ピアノ:ダニール/トリフォノフ
 

 練習曲集 作品10                   ショパン作曲
 
          ピアノ:ダニール・トリフォノフ
 

 喜歌劇”こうもり”序曲の主題による変奏曲   ヨハン・シュトラウス作曲
                           トリフォノフ編曲
 
          ピアノ:ダニール・トリフォノフ
 
 

    [収録:2012年4月23日/サントリーホール]
 
 
 ダニール・トリフォノフ  グランプリ ピアノ部門第1位、聴衆賞
DSF4992.jpg
 1991年ロシアのニジニ・ノヴゴロドに生まれ、5歳より音楽の勉強を始めた。
 2010年ショパン国際ピアノ・コンクールで第3位に入り、併せてポーランド放送局特別賞(最優秀マズルカ演奏賞)を受賞した。2011年ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクール優勝。これまでに国際ピアノ・コンクールで数々の優勝、入賞を果たしている。
 2009年には、ニューヨークのカーネギー・ホールにデビュー。最近では、オーディトリウム・ディ・ミラノ、フェニーチェ劇場、ワルシャワ・フィルハーモニー・ホールにてコンサートを開催。ピアニストとして活動するかたわら、ピアノ、室内楽、オーケストラ曲などの作曲も行っている。
 
  
  セルゲイ・ドガージン  バイオリン部門最高位(1位なし)、聴衆賞
 1988年に音楽家の一家に生まれ、6歳でバイオリンを始めた。彼は9つの国際コンクールで優勝しており、ロシア文化賞およびニューネーム慈善財団の奨励金を得ている。またテミルカーノフ賞およびペトロフ賞を受賞している。彼はドイツ、フランス、イギリス、スイス、イタリアなどの各国で演奏しており、サンクトペテルブルク・フィル、ロシア国立交響楽団、ロシア・ナショナル・フィルの他、ロンドン・フィル、ロイヤル・フィル、エスとニア国立交響楽団、ラトヴィア国立交響楽団、台北フィルなどのオーケストラと共演している。ドガージンはパガニーニ、ヨハン・シュトラウス2世が所有したバイオリンを演奏するという名誉ある経験をもっている。
 
  
  ナレク・アフナジャリン  チェロ部門第1位、聴衆賞
 1988年アルメニアのイェレヴァンに生まれる。ムスティフラフ・ロストロポーヴィッチ財団から奨学金を授与されている。彼はロシア、ドイツ、オーストリア、フランス、イギリス、ギリシャ、トルコ、カナダで演奏を行っている。2008年にヤング・コンサート・アーティスト・オーディションで優勝。カーネギーホールとケネディーセンターに同時にデビュー。彼は度々ヤング・コンサート・アーティスト・フィスティヴァル・イン東京に参加しているほか、ボストンのシンフォニーホールでボストン・ポップスと共演しているほか、ボストンのイザベラ・スチュアート・ガードナー美術館、バッファロー室内楽ソサエティ、ラヴィニア音楽祭ライジング・スターシリーズなどに出演している。
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アトリウム弦楽四重奏団 演奏会

2015-11-06 05:36:10 | clasic
 BSプレミアム クラシック倶楽部 2015年11月5日
 
 
 
  


   アトリウム弦楽四重奏団 演奏会
 
 
 

 .弦楽四重奏曲第2番へ長調作品22 ほか (チャイコフスキー作曲)
 
          
       アトリウム弦楽四重奏団
       バイオリン:アレクセイ・ナウメンコ
       バイオリン:アントン・イリューニン
       ビオラ  : ドミトリー・ピツルコ
       チェロ  :  アンナ・ゴレロヴァ
 
      
 [収録:2013年12月9日/東京文化会館小ホール]
 
 
  アトリウム弦楽四重奏団
アトリウム弦楽四重奏団
 ロシア出身として初めて、世界で有数の弦楽四重奏の国際コンクール2つに優勝したグループ。2003年4月、ウイグモアホールで開催されたロンドン国際弦楽四重奏コンクールで第1位と聴衆賞を獲得。ショスタコーヴィッチの弦楽四重奏曲第5番を演奏し、BBCラジオ3でのデビューを果たし、EMIからのデビューCDの録音が実現。その後、2007年フランスで開催された第5回ボルドー国際弦楽四重奏コンクールで、優勝とMMSG賞を受賞。
 2000年秋、タネイエフ弦楽四重奏団のチェリストであるジョゼフ・レヴィンソンの指導のもと、サンクト・ペテルブルク音楽大学に4人により、アトリウム弦楽四重奏団は結成。
 ロンドン国際弦楽四重奏コンクールで優勝した事で国際的に知名度が広がりベートーベン・フェスティバル、シュヴェツィンゲン、オルランドなどの音楽祭に招かれるのみならず、イタリア、フランス、デンマーク、スペイン、オランダ、イギリスなど各地で演奏会ツアーに招かれる。さらに、2006年2月から1年間、オランダ弦楽四重奏アカデミーのレジデント・カルテットを務める。
 
  アレクセイ・ナウメンコ
 1979年、レニングラード生れ。5歳よりバイオリンを始め、7歳でリムスキー・コルサコフ音楽学校に入学、タニアナ・コルシュマーに師事。1999年、セント・ペテルスベルク音楽大学に入学し、V.オヴチャレクのもとで学ぶ。ソリストとして、ロシアの各オーケストラと共演や音楽祭で演奏。ドイツ、オーストリア、イタリア、ロシア各地のマスタークラスで演奏。若手演奏家たちのコンクール「ヴィルツォージ2000」で2位を獲得。2000年には、音楽大学で学ぶ仲間とともに、アトリウム弦楽四重奏団を結成。
 
  アントン・イリューニン
 1979年トルコのトルクメニスタン州アシュカバッドの音楽一家に生まれる。母親にバイオリンの手ほどきを受け、英才教育をする音楽学校に入学。9歳でオーケストラと共演。1995年から3年間、トルコで開催される若手のための国際音楽コンクールに数多く優勝。1996年より2000年まで、トルクメニスタン国立音楽大学で学ぶ。トルコ国立交響楽団と共演し、トルコの作曲家による現代作品を初演。2000年にロシアに移り、サンクト・ペテルブルク音楽大学に入学。アレクサンダー・スタングのもとで学ぶ。2002年最優秀で卒業。2001年から2006年まで、テルミヵ−ノフが音楽監督を務めるサンクト・ペテルブルク・フィルで演奏。2004年から2年間は、第2バイオリンの副主席奏者として演奏。2007年4月からは、ベルリン芸術大学大学院でフェルツに師事。アトリウム弦楽四重奏団の創立メンバー。
 
  ドミトリー・ピツルコ
 1978年レニングラードの音楽一家に生まれる。5歳でバイオリンを始める。1994年、リムスキー・コルサコフ音楽学校に入学し、パンヒロヴァのもとで学ぶ。1996年、若手奏者のためのアルベナ国際コンクールで優勝。ソリストとして、サンクト・ペテルブルク拠点の各オーケストラと共演。1999年から2004年まで、ゲリギエフ率いるマリンスキー劇場のオーケストラのメンバーとしてアメリカ、ヨーロッパ、アジアなど世界各地をツアーした。2004年初めよりアトリウム弦楽四重奏団のメンバーとなる。ストピチェフのもとで学んだ後、2004年5月サンクト・ペテルブルク音楽大学を卒業。2006年2月から2007年3月までオランダ弦楽四重奏アカデミーにてメッツのもとで学び、2007年より、ベルリン芸術大学大学院でフェルツに師事。
 
  アンナ・ゴレロヴァ
 1978年レニングラード生まれ。10歳よりチェロを学ぶ。音楽学校在学中、ロシア、ヨーロッパのオーケストラと共演。ロシア国内で開催されている数多くのコンクールに優勝。
 リムスキー・コルサコフ音楽学校では、サンクト・ペテルブルク弦楽四重奏団のチェリストのレオニード・シュカエフのもとで学ぶ。2003年最優秀で卒業。セルゲイ・チェニャディエフとアレクセイ・アマサルスキーに師事。ボリス・ベルがメンシコフとナタリア・グートマンからも指導を受ける。2006年2月より2007年3月までオランダ弦楽四重奏アカデミーにて、メッツに師事。2007年4月より、ベルリン芸術大学で学ぶ。
 
 今回の演奏を聴いてこの若手の演奏家グループの学んできた今までの課程においても非常に恵まれている事がよく感じ取れるものでした。各人の才能とそのおかれた環境と彼らの学びの精神がひとつになると、こんなに素晴らしい演奏が出来る事にほとほと感心するばかりの55分間でした。
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クリスティアーネ・ストーティン メゾ・ソプラノ・リサイタル

2015-11-05 05:08:52 | clasic
クラシック倶楽部 2015年11月4日



  クリスティアーネ・ストーティン メゾ・ソプラノ・リサイタル


森の中 D.708          シューベルト作曲

月に D.193           シューベルト作曲

あこがれの声 作品19第1    プフィッツナー作曲

メリケの詩による歌曲から ムンメル湖の亡霊たち  ウォルフ作曲

もしわたしが知っていたら 作品47第1   チャイコフスキー作曲

春まだ浅いころ 作品38第2        チャイコフスキー作曲

もう部屋の灯は消えた 作品63第5     チャイコフスキー作曲

昼の輝きが満ち夜の静けさが広がっても 作品47第6
                     チャイコフスキー作曲
セレナード 作品17第2      リヒヤルト・シュトラウス作曲

夜の散歩 作品29第3       リヒヤルト・シュトラウス作曲

五つの小さい歌曲から あらしの日 作品69第5
                 リヒヤルト・シュトラウス作曲

献身 作品10第1         リヒヤルト・シュトラウス作曲

      メゾ・ソプラノ:クリスティアーネ・ストーティン
      ピアノ:ヨーゼフ・ブラインル

 [収録:2013年3月22日/東京文化会館小ホール]

  クリスティイアーネ・ストーティン
stotijn_322.jpg メゾ・ソプラノ:クリスティアーネ・ストーティン Christianne Stotijnオランダのデルフトに生まれ、2000年にソロ・ヴァイオリンの勉強を終えた後、アムステルダム音楽院でウド・ライネマンから声楽の集中講習を受ける。さらに、ヤルト・ファン・ネス、デイム・ジャネット・ベイカーに師事し、声楽の勉強を続けた。ここ数年の間に、名誉ある05/06年のエコー賞最優秀新人賞、05年ボルレッティ=ブイトーニ・トラスト賞、08年にはオランダの音楽賞(Nederlandse Muziekprijs)を受賞。07年にはBBCの新世代アーティストに選ばれている。リートの熱心な解釈者で、長年に渡ってデュオを組んでいるヨーゼフ・ブラインルやジュリアス・ドレイクによる伴奏で、ロンドンのウィグモア・ホール、アムステルダム・コンセルトヘボウのメイン・ホールとリサイタル・ホール、ウィーン楽友協会とコンツェルトハウス、ニューヨークのカーネギー・ホール、パリのシャンゼリゼ劇場とシャトレ座、ザルツブルクのモーツァルテウム、ブリュッセルのパレ・デ・ボザール、ワシントンのケネディ・センター、アトランタのスパイヴィー・ホール等、世界各地の一流のコンサート・ホールで頻繁に演奏会を行っている。ベルリン・フィルハーモニーへのデビューは、内田光子のピアノ伴奏によるシェーンベルクの《架空庭園の書》だった。アーティストとしてのストーティンのキャリアには、指揮者のベルナルト・ハイティンクが深い影響を及ぼしている。フランス国立管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団とマーラーの《リュッケルト歌曲集》を共演して大成功を収めた後、ハイティンクはストーティンを、BBCプロムスでのマーラーの《交響曲第2番》、ルツェルン音楽祭でのベートーヴェンの《交響曲第9番》、シカゴ交響楽団との《リュッケルト歌曲集》、ボストン交響楽団との《マタイ受難曲》、ロンドン交響楽団との《大地の歌》に起用した。共演してきた世界的な指揮者たちには、クラウディオ・アバド、ウラディーミル・ユロフスキ、イヴァン・フィッシャー、グスターボ・ドゥダメル、ヤニック・ネゼ=セガン、ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン、マルク・ミンコフスキ、ルネ・ヤーコプス、シャルル・デュトワ、アンドリス・ネルソンス等がおり、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、フランス国立管弦楽団、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、シカゴ交響楽団、ボストン交響楽団、バイエルン放送交響楽団等とも共演している。舞台への出演も多く、パリ・オペラ座では《スペードの女王》のポリーナ、ネザーランド・オペラでは《ポッペアの戴冠》のオッターヴィア、ベルギーのモネ劇場とネザーランド・オペラでは《ジューリオ・チェーザレ》のコルネーリア等を歌っている。コヴェント・ガーデンのロイヤル・オペラ・ハウスでは《タメルラーノ》のタイトル・ロール、また、オビエドのカンポアモール劇場とビルバオのアリアガ劇場では《ポッペアの戴冠》のオッターヴィアを歌った。ともに仕事をしたオペラの演出家には、グラハム・ヴィック、エミリオ・サージ、ピエール・アウディ、ウルセル・ハーマン、カール=エルンスト・ハーマン等がいる。レコーディングは現在、Onyxレーベルからリリースされている。これまでのディスコグラフィーには、ヨーゼフ・ブラインルの伴奏によるシューベルト、ベルク、ヴォルフ、ジュリアス・ドレイクの伴奏によるマーラーの歌曲集、2010年にBBCミュージック・マガジンの声楽レコーディング賞を受賞したジュリアス・ドレイクの伴奏によるチャイコフスキーの歌曲集、そしてOnyxでの最新録音でこれもジュリアス・ドレイクの伴奏による『あこがれの声~プフィッツナー、R.シュトラウス、マーラー:歌曲集』がある。MDGレーベルでは、自身の思いのこもった作品、フランク・マルタンの『旗手クリストフ・リルケの愛と死の歌』を録音、08年のエコー・クラシック賞を受賞した。 
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レーピン、クニャーゼフ、コロベイニコフ トリオ・リサイタル

2015-11-04 05:37:42 | clasic
クラシック倶楽部 2015年11月3日


レーピン、クニャーゼフ、コロベイニコフ トリオ・リサイタル


ピアノ三重奏曲イ短調「偉大な芸術家の思い出」 チャイコフスキー作曲

   バイオリン:ヴァディム・レーピン
   チェロ:アレクサンドル・クニャーゼフ
   ピアノ:アンドレイ・コロベイニコフ

 [収録:2014年11月27日/すみだトリフォニーホール]

 ヴァディム・レーピン
ヴァディム・レーピン  (c)Qiu Feng/ColorChinaPhoto


ヴァディム・ヴィクトロヴィチ・レーピンVadim Viktorovitch Repin,ロシア語Вади́м Ви́кторович Ре́пин,1971年8月31日 - )はロシアヴァイオリニスト

シベリア西部のノヴォシビルスク出身。物心付いた時には楽器をおもちゃにして過ごしており、母親は彼を音楽学校に入れたが、彼が独学で演奏していた木琴ハーモニカアコーディオンなどのクラスに空きが無かった為、「1年待つよりは」と空きがあったヴァイオリンのクラスに入学した[1]。少年時代にザハール・ブロンに師事。17歳でブリュッセルエリザベート王妃国際音楽コンクールに優勝し、職業音楽家として活動に着手する。その後、ブロンのもとを離れ、ピエール・ブーレーズリッカルド・シャイーシャルル・デュトワヴァレリー・ゲルギエフジェイムズ・レヴァインクルト・マズアサイモン・ラトルエサ=ペッカ・サロネンムスティスラフ・ロストロポーヴィチといった名指揮者と共演を重ねる。
これまでに、モーツァルトチャイコフスキーシベリウスプロコフィエフミャスコフスキーショスタコーヴィチベートーヴェン協奏曲を録音。室内楽の演奏では、ボリス・ベレゾフスキーマルタ・アルゲリッチミハイル・プレトニョフユーリ・バシュメットミッシャ・マイスキーらと共演してきた。

ロシア音楽とフランス音楽を得意としているが、ジョン・アダムズソフィヤ・グバイドゥーリナらの作品のような現代音楽も演奏・録音している。

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国立モスクワ合唱団 演奏会

2015-11-03 09:12:13 | clasic
クラシック倶楽部 2015年11月2日



  国立モスクワ合唱団 演奏会


徹夜祷 作品37     ラフマニノフ作曲

おお、ナスターシャ    ロシア民謡、アナーシキン編曲

カリンカ        ラリオーノフ作曲

         指揮:ウラディーミル・ミーニン

[収録:2013年10月11日/東京/オペラシティコンサートホール]

  国立モスクワ合唱団

 
1972年、ウラディーミル・ミーニンにより創設。
国立モスクワ合唱団は現在まで世界各国で公演。最近の公演では、ブレゲンツ・オペラ・フェスティバルへの出演とイタリア公演がある。特に注目されたのは、2009年、トリノで行われたイタリア放送交響楽団との共演によるタネーエフ「ダマスカスのヨハネ」とラフマニノフ「春」の演奏である。
 また、プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル管、フェドセーエフ指揮モスクワ放送饗、スピヴァコフ指揮モスクワ・ヴィルトゥオーゾ室内管など、ロシアを代表するオーケストラと度々共演。ロシア・ナショナル管との共演では、ビゼーのオペラ「カルメン」や西欧宗教音楽の名曲を数多く演奏。特にモスクワ音楽院大ホールでのハイドン「よき四季斎日のミサ」とベートーベンのオラトリオ「オリーブ山のキリスト」は歴史的名演。
 
  ウラディミール・ミーニン
 1929年レニングラード生まれ。モスクワ合唱学校を卒業後、1950年より1955年まで、モスクワ音楽院合唱指揮科及び同音楽院大学院でV.ソコローフ及びA.スヴェーシニコフ両教授に師事。ミーニンは在学中、1949年からソ連邦国立合唱団で指揮活動を行う。その後、ポーランド北方方面軍歌と踊りのアンサンブル、モルドヴァ共和国功労合唱団「ドイナ」、グリンカ記念レニングラード国立アカデミー合唱団、ノヴォシビルスク国立音楽院、グネーシン記念国立音楽教育大学、1972年より自ら創設した国立モスクワ合唱団などで卓越した指揮者としてロシア合唱音楽の莫大な遺産の再生、創造、そして拡充のため献身的に音楽活動を行っている。
 
 今回の演奏では最初の3曲は日本人にとっては広く馴染みの深いものばかりでした。
 改めて本場の演奏を久しぶりに聴く事ができ、理屈なしにロシア民謡の素晴らしさを感じとる事ができました。
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NHK音楽祭2015 ベルナルト・ハイティンク指揮ロンドン交響楽団

2015-11-02 06:12:37 | clasic
クラシック音楽館 2015年11月1日


 NHK音楽祭2015 ベルナルト・ハイティンク指揮ロンドン交響楽団

世界屈指のオーケストラとして知られるロンドン交響楽団は、プレヴィン、アバド、ゲリギエフといった錚々たる顔ぶれ首席指揮者を務めてきた。今年86歳となる巨匠ベルナルト・ハイティンクは、ロンドン響への客演が多く、両者はあつい信頼関係で結ばれている。
 ピアノのマレー・ペライアは、ハイティンクと様々なオーケストラで共演してきた盟友。巨匠二人と名門オーケストラによって紡ぎだされる荘厳な響きを聴いてみましょう。

1.メアリー女王のための葬送音楽  パーセル作曲/スタッキー編曲

2.ピアノ協奏曲第4番 ト長調作品58  ベートーベン作曲

3.交響曲第1番 ハ短調 作品68  ブラームス作曲

  管弦楽:ロンドン交響楽団
  ピアノ:マレー・ペライア
  指揮:ベルナルト・ハイティンク

 [収録:2015年10月1日/NHKホール]

  ベルナルト・ハイティンク

ベルナルト・ハイティンク
Bernard Haitink
Bernard Haitink 1984b.jpg

ベルナルト・ヨハン・ヘルマン・ハイティンクBernard Johan Herman Haitink1929年3月4日 - )はオランダ指揮者である。

 

2002年ドレスデン国立管弦楽団の首席指揮者に就任したが、これは音楽監督就任を要請されたものを辞退した結果であり、同時に次期音楽監督の選任への協力を託された。しかし2004年、楽団とザクセン州は、彼に相談なしにファビオ・ルイージ2007年からの次期音楽監督(ドレスデン国立歌劇場の同ポストと兼務)に指名。ハイティンクはこの事に対し、「オペラはともかく、オーケストラレパートリーの経験が少な過ぎる」として反対したが、聞き容れられなかったため、同年5月に辞任を発表、11月ロンドンでの演奏会を最後に辞任した。[1] 以後は同楽団には客演していない。2004年5月には、同楽団と最初でそして恐らく最後の来日をした。2006年からシカゴ交響楽団の首席指揮者に就任。2009年2月にはシカゴ交響楽団とともに再来日を果たしている。

日本には、1962年のコンセルトヘボウ(オイゲン・ヨッフムが同行)との来日を皮切りに、1968年に再度コンセルトヘボウ(ヨッフムも同行)、1969年はロンドンフィル(ジョン・プリッチャードが同行)、1974年はコンセルトヘボウと初の単独来日、1977年はコンセルトヘボウと首席指揮者在任中最後の来日、1992年はロイヤルオペラ(テイトが同行)と初のオペラ公演、1997年ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団2003年はPMFとスーパーワールドオーケストラ(チョン・キョンファと共演)、2004年はドレスデン国立管弦楽団、2009年はシカゴ交響楽団、2013年はロンドン交響楽団(共演はマリア・ジョアン・ピレシュ)と来日。

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N響コンサート 第1811回定期公演

2015-11-01 03:53:41 | clasic
クラシック音楽館 2015年8月2日


 N響コンサート 第1811回定期公演


1.道化師の朝の歌  ラヴェル作曲

2.スペイン交響曲 二短調作品21  ラロ作曲

3.交響曲 第3番ト短調作品42  ルーせル作曲

4.ボレロ  ラヴェル作曲

  管弦楽:NHK交響楽団
  バイオリン:ルノー・カプソン
  指揮:ステファヌ・ドウネーヴ

 [収録:2015年6月6日/NHKホール]

  ステファヌ・ドウネーヴ
 

1971年フランス生まれ。パリ音楽院卒業、その後ゲオルク・ショルティ、ジョルジュ・プレートル、小澤征爾等のアシスタントを務め研鑽を積む。1999年サンタ・フェ歌劇場でプーランク「カルメル会修道女の対話」でアメリカ・デビュー、その後世界各地のオーケストラへの客演を展開。 2005年ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団の音楽監督に就任。ロンドン(プロムス)、エディンバラ、ウィーン・コンツェルトハウス、アムステルダム・コンセルトヘボウ、パリ・シャンゼリゼ劇場等にもツアーを行い高い評価を得る。良好な関係は音楽監督の契約を2012年まで延長させた。その演奏は、シャンドス、ナクソスなどでも聴くことができる。 2009年10月ミシェル・プラッソンの代役としてシュトゥットガルト放送交響楽団に初登場、その運命的な出会いからオーケストラは2010年3月にドゥヌーヴを2011/12年シーズンから第6代首席指揮者に迎えることを発表した。 近年はボストン交響楽団(カーネギーホール公演)、シカゴ交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団、ロサンゼルス・フィルハーモニック、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、バイエルン放送交響楽団、サンタ・チェチーリア管弦楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、ロンドン交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団、ハンブルク北ドイツ放送交響楽団、スウェーデン放送交響楽団にも定期的に客演、今後のハイライトは、シュトゥットガルト放送交響楽団首席指揮者2年目のシーズンにてヨーロッパ各地とアジアへのツアー、コンセルトヘボウ管弦楽団へのデビュー、リセウ劇場での『ホフマン物語』、ボストン交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団、ニューワールド交響楽団、トロント交響楽団、サンパウロ交響楽団、BBC交響楽団等への客演も予定されている。

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ヴォーチェ弦楽四重奏団 結成10周年特別演奏会

2015-10-31 05:51:19 | clasic

クラシック倶楽部 2015年10月29日


ヴォーチェ弦楽四重奏団 結成10周年特別演奏会


1029

NHKBSプレミアム

午前5時00分

ヴォーチェ

ヴォーチェ弦楽四重奏団 結成10周年特別演奏会

ヴォーチェ弦楽四重奏団 結成10周年特別演奏会【出演】ヴォーチェ弦楽四重奏団 【演奏曲】(1)モーツァルト作曲 弦楽四重奏曲 ハ長調 K.456「不協和音」から (2)ヤナーチェク作曲 弦楽四重奏曲 第2番「ないしょの手紙」【収録】2014年12月9日/王子ホール

楽曲

「弦楽四重奏曲 ハ長調 K.465 「不協和音」 から 第1楽章」
(作曲)モーツァルト、(演奏)ヴォーチェ弦楽四重奏団
(10分46秒)
~2014年12月9日 王子ホール(東京)~

「弦楽四重奏曲 ハ長調 K.465 「不協和音」 から 第4楽章」
(作曲)モーツァルト、(演奏)ヴォーチェ弦楽四重奏団
(7分39秒)
~2014年12月9日 王子ホール(東京)~

「弦楽四重奏曲 第2番 「ないしょの手紙」」
(作曲)ヤナーチェク、(演奏)ヴォーチェ弦楽四重奏団
(26分02秒)
~2014年12月9日 王子ホール(東京)

Profile

ヴォーチェ弦楽四重奏団 Le Quatuor Voce
2004年にパリ国立高等音楽院の卒業生により結成、その後数年間で国際音楽コンクールで数々の受賞を飾り、瞬く間に国際的な評価を確立した。これらのコンクールでの成功によって、ヨーロッパ各地はもちろんのこと、日本、北米、南米、北アフリカで演奏活動を繰り広げている。

2005年第8回クレモナ国際弦楽四重奏コンクール第3位、フランスのノルマンディーで開催された「フォーラム・ミュージカル・ド・ノルマンディー」コンクール優勝、併せてドビュッシーの演奏に対して<音楽の遺産賞>を授与された。2006年第61回ジュネーヴ国際音楽コンクール最高位入賞。2007年、第3回ヨーゼフ・ハイドン国際室内楽コンクール(ウィーン)第3位入賞。また、第5回ボルドー弦楽四重奏国際コンクールにおいて、現代音楽作品の優れた演奏に対して<SACEM賞>と、モーツァルトの優れた演奏に対して<セルゲ・デン・アレント賞>を授与された。2009年はグラーツにて開催された「フランツ・シューベルトと現代音楽コンクール」第2位。加えて現代音楽の優れた演奏において与えられる特別賞をリゲティの演奏において、さらに聴衆賞を受賞。同年、ロンドン国際弦楽四重奏コンクールで第2位受賞。併せて、アマデウス賞、エステルハージ賞を受賞した。

2005年から、パリ国立高等音楽院でイザーイ・クァルテットに師事し、さらに、元アルバン・ベルク四重奏団のヴァレンティン・エルベン、ギュンター・ピヒラー、ワルター・レヴィン(元ラサール弦楽四重奏団)、アルテミス・クァルテット、クリストフ・コワン(モザイク・クァルテット)、マーティン・ロヴェット(元アマデウス弦楽四重奏団)、ターリヒ四重奏団にも指導を受ける。

結成直後よりフランス内外の音楽祭やコンサートで演奏。パリのシテ・デ・ラ・ムジクよりノミネートされ、ヨーロッパ・コンサート・ホール協会(ECHO)により、ヴォーチェ弦楽四重奏団は2013-14年シーズンのライジング・スターに選ばれ、昨年から今年にかけてバービカン・センター、コンセルトヘボウ、ウィーン・コンツェルトハウスなどヨーロッパの主要コンサートホール17カ所で公演を行う。録音はシューベルトに次いで、最新盤はナイーヴ・レーベルよりベートーヴェンをリリース。

 
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ボロディン弦楽四重奏団 with エリザベート・レオンスカヤ

2015-10-30 05:43:55 | clasic
クラシック倶楽部 2015年10月30日


 ボロディン弦楽四重奏団 with エリザベート・レオンスカヤ


ピアノ五重奏 変ホ長調 作品44から第3楽章、第4楽章  シューマン作曲

ピアノ五重奏 ト短調 作品57  ショスタコーヴィチ作曲

  弦楽四重奏団:ボロディン弦楽四重奏団
  ピアノ:エリザベート・レオンスカヤ

 [収録:2015年4月2日/東京文化会館小ホール]

 ボロディン弦楽四重奏団

ボロディン弦楽四重奏団Квартет имени Бородина英語:Borodin Quartet)は旧ソ連邦において1945年に結成されたロシア弦楽四重奏団。歴代メンバーの亡命や国外流出を経てなお現在、世界で最も活動歴の長い弦楽四重奏団であり、2005年には結成60周年を迎えた。

元来はモスクワ・フィルハーモニー四重奏団と名乗っていたが、1955年に、近代ロシアの室内楽の開拓者というべき作曲家アレクサンドル・ボロディンにちなんで改名された。ソ連の誇るピアニスト、スヴャトスラフ・リヒテルと長年にわたって共演を重ねてきた。

作曲家ドミートリイ・ショスタコーヴィチとゆかりが深く、しばしば作曲の相談を受けた。このためショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲の録音が数多いが、メロディア・レーベルへは、とりわけフランクドビュッシーらフランス近代音楽の録音によって名声を馳せた。

 エリザベート・レオンスカヤ

エリザーベト・イリーニチナ・レオンスカヤロシア語Елизавета Ильинична Леонскаяラテン文字転写Elisabeth Ilinichna Leonskaja , 1945年11月23日 - )は、グルジアトビリシ生まれの女流ピアニストである11歳の時オーケストラと共演、13歳の時にはソロリサイタルを行うなど、幼いころから才能を発揮した。1964年から1971年までモスクワ音楽院にてヤコブ・ミルスタインに師事する。在学中、ブカレストブリュッセルパリで行われたコンクールにて受賞。1978年にはウィーンに移住、活動拠点を西側に置く。翌年のザルツブルク音楽祭にデビューし、成功を収めたことで国際的名声を確立するに至る。

 

エリザベート・レオンスカヤ
 Elisabeth Leonskaj

 

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