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公取委に楽天の調査要請、出店者通販サイト「送料ゼロは違法」

2019年12月01日 | 時事ネタ
ポータルサイト 出展者 消費者
みんな必死!
ネット通販で購入の是非を判断する要の一つ
それは送料です。

今回の件で公取が違法と判断し是正が入れば
送料負担の縛りはなくなるかもしれませんが…
消費者側はその利益を失いサイト利用の得点を喪失します。
通販業界全体で云えば”得策”と云えるかは微妙
現時点では軽々に語る事も出来ません。

しかし、出店者側の裁量で「当店では送料無料」と銘打てば
売上アップの起爆剤になるので
小規模店が冷気に晒されてしまう構造の改善には効力があるのか?
甚だ疑問です。

価格の過当競争は良品を安く提供し速やかな流通を以て
成立する。これだけでも出店者にとっては相当に知恵を絞り
収益バランスの推移には余念がありません。
ポータルサイトでは自分の出展品が上位表示されるほど
より多くの消費者の目に留まる事になりますから
この仕掛けにも表示に対するオプション経費が発生します。

一昔前二昔前の様に
店舗を持たずに”気軽にお店を出店できる”着想・思惑は
現代ではあまり宛になる有意義性になっていないと考えられます。

少なくとも資金の潤沢な資本企業の戦略下では
小規模店主の抵抗は”焼け石に水”といった感が否めない。

よくよく冷静沈着に物探しをした時
果たしてネットにあふれているこれ等の物品は
送料を加えてでも取り寄せる価値はあるのか?
それは消費者の価値観なので何れも有るでしょう。

私の場合は出来る限り自分の目で確かめて買う習慣が残っているので
規制製品を購入する際は価格だけではなく、店の概要まで目を通す事は勿論
保証に関する事項を含め特商法の事項は目を通します。

この際店舗がない様なお店ではまず買いませんし
製品に関する詳細な起債の無いものを選びません。

結構消費者の目も厳しくなっている思います。