学校をあきらめた日

小学校3年生の娘が、学校へ行かなくなりました。葛藤の日々。

「おなかいたい」①

2020-01-16 23:49:00 | 日記
こんにちは、かおこです。

「子どもが『おなかいたい』と言う時は、心がいたいんだ」
という言葉を読んだことがあります。

もちろん、お腹をこわしたり、便秘だったり、そのほかの胃腸の病気などによるものもあると思います。

娘は、私に似たのか便秘がちでした。
そして、小学生になっても紙パンツでウンチをしていました。(おしっこはトイレで出来ていました)
なぜうんちだけがトイレで出ないのか。
足がつかないと力まないので足台を入れたり、ヨーグルトや繊維質のものを多めに食べさせたり、いろいろ試しました。
あるいは、トイレそのものが何となく怖い?中には、自分が出したうんちが落ちて吸い込まれていく…という様子が怖い、という子もいた、という話を聞き、いろんな角度からアプローチをしてみました。

アプローチのアイディアは、老人ホームでの看護経験が生かせましたが、それでも、ダメ。

今思えば、私もうかつでした。
看護師として、患者さん相手なら
「この便じゃ出にくいよね、もっとスルッと出やすい便の性状にした方が本人もラクだよね」
と、すぐ気がつくのに。
娘のコロコロ便を、自分もそうだったせいか、あまり異常性を感じず、と何年もそのままにしておいたのです。
話がそれますが、私が子どもの頃は、母も娘の便秘を異常とは思っていなかったよう。
硬くて棒のような便が普通なので、それだとトイレに詰まってしまいます。
そういう時は、お風呂の水をバケツに汲んで、トイレの水と一緒に流せば流れるから、と教えられました。
便の方を何とかしよう、という視点はなかったようです。
硬い便が当たり前、のような感じでした。
対して、姉はいつも緩い便だったようです。
大らかといえば大らかですが、子どもは自分のことしか知りませんから、それが当たり前、と思って不思議にも思わなかったりするんですよね。

それにしても…
何で、仕事だと出来ることが自分のことになると出来ないのか。というか、なぜ気がつかないのか。
自分のうかつさに情けなくなりながらも、不思議でなりませんでした。

娘が二年生の三学期に入った頃、「おなかいたい」と言い出しました。
熱も、下痢も嘔吐もしていない。食欲もある。痛くて泣く、というほど辛そうでもない。
でも、何日か休んでも痛みは治らないようで、病院に連れていきました。
レントゲンを撮ると、かなり便が詰まっているようとのこと。
浣腸もしましたが、あまり出ず。
お薬をもらって、便の観察をすることになりました。


お読みいただき、ありがとうございました。




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