先日の、広場での講習会「子どもの病気と看護」の中での質疑応答をご紹介します
Q,体調崩してからどのくらい空けて、外や人ごみに連れて行ったらよいか? A,38度以上の発熱→熱高かったときは、保育園などでは1日空けて登園となっていますので、1日空けて様子を観る。 咳や鼻水等ひどいとき、子どもがしんどそうなとき→体力がいつもの状態になるのは1週間から2週間かかると言われています。熱が下がった、元気があるからと人ごみの多いところに行くとどうしても、まだ体力は正常ではないので他の感染症に感染するリスクは高くなると思ってください。子どもがストレスたまってなどと、外に行きたい場合は、人ごみを避けるなど気をつけることも大切です。また、昼間は元気だと夜になってぐったり再度寝込むこともありますので気を付けてください。
Q,トイレの便座の蓋に意味がありますか? A,便座の蓋には意味があります。落下物が落ちないため、節電や騒音防止、排泄物によるウイルスや、菌の飛び散り予防、です。ですので掃除のときは、蓋もきちんと拭きましょう。
Q,マスクの使用は年齢がありますか? A,WHOやユニセフでは5才以下のマスク着用にはこだわらないとあります。2歳未満はつけない。それには、理由があります。 嘔吐などによる窒息。マスクでの窒息。熱中症。体調(顔色)の変化に気づきにくい。 厚生労働省でも近年2歳以下のマスク着用を禁止しています。
Q,3歳の子どもが幼稚園帰宅後、疲れて寝てしまい、ご飯も食べないで朝まで眠る。栄養など心配。 A,毎日ではないようであれば、無理に起こさずとも良いのではないかと思います。中には、帰りがけにおにぎり等簡単に食べられるものを食べさせたり、先に入浴させて、目を覚ますなど工夫されている方もいるようです。その子の性格などに合わせて行ったらよいと思います。それほどで、栄養の心配はないかと思います。
Q,転倒してぶつけた部分は冷やすので良いのか?温める必要がある場合があるか? A、冷やすことで大丈夫です。温める処置は、循環を促す効果があるので、腫れや痛みを取り除く処置には冷やす、でよいです。温める処置は子どもにはあまりしないです。
Q,ぶつけた後のたんこぶなど、どうなったら気を付けたらよいか? A,腫れても、ひいたら大丈夫。時間が経って、嘔吐したり、意識がはっきりしない場合は、すぐに病院でよいでしょう。また、時間が経っても腫れがひかず、ぶよぶよしている場合も病院で処置が必要になるかもしれません。