2月の福寿草に始まり、ハナネコノメソウ、カタクリ、イワウチワ、ニリンソウと、お目当ての山の春の花を順繰りに訪ね歩いたところで3度目の緊急事態宣言が発令されてしまい、不本意ながら今年の春の花巡りはトリを迎えることなく終ってしまいました。。。
鬼に笑われそうですが、来年の春の行先をあれこれ考えながら、ステイホーム前の写真を整理して時間を過ごしました。
若干の季節外れ感はどうかご容赦くださいませ。
3月中旬の高尾山蛇滝ルートで今年初めて出会ったニリンソウは開花直前の蕾でした。
その3週間後の4月初旬、奥多摩の天地山下山道の道端で、生まれて初めてニリンソウの群生を目にしました。
ニリンソウ(二輪草)
キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。春山を代表する花のひとつ。
1本の茎から2輪ずつ花茎が伸びるのが特徴で名前の由来にもなっていますが、同時に2輪の花を付けるわけではなく、1輪が散った後に2輪目の花茎が出てきます。
花言葉 「友情」「協力」「ずっと離れない」
花弁は5枚の物が殆どですが、6枚~7枚のものも珍しくないそうです。
それでも、7枚花弁の花を見つけた時はちょっと興奮しましたね。
因みにこちらはイチリンソウです。
ニリンソウよりも花がふた回り程大きく、葉の形も違います。
緊急事態宣言直前の4月24日、南高尾の沢筋でニリンソウの大群生地を歩きました。
花は終盤で、背も伸び切っていたのが残念ですが、それでも素晴らしい光景でした。
鬼に笑われそうですが、来年はもう少し早いタイミングで出かけられたらと思います。
ヤマケイオンラインにニリンソウ探訪のレコを載せていますので、興味のある方はご笑覧下さいませ。☟
https://www.yamakei-online.com/cl_record/detail.php?id=218013