前述のように、これで撤退すれば「日本は脅せば屈する」と公言するのと同じこと。古館氏がテレビで口走った日米安保とか関係なしに、このテロの時代に二度と「人の命は地球より~」の決断をすることはできません。
今回のような件を交渉で解決するならば、道はひとつ。
「要求には応じない。それどころかもし殺したら、要求と逆の行動(自衛隊増派)をとるぞ。それでもいいのか?」とする以外に道はないのです。さらに、米国を上から動かして「日本人を殺せば、その組織に対して米軍が行動する」と宣言させてプレゼンスを高めるべきでしょう。
そして、私たちにできること。それは「感情に走って惑わされないこと」です。もしこれで拘束された人々に危害が加わり、そのことで世論や政権の支持が揺らぐようでは、スペインの二の舞です。スペインでは、反イラク戦争の政権が勝ったにも関わらず、爆弾騒ぎとテロ組織からの撤退要求が相次いでありました。このように世論が乱れやすいと見なされた国も、カモにされます。
真っ当でない形での圧力、要求に屈しない政府を誇れる国民であるかどうかが、今後50年、テロに怯えて生きるか、テロを否定し続けられるかが問われています。
もちろん私だって同胞の生還を望んでいます。しかし、これは日本の未来のために屈してはいけない事件なのです。その上イラクには渡航自粛要請も出ており、危険を承知で乗り込んだはずの彼らにどのような結果が訪れようとも、可能な範囲で全力の対応をしたのであれば、政府を批判するのはお門違いと言えるでしょう。
ところで福田官房長官の会見で「仮に3人に危害が加えられても撤退しないんですか?」とか聞いた記者、何考えてるんでしょう。それで官房長官が「危害が加えられれば、対応を考える」とか言ったら、次は危害を加える映像が送られてくるでしょうが。バカですか?
今回のような件を交渉で解決するならば、道はひとつ。
「要求には応じない。それどころかもし殺したら、要求と逆の行動(自衛隊増派)をとるぞ。それでもいいのか?」とする以外に道はないのです。さらに、米国を上から動かして「日本人を殺せば、その組織に対して米軍が行動する」と宣言させてプレゼンスを高めるべきでしょう。
そして、私たちにできること。それは「感情に走って惑わされないこと」です。もしこれで拘束された人々に危害が加わり、そのことで世論や政権の支持が揺らぐようでは、スペインの二の舞です。スペインでは、反イラク戦争の政権が勝ったにも関わらず、爆弾騒ぎとテロ組織からの撤退要求が相次いでありました。このように世論が乱れやすいと見なされた国も、カモにされます。
真っ当でない形での圧力、要求に屈しない政府を誇れる国民であるかどうかが、今後50年、テロに怯えて生きるか、テロを否定し続けられるかが問われています。
もちろん私だって同胞の生還を望んでいます。しかし、これは日本の未来のために屈してはいけない事件なのです。その上イラクには渡航自粛要請も出ており、危険を承知で乗り込んだはずの彼らにどのような結果が訪れようとも、可能な範囲で全力の対応をしたのであれば、政府を批判するのはお門違いと言えるでしょう。
ところで福田官房長官の会見で「仮に3人に危害が加えられても撤退しないんですか?」とか聞いた記者、何考えてるんでしょう。それで官房長官が「危害が加えられれば、対応を考える」とか言ったら、次は危害を加える映像が送られてくるでしょうが。バカですか?
・犯行声明文に宗教的修辞、「アルカイダ」等の表現がない。
・声明文の日付が西暦で書かれている。
・三日後の4/11がシーア派の大切な日なのにイスラム歴ではない。
・日付の表記の順序が「年・月・日」という日本的なもの。
・撮影したビデオが日本製ビデオ(SONY)。
・アルジャジーラTV曰く「このテログループは今まで全く聞いた事がなく、存在するか怪しいグループ」。
・政府に撤退・身代金などを直接要求する訳でなく「マスコミ」を使って「撤退」要求。
・アメリカでなくなぜか日本に撤退を求める犯行声明。
・警察庁幹部談「期限を切って要求を突き付ける手口は、イスラム社会のやり方にはない」
・PRビデオにしては「余りにも武装が貧弱」。
・人質に対して室内でRPG(ロケット砲)を構えている。常識的にありえない。
・人質の後ろに兵を並べるのは南米のゲリラ組織のやり方で、イスラムはあんな撮り方をしない。
・AP通信には高価な機材と知識が必要な「CD-R」でビデオデータを送付。
・NHKのニュースで現地から書き込みがあったと思われる掲示板の映像が一瞬映った。
・身分証明証ではない単なる朝日新聞の「入館証」がテレビに映された。
・本来紛争地域では絶対に持ち歩かないパスポート(普通はパスポートのコピー)をなぜか三人とも持っていた。
・一緒にさらわれた軍隊を送っている韓国の牧師はなぜか即解放。
・イラク入りしてすぐ拉致された3人、そしてすぐにテレビ局にVTRが届いた。
・企業関係者、大手マスコミ、大手NGOがバグダッドにいるにもに拘らず、市民活動家とフリージャーナリストがターゲット。
・イスラム社会ではアラーにしか許されない「焼殺」という脅し文句が使われた。
・犯行グループの主張と被害者三人の主張が、なぜか「自衛隊撤退」で一致している。
・犯行グループが「ノーコイズミ」大合唱。
・人質の家族は米英諜報特殊部隊の救出作戦をなぜか拒否。