村山富市と河野洋平は戦後７０年談話について意見を述べ、過去の「植民地支配と侵略」への反省やおわびを明記した戦後５０年の自身の談話表現を明確に踏襲し、「村山談話を継承するなら素直に明示した方がいい」と述べ、河野洋平も「歴代内閣が継承してきた談話が後退するようなことがあってはいけない」と懸念を示したらしいですが、「既に解決済みの問題」を殊更に繰り返すのであれば、戦争犯罪として「未解決の問題」である、米国による一般市街地への原爆投下、焼夷弾無差別爆撃による民間人大量虐殺や、旧ソ連の中立条約違反である対日参戦やシベリア抑留、奴隷的強制労働、南樺太や千島列島、北方領土の侵略などについても政府談話に示し、その責任を追及しなければいけません。
今まで村山富市と河野洋平はそれらの問題について全く無視してきた無責任な政治屋であることは明らかで、今になっても日本の責任だけを殊更取り上げて強調しようなどというのは、村山富市と河野洋平が如何に政治的バランスを欠いた、いい加減な欠陥のある人間であるかがよく判るというものです。中韓の何らかの利益を伴う政治工作を受けての政治姿勢なのかも知れませんが、主権者である日本国民の被害を無視して未解決の問題を無視して解決済みの問題を尚もしつこく強調しようなどとは二人の公平性に欠く偽善的な性質を見事に現していると言えましょう。
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村山談話継承「明示を」 元首相、戦後７０年で
http://www.47news.jp/CN/201506/CN2015060901001771.html