チームの武器となるキック(パス)を磨け!

2016-01-21 16:03:26 | コメント
サッカーを日本語の漢字にすると「蹴球」と書きます。
日本では、ボールを蹴るスポーツとなるが、世界の英語では、「football」といって、ボールを足で扱うスポーツと言うことになるかな。

ボールを扱うのには、人から人に渡すのに、キックが必要になる。
そこで、キックと言うと、ボールを蹴る(ける)ということなのだが、目的を持ってキックすることを忘れてはいけない。

パスの場合は、味方のパスをする人に渡すことが目的である。
状況に応じて、味方に渡すキックをすることである。
キック以外でのパスにも、ヘディングや胸やももなど、体を使ってのパスもある。

シュートは、ゴールに入れることが目的なので、どういうキックでもゴールに入れることができるキックと狙いが大事なことである。

そして、クリアーがある。
クリアーにも、ゴールを外す、コートの外に蹴り出す、ピンチにならないように、ピンチだから大きく前に蹴って地域を挽回するという目的がある。

キックは、種類も多く、1人1人の個性もある。

「君は、目的のために何種類のキックができるか」ということが、選手の技量である!

間違えてはいけないのは、カッコウだけのキックをしてパスにならなければ、意味のないプレーであることを知ってほしい。
カッコウではなく、その状況でパスの方法が、カカトであったり、足の裏であってもいいのだが、その時の手段として、その部分を使ってパスをした。
という味方に渡す目的がしっかりしていないといけない。

瞬間にイメージで、浮かしてパスを出した、アウトにかけてパスを出した、カーブをかけてシュートしたということがあるかもしれない。
そういったイメージを持ってプレーすることは、大変いいことだと思う。
パスのイメージや、シュートのイメージ、クリアーのイメージを持ってキックをしてほしい。

今度はそれがその瞬間だけでなく、状況に応じて、いつでもそういったキックができるように、正確率を高める努力、キックの練習が必要だと思う。
そういった、キックの種類が多く、精度が高くなれば、それは、自分の技術となる。

1人1人のキックで、ゲームが作られると言うことは、キックの種類が多いほどゲームの内容が面白くなり、それが武器でもある。
チームの最大の武器になる。

そのキックの精度と言ったのは、相手がいる中で仲間の味方にボールが渡らないと、精度のあるキックとは言えない。
ゴロや浮かしてキックする、インサイド、インステップ、イン・アウトフロントでのキックがある。
イン・アウトの当たり具合、足首の角度、ボールの当たり具合と自分の当て方のコントロールによって違うと思う。
浮かしたキックであったら、目的の味方にノーバウンドで渡るパスが出せるキックの精度が必要である。
もう一つ、距離に応じて、キックの精度を付けよう。

パスの方法として、足を使った方法としては、足の甲にボールを乗せて、足首のスナップを使って浮かせるパス。
アウトで足首のスナップを使ったパス。
足首のスナップを使うと、思いがけないパスとなり、相手の意表をついて出せるパスでもある。

何種類のキック(パス)の技術があるかは、選手の幅となる。

キックは、同じことを何回もやって、10本中に、9・10本目的のキックができれば、自分の技術になったことになる。

キックをするために、キックをするのでなく、目的のためのキックを磨いてほしいと思います。