おきらくごくらく日記

人は人、我は我・・・されど、仲良し

いいとこなし

2007-03-04 21:00:50 | テレビ
『風林火山』(第9回)

海ノ口城を奪った武田晴信と板垣信方主従の様子をうかがう勘助&平蔵
平蔵は勘助の制止を振り切って晴信に矢を放つ
平蔵が憎いのは武田信虎のはずなのに何故・・・?

なんとか信方によって晴信は守られたけど今度は天井裏に潜んでるのがばれちゃって大ピーンチ
勘助は死を覚悟して平蔵の身代わりに姿を現す
勘助と晴信、2度目の対面は、まさかまさかの展開です
板垣信方は怒りまくって今にも勘助を打ち首にしそうな勢い
そんな信方を制して自ら勘助を斬るという晴信クン
勘助も覚悟を決める
ところが振り下ろされた刀は勘助の首ぎりぎりで寸止め
「偽軍師山本勘助が首討ち取った」と宣言して家臣と共に城を後にする晴信
晴信クンは、勘助の命ではなく武田への復讐心を討ち取ったのですね
勘助、完敗であります

甲斐に戻った晴信は武田信虎に海ノ口城を落としたことを報告
もちろん信虎が喜ぶはずもなく、大激怒
自分が落とせなかった城を、わずかな手勢で落とした晴信クンに対し嫉妬ムラムラ
クルミもグリグリ

それから3年後・・・
信虎は信州・諏訪頼重に晴信の妹・禰々を嫁がせ同盟を結ぶ

この諏訪頼重には側室に産ませた娘・由布姫がいて、一目見て気に入った信虎は自分の側室にと望む
娘婿の娘を所望とは・・・変態ですな

翌年の正月・・・
祝いの席であからさまに晴信追放の意思を表した信虎
も~晴信クン我慢の限界です
ついに謀反を決意

そのころ勘助は・・・
駿河で飲んだくれてました
今週はいいとこなしの勘助でした





和をもって貴しとなす

2007-03-04 00:15:53 | 映画
『ドリームガールズ』

1960~70年代を背景にした3人の女性コーラスグループの栄光と挫折そして再生の物語デス・・・

この時代のエンターテイメント業界、黒人はかなり辛い目にあってたのですね
曲を出しても、黒人専門のラジオ局でしか流してもらえず
そして勝手に白人にパクられちゃう
あれは俺の作った曲だぜぇって言っても無駄・・・
ひどい話ですね

コンテストを受けに来た3人のコーラスグループに目をつけたジェイミー・フォックス
“ザ・ドリームズ”と命名
うまいこと人気歌手エディ・マーフィーのバックコーラスに抜擢
同時に白人業界にも殴りこみ
エディ・マーフィーは受け入れられなかったけどドリームズはなんとかいけそう
こうなったらドリームズを独立させて売り出しだぁ
そこで策を練るジェイミー
リードボーカルをビヨンセ・ノウルズに変更
これにはジェニファー・ハドソンぶち切れです
自分の歌に絶対の自信を持つジェニファー・・・でも太ってる
歌には個性がないけど、美貌のビヨンセ・・・
ジェニファーが怒りまくるのもわかるけど、そういうのって“あり”でしょ

キャンディーズだって、センターをぽっちゃりのスーちゃんから派手目のランちゃんにチェンジしてから人気出たしね

みんなになだめすかされてしぶしぶ納得したジェニファー
戦略は大当たり人気者になったドリームズ
でもジェニファーは不満をつのらせる
態度も最悪

ついにジェイミーにクビを宣告されてグループを去ることに・・・
実はこのときジェニファーはジェイミーの子供を妊娠してたのです
そして人知れずジェイミーの子供を出産・・・不遇の日々・・・
一方新メンバーを加入したドリームズは大人気
そしてジェイミーはビヨンセと結婚
追い出されたジェニファーは地味~に活動
ちっちゃい店で歌ってレコードもひっそりと出す
この曲が結構いい曲だったもんで、ジェイミーはパクってビヨンセに歌わしちゃう
あんた、それ自分が白人にやられてたことやんかぁ
それを知ったビヨンセ大ショーック
ジェイミーから離れることを決意したビヨンセ
そしてザ・ドリームズは解散
解散コンサートでメンバーとしてステージに立つジェニファー
よかったね

さて、アカデミー賞助演女優賞を受賞したジェニファー・ハドソンですが・・・
評判どおりの存在感・・・ある意味主役です
ソロも多いし、歌もうまい
でもジェニファーには感情移入出来なかった
自分の歌に自信があるのはわかるけど、自己主張強すぎっ
かなりうざいです
和をもって貴しとなすの日本人としては共感いたしかねます
比べてビヨンセ・・・
ジェニファーには顔だけのつまらない女と言われ・・・
ジェイミーにも個性がないと言われ・・・
どこか自信なさげだったビヨンセがジェイミーとの別離を決意
レコーディングでガラスの向こう側のジェイミーに向かって歌う『LISTEN』
これはかなり聞き応えありです
ビヨンセ最高~
ビヨンセがいなかったらこの映画は成り立ちません