長崎旅行3日目

2012年02月28日 | 旅行
長崎旅行最終日。あいにくの強い風と雨。

伊王島大橋を越え伊王島へ。


まずは最西端伊王島灯台。明治初期より航路標識として多くの船を見守り続ける。


伊王島はリゾートの島。長崎温泉やすらぎ伊王島で海を見ながらのんびり湯に浸かる。


次に向かったのは諫早ゆうゆうランド干拓の里。諫早干拓の歴史を学べる干拓資料館と有明海独特の生態系を展示するむつごろう水族館。観光客はゼロ。


激しい風雨のなか、諫早湾中央干拓地へ。広大な農地。


次に諫早湾干拓堤防道路を渡る。西側の海の色は濁った茶色。諫早湾干拓事業は防災や農地開拓、生態系保持や漁業問題はもちろん、建築業者や地権者、自治体、政治家の利権等が絡み合い、先般下された司法判断だけでは解決できない非常に複雑な問題であることを肌で感じる。


諫早市の道中立ち寄った深山水産での牡蠣とサザエのつぼ焼きは美味。


帰り際には諫早公園の眼鏡橋を鑑賞。


そして夕方の便で長崎空港からセントレアへと帰路へ。走行距離495キロ。文化と歴史に触れ、満足行く3日間を過ごせた。

長崎旅行2日目

2012年02月27日 | 旅行
長崎2日目。

島原半島へ行く途中の愛野展望所。
好天に恵まれる。


仁田峠第二展望所から眺める景色。
平成新山は日本で最も新しい山(1482.7m)


仁田峠から登山開始。まずは妙見岳を目指す。


振り返ると眩しいブルーの景色が広がる。


ロープウェイ妙見駅を過ぎたあたりからは霧氷の道を行く。
霧氷は水蒸気が樹木に衝突して凍結することでできる現象。


妙見神社を越えて歩く。山を美しく染める白と緑のコントラスト。
まるで吉野の千本桜を思い浮かばせる神秘的な情景。


鎖場の登山道を進み、国見岳山頂(1347m)へ。


次に普賢岳山頂(1359m)。平成新山が目前に迫る。


下山後は雲仙温泉(湯の里温泉共同浴場)へ。酸性硫黄泉のかけ流し。
寂れた雰囲気がいい。


湯上がり後は雲仙温泉周辺を散策。
雲仙地獄から雲仙お山の情報館へ。


次に向かった旧大野木場小学校被災校舎砂防みらい館。
1991年雲仙普賢岳噴火の惨劇を今に伝える。


火砕流の跡地は農地として再生中。


次の目的地は島原市街。江戸時代の風情を残す島原武家屋敷跡(山本邸、篠塚邸、島田邸)。
ひな人形の展示や梅の開花に季節を感じる。


島原は湧き水が豊富で水利を生かした街づくりで趣がある。
鯉の泳ぐ町、島原湧水館、しまばら水屋敷と巡る。


次に訪れた雲仙岳災害記念館 がまだすドームは充実した施設と展示が印象的。


さらに南に進み原城跡へ。1637年島原の乱で一揆軍が天草四郎を指導者として立て篭もった城。
悲劇の歴史を夕暮れ時の静寂が包み込む。


諏訪池近くからの空。深い蒼と冷たい月。


小浜温泉(脇浜共同浴場 おたっしゃん湯)で冷えた体を温める。地元に愛される温もりある浴場。
泉質は高温の塩化物泉。


一日の終わりは鍋冠山展望台にて長崎市街の夜景を見下ろす。散りばめられた光が目に入り込む。
宿泊は前日に引き続き長崎ワシントンホテル。

長崎旅行1日目

2012年02月26日 | 旅行
4年ぶりに長崎へ。今回の旅のテーマは「負の遺産」。長崎に残された産業遺産や遺跡を巡る。

セントレアから長崎空港へ向かい、レンタカー(ワゴンR)を借りる。
最初の目的地は長崎港。


この船に乗って軍艦島ツアーへ。


しばらくすると端島が目前に。軍艦「土佐」に似ていることから軍艦島と呼ばれる。


廃墟。1974年の閉山まで海底炭鉱によって栄える。


ガイドが軍艦島の歴史や炭鉱について説明。わずか0.063 km²の面積に最盛期は5,000人以上が暮らす。


離港後は船で軍艦島を周回。高波によって荒廃した建物郡。


上陸証明。今回はやまさ海運のツアーを利用。


次に向かったのは遠藤周作文学館。景色のいい丘の上に佇む。


遠藤周作は大好きな作家の一人。感動的な心象描写を伝える展示に胸を打たれる。


遠藤周作著「沈黙」の舞台となった黒崎教会は静寂が漂う。


沈黙の碑「人間が こんなに 哀しいのに 主よ海があまりに 碧いのです」遠藤周作


「旧出津救助院」と「ド・ロ神父記念館」。19世紀末フランス人宣教師による建造物。


出津教会。世界遺産(文化遺産)暫定一覧のひとつ。


夕暮れ時に西海市をランニングして、その後見た西の空。


汗を流した後は「ゆりの温泉」でくつろぐ。地元の家族連れが多い。


宿泊は長崎ワシントンホテル。すぐ近くに新地中華街。

グリーンピア春日井・弥勒山

2012年02月19日 | 休日
すっきり晴れた肌寒い一日。午後からトレーニングを兼ねて低山登山へ。
まずはJR高蔵寺駅から都市緑化植物園(グリーンピア春日井)までジョギング。

大久手池から弥勒山を望む。


都市緑化植物園は無料ながら見所満載の施設。穏やかな陽気に恵まれ、華やかなで明るい雰囲気。


動物ふれあい広場を訪れた後、みろく山へのハイキングコースを登る。


弥勒山(437m)山頂からは御嶽山や入鹿池を眺められる。


尾根伝いに大谷山(425m)から道樹山(416m)へ。


玉野園地を通り定光寺駅へ。道樹山からはやけに長い道のりに感じる。


登山日和の一日で整備された道を気持ちよくトレッキングできた。