男であること 夫であること

そして僕らしく生きること since December 2004

年の瀬

2004年12月28日 | 
いよいよ2004年も終わりに近づいてきましたね。
妻の不倫が発覚した後は精神的にも大変でしたが、今は僕も妻も落ち着きを取り戻しています。妻とも普通に話すことが出来るようになりました。向かい合って話せるようになってきたと思います。その中で気がついたのですが、妻の表情が、変な話ですが「こんな穏やかでいい顔してたのか」ということでした。以前と違って明るくなりました。話し方、僕への呼びかけ方などまるで結婚当初に戻ったようです。
先日の日曜日に、妻が朝起きようとする僕を呼び止めて「いろいろごめんね。いっしょに(夫婦というものを)作り上げていかなければいけないのに私は逃げていた。」といってくれました。そのとき僕は不倫の呪縛から解き放たれたような感覚を持って心穏やかな気持ちになれました。僕は一言「わかった。」と答えました。

もう不倫の事実そのものについての妻の「罪」についてはこれでけじめがついたと思っています。後は僕の心の中の問題だけでその事実をどう整理をつけるかです。しかしこれも大きな問題ではなく時が解決できると思っています。

私たち夫婦の今後の課題は、忘れていた夫婦間の愛情と信頼関係を再構築していくことです。今、手を取り合ってそのスタートラインに立ったという気がしています。

皆さんも良いお年をお迎えください。

クリスマスイブ

2004年12月24日 | 
皆さんのクリスマスの予定はいかがですか?

私たち家族はクリスマスイブにホテルに泊まってゆっくり過ごすつもりです。
この日ばかりは2人の子供中心に、楽しく過ごせるようにしたいと思っています。

皆さんがいいクリスマスを迎えられますように。

そして私たち夫婦にも穏やかな日々が早く訪れますことを。

futen1101


futen1101

2004年12月21日 | ひとりごと
皆さんはご自分のIDにどのような意味を込めていますか?

例えば、私はfuten1101ですが、1101は今年の11月1日のことで、妻の不倫を知ったときです。でfutenは、フーテンの寅さんからもらいました。ショックで心が不安定で彷徨っていたときでしたから。ふと頭に浮かんだ言葉でした。

11月3日は結婚記念日でした。その日の家族での会食は空虚なものでしたね。ほとんどうわの空で、食べ物ものどを通らずレストランの窓から遠くの風景を見ていました。ただその場にいただけという感じでした。遠い昔のような気がします。長い11月でした。

妻の変化

2004年12月21日 | 
*この記事は「相互理解」のLittlememoさんのコメントに答えたところから続いています。そちらを先にお読みください

先日の日曜日に妻と話をしました。
妻ははじめから離婚を前提に話をしてきたので、もう最後のチャンスと思い、かなり厳しくいいました。目を覚まして欲しかったのです。一か八か逃げ道も作れないくらいに・・・。もちろん暴れてませんよ。(^.^) 妻は熱くなりますから僕は冷静にいきました。

直接的に安易に不倫という事実を責めるのではなく、何故不倫をしてしまったか?の原因を追究したかった。その原因を解決しない限り、同じまたは別の問題が出てくると確信していたからです。それは妻の性格と育った環境に起因すると思っています。
いろんな話をしましたが、まとめると「問題はお前が自己中心で自分に甘く、逃げ道ばかり作ってきたその生き方にある。今まで生きてきた人生の中でいつも困難から逃げ続けた。結婚してからも専業主婦で好きなことをさせてあげていた。僕もそれでいいと思っていた。しかしどんな安住の地でも辛いことは必ずある。自分をごまかして、とうとうお前は夫と家族を裏切った。最後の理解者であり、味方でもある家族まで裏切って、すべての信頼をなくしてしまった。君は夫の愛情と信頼を、人間として一番最低なやり方で裏切った。これがお前の望む生き方か?これがお前の言う「母親であるけれども、一人の女性としても輝いていたい」生き方か? みんな辛くても一生懸命に自分の人生を生きている。自分の人生よりよくしたいと頑張っている。まだこの場になっても現実逃避をして逃げ道を作るのか?それでお前は今、幸せか? 逃げれば逃げるほど苦しんでいる現実が今ここにあるじゃないか? またここで逃げたらお前の人生はグチャグチャになるぞ。お前の身勝手な行動に向こうにいる子供まで巻き込んでそれでもしあわせか?(子供は別室でテレビを見ていましたが、不安でいる様子は私たちにはわかっていました。) いい加減に目を覚ませ。喝~!← これはなしです。(^_^;)

まあ、こんな感じです。いやな話と思われた方は読み流してくださいね。

妻は子供時代に家庭のゴタゴタを見てきて、両親の愛情を受けた記憶がないみたいです。だから自分で自分をかわいがるようになった。人に心を開くことができなくなったのです。人当たりもよくうまく立ち回るので表面上の付き合いは多いですが、実は寂しい人間でもあります。そういう事情をわかっていても、あえて僕はかたくなに閉じられた妻の心をこじ開けたく思いました。夫婦が向き合える最後のチャンスと思いましたから。

話の中で妻は何度も話題をすり替えようとし言い訳をして、僕の話をさえぎろうとしました。僕を激しくののしりました。僕をカッとさせて自分の土俵(相手の欠点をあげつらうだけの意味のないののしりあい)にひきずりこんで、この話をうやむやにしようといういつもの手段です。でも僕はその手にはのりません。離婚するか夫婦として再生できるかの大事な話です。けじめをつける大事な話です。日常の単なる夫婦喧嘩などではないですから。

3時間くらい話したでしょうか?突然妻は壊れました。心の壁が砕けたような気がしました・・・。
「誰も私をわかってくれない。誰にも相談できない。だから自分で自分をなぐさめている。自分で自分の傷口をなめなかったら誰がなめてくれるのよ。私が私を否定したらどうしたらいいの。 私は最低の人間だ。私が死んだらいいのでしょう?」断末魔のようなこの声の中に私は妻のかたくなな心が見えたと思いました。僕らはやり直せる!と実感できた瞬間でした。妻は十分苦しみ、自分を責めています。妻はもう十分罰を受けています。これ以上の問いかけは必要ないと思いました。

まだ妻は僕に謝るという段階までいってません。自分と戦っている最中です。自立しようとする自分と子供だった自分との間で。
僕は「謝ることがけじめだ。」とはいっていません。なぜなら嘘でも謝ることはできます。だから強要もしていません。妻が素直な心で夫に謝ろうと思えたとき、自然にその言葉が出てきたとき、そのとき僕らは本当の夫婦となり、すべては好転すると持っています。

「どうして自分ひとりで抱え込むの?どうして一人で悩むの?僕や家族は君の味方じゃないか。みんないつも一緒にいるから。君はひとりじゃない。」

妻に変化が見えました。

相互理解

2004年12月20日 | 
妻との対話が増えています。それを妻は「責められている」という強迫観念があるらしく、自己防衛のために逆ギレし僕の日頃の行いで気に食わなかったことなどを責めて防戦します。しかしそれは自分が不倫したという負い目があり、不倫が発覚する前の夫婦喧嘩のそれとは格段に迫力に欠けトーンも下がっています。(少しかわいそうだなと思いましたが)僕は筋道を立てて考え事実を客観視しこれからのことを話し合おうと問いかけますが、妻は責められているという意識が強くなかなか話がかみ合いません。しかし根気よく繰り返し話すことで少しずつ理解し始めてくれたようです。

今度こそ本当の夫婦として向かい合えるように・・・。