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次男の卒業式

2020年03月15日 | 子育て

2020.3.13は
かわいい次男の中学卒業式でした。

 

私はモヤモヤしていました。

次男も「式なんかしなくていいのに」

と言っていました。

感動もなく涙もなく終わった卒業式。

 

晴れて卒業なのに、何でモヤモヤしているのだろう?

この3年間を思い出してみよう。

 

 

一番の思い出は何と言っても、バスケ部でしょう。

 

最後まで次男はモチベーションを保てなかった事実。

 

1,2年の頃は、

誰が見ていようが見ていまいが、

実直に、

練習ための準備、練習、片付けをしていました。

まじめに取り組んでいれば、

先生が認めてくれます。

バスケは、

体格・身体能力が高い者が試合に出られます。

5人で試合をしますから。

日頃の練習への取り組み方を見て下さっている先生は、

勝って点差がついている試合では、

まじめな子を優先して出してくれます。

次男は先生に信頼されていました。

2年かけて信頼関係を築き上げました。

しかし、

引退までラスト3カ月のところで

顧問の先生が異動になってしまいました。

新しい先生との信頼関係を

ここからまた1から築かなければならない。

今まで積み上げてきたものが、

ガラガラと音を立てて崩れたのでしょう。

「気力」がなくなってしまいました。

そんな彼を励まして

「そこをもう一度」と奮い立たせてあげられませんでした。

 

つまり、私には後悔しかありませんでした。

私自身が

先生に心からの感謝の念を持てなかったから

式当日、モヤモヤしていたのです。

 

 

だけど、良いこともありました。

 

最後の県大会で、

次男はTOとしてスコアラーをしました。

通常なら後輩がすることです。

あとから聞いたら、

「あんな大事な試合、あいつらに任せられるか」と。

 

TOとは、

「選手のプレーや審判の判定を注視しつつ、

タイマーで時間を計ったり

得点やファウルなどを

スコアシートに記入しながら

ゲームの進行をサポートする役」

のことです。

 

TOは、先輩に教えてもらったわけではなく、

役をしながら、

その度に他の先生や、審判に教えてもらって、

失敗をして恥をかきながら覚えたことなので、

誰にも任せられないくらい自信がついたようです。

 

だから、試合のプレーとは別に、

「責任感」が養われました。

 

ここに、私の気持ちをフォーカスすれば良いのでは?

いつまでも、誰かを責めたり、

自責の念に囚われているのではなく、

良かったことに着目して、

教室だけでは学び得なかったことに感謝する。

 

反抗期で会話も成立しませんが、

いつでもかわいい次男です。

 

書きながら、頭の中の整理ができました。

長文読んで下さり、

ありがとうございました。