「6月23日」
この日は、鉄道にとって記念すべき日であります。
今からちょうど30年前、1982年=昭和57年のこの日、
日本列島を南北に結ぶ新幹線として、東北新幹線が開業しました。
これまでの新幹線といえば、東京から西に向かって進み、
名古屋・大阪・広島・福岡と大都市を結ぶもので、
むかし学校の社会科で習った「太平洋ベルト地帯」を
横断する「青い超特急」や「ひかり」といったイメージでした。
それが、私の住む宇都宮をはじめ、
郡山・福島・仙台・盛岡と、北関東・東北の各都市を結び、
さらには、夏は美しい青葉きらめく中を、
冬は厳しい寒さや雪の中を走るにふさわしい
「雪に強い緑色の超特急」が誕生したのです。
そんな私は、小学3年生。9歳になる年でした。
東北新幹線の開業は、
その頃から鉄道ファンだった私に、鮮烈な印象を与えたものでした。
通っていた小学校の3階、音楽室からも
遠巻きに見ることができ、通過するたび胸が躍ったものです。
むろん授業中で、「コラ~!どこ見てんだ!」
という先生からの「雷」は、結構ありましたけどね・・・。
ちょっとその頃を思い出しつつ、
当日は宇都宮のラジオ局での勤務・・・。
開業当時の「200系」が「開業30周年記念号」として走るとあって、
直接JR宇都宮駅へ行って見に行きたかったのですが・・・。
でもここは、仕事の合間を縫って、
局の入る「栃木会館8階」から、遠巻きに200系の姿を
見ることができました! ↓
といわれても・・・この画像じゃ確認できませんね・・・。
では、ちょっと拡大してみましょう。 ↓
見えますかね・・・かすかに緑のラインが入っている車両が
仙台方面へと走っているのを・・・。
見づらかったので、私の鉄道写真コレクションからほぼ同じ型の車両をどうぞ! ↓
これは、2010年9月に大宮の鉄道博物館へ行った時のものです。
この展示車両はほぼオリジナルに忠実
(山形新幹線400系と連結するための自動連結装置を追加)なのですが、
当日「記念号」として走った200系は、途中「車体更新工事」を施しており、
座席交換や化粧板などの張替え、デッキ部へLED表示機の設置、
運転席の窓枠取り替えなど、
オリジナルとはだいぶ違うものなのです。
そんな新幹線の節目となった今年、
先月には小山の「新幹線小山車両センター基地まつり」が開かれました。
なお、この日も土曜日で、私は仕事中。
でも、当日はこの会場から「中継」が入りました!
その中継を担当されたFアナウンサー(女性)より、
何と次のようなお土産を頂戴いたしました。ありがとうございます!
では、感謝の気持ちを込めまして、ここで紹介しましょう。
↑ 新幹線型ペットボトルのミネラルウォーターです。
左はE5系「はやぶさ」型。
右は来年デビュー予定のE6系「秋田新幹線」です。
↑ 新幹線型スプーン。これも「はやぶさ」型です。
↑ 200系のイラストを施したクリアファイル。
では、東北新幹線の開業の歴史を
私なりにざっと振り返りましょう・・・。
1982年、大宮~盛岡間での暫定開業から、
1985年には上野駅地下ホームへ乗り入れ、
1991年には東京駅乗り入れで東海道新幹線と顔を合わせ、
これをもって、とりあえず「東京~盛岡間」が長く続きます。
それから11年の時を経た2002年、初の青森県入りで八戸へ、
そして一昨年の2010年、県庁所在地の青森市・新青森駅開業をもって、
東北新幹線は全線開業したことになります。
つまり、全線開業まで28年を費やしたことになります。
さらに、その先は「北海道新幹線」として青函トンネルをくぐり、
新函館まで乗り入れる工事が進められています。
昨年の「3・11」では多くの損傷がありましたが、
年内に全線復旧!
驚異的な回復力を見せてくれました。
東日本の被災地支援と復興の象徴として、
私たちの「夢」と「希望」と「絆」を乗せて、
今日も東北新幹線は、走り続けています・・・。
この日は、鉄道にとって記念すべき日であります。
今からちょうど30年前、1982年=昭和57年のこの日、
日本列島を南北に結ぶ新幹線として、東北新幹線が開業しました。
これまでの新幹線といえば、東京から西に向かって進み、
名古屋・大阪・広島・福岡と大都市を結ぶもので、
むかし学校の社会科で習った「太平洋ベルト地帯」を
横断する「青い超特急」や「ひかり」といったイメージでした。
それが、私の住む宇都宮をはじめ、
郡山・福島・仙台・盛岡と、北関東・東北の各都市を結び、
さらには、夏は美しい青葉きらめく中を、
冬は厳しい寒さや雪の中を走るにふさわしい
「雪に強い緑色の超特急」が誕生したのです。
そんな私は、小学3年生。9歳になる年でした。
東北新幹線の開業は、
その頃から鉄道ファンだった私に、鮮烈な印象を与えたものでした。
通っていた小学校の3階、音楽室からも
遠巻きに見ることができ、通過するたび胸が躍ったものです。
むろん授業中で、「コラ~!どこ見てんだ!」
という先生からの「雷」は、結構ありましたけどね・・・。
ちょっとその頃を思い出しつつ、
当日は宇都宮のラジオ局での勤務・・・。
開業当時の「200系」が「開業30周年記念号」として走るとあって、
直接JR宇都宮駅へ行って見に行きたかったのですが・・・。
でもここは、仕事の合間を縫って、
局の入る「栃木会館8階」から、遠巻きに200系の姿を
見ることができました! ↓
といわれても・・・この画像じゃ確認できませんね・・・。
では、ちょっと拡大してみましょう。 ↓
見えますかね・・・かすかに緑のラインが入っている車両が
仙台方面へと走っているのを・・・。
見づらかったので、私の鉄道写真コレクションからほぼ同じ型の車両をどうぞ! ↓
これは、2010年9月に大宮の鉄道博物館へ行った時のものです。
この展示車両はほぼオリジナルに忠実
(山形新幹線400系と連結するための自動連結装置を追加)なのですが、
当日「記念号」として走った200系は、途中「車体更新工事」を施しており、
座席交換や化粧板などの張替え、デッキ部へLED表示機の設置、
運転席の窓枠取り替えなど、
オリジナルとはだいぶ違うものなのです。
そんな新幹線の節目となった今年、
先月には小山の「新幹線小山車両センター基地まつり」が開かれました。
なお、この日も土曜日で、私は仕事中。
でも、当日はこの会場から「中継」が入りました!
その中継を担当されたFアナウンサー(女性)より、
何と次のようなお土産を頂戴いたしました。ありがとうございます!
では、感謝の気持ちを込めまして、ここで紹介しましょう。
↑ 新幹線型ペットボトルのミネラルウォーターです。
左はE5系「はやぶさ」型。
右は来年デビュー予定のE6系「秋田新幹線」です。
↑ 新幹線型スプーン。これも「はやぶさ」型です。
↑ 200系のイラストを施したクリアファイル。
では、東北新幹線の開業の歴史を
私なりにざっと振り返りましょう・・・。
1982年、大宮~盛岡間での暫定開業から、
1985年には上野駅地下ホームへ乗り入れ、
1991年には東京駅乗り入れで東海道新幹線と顔を合わせ、
これをもって、とりあえず「東京~盛岡間」が長く続きます。
それから11年の時を経た2002年、初の青森県入りで八戸へ、
そして一昨年の2010年、県庁所在地の青森市・新青森駅開業をもって、
東北新幹線は全線開業したことになります。
つまり、全線開業まで28年を費やしたことになります。
さらに、その先は「北海道新幹線」として青函トンネルをくぐり、
新函館まで乗り入れる工事が進められています。
昨年の「3・11」では多くの損傷がありましたが、
年内に全線復旧!
驚異的な回復力を見せてくれました。
東日本の被災地支援と復興の象徴として、
私たちの「夢」と「希望」と「絆」を乗せて、
今日も東北新幹線は、走り続けています・・・。