ヒトリ言。と、回顧録

些細な独り言。音楽と海外ドラマ好き。映画は時間があれば見たい。ブログは最近失速気味。

DAY3 Westminster Cathedral~St. Pancras station

2015年01月06日 09時31分23秒 | お出かけ
DAY3 18/12/2014

「Westminster Cathedral」
今回の一人旅を決めた際、「ここはもう1度行きたい」と思っていた場所。
3年前、初めて訪れたUK。
その時にここを訪れ言葉では言い表せない雰囲気を感じた。
それが何だったのか。
とにかくもう1度ここに来たかった。

Victoria駅を降りて向かう。
(余談:Victoria駅は大改装中でちょっと迷いそうになった(笑))

見えました。。
そうです。。
ここです。。。。
BGMは止せばいいのに(苦笑)Adagio for Strings/Samuel Barber





中に入る。。
やはり前回と同じ・・・。
圧倒されて胸が詰まる。
他にも同じように古かったり、大きな寺院や聖堂にも行っているのに、ここで感じる雰囲気は何故か違う。。
この雰囲気は何なんだろう。。。
しばし・・立ち尽くして天井を見上げる。

ちょっとだけ落ち着いたので各礼拝堂を拝見する。
前回は気が付かなかったけど、「ウェールズ」「スコットランド」「アイルランド」それぞれの礼拝堂があった。
スコットランドの礼拝堂には「コンスタンティノープル」と書かれた装飾があり、モスクが描かれていた。
床のタイルにはエイや魚の柄が埋め込まれていた。
(現地で買った日本語ガイドによると建築様式がソフィア大聖堂の影響を受けているようなのでモスクだと思った建造物はソフィア大聖堂と思われる。現在はモスクだけど。)

こちらも前回は気が付かなかったけど「Visitor→」という立て看板を発見。
その先には何室かの個室が並んでいた。
これは・・・告解室?やもしれぬのか!?
既に数人の方が並んで順番を待っていた。
思わず並んでしまおうかと・・・本気で思った。
でも・・・英語話せないしな。
日本語もOKですよ。と万が一言われたとしても、何をどう話せばいいのかも分からない。。
前回もそうだったけど、ここに来るとそういう気持ちになってしまう。
色々なことを・・・話してしまいたくなる。


この大聖堂は、モザイクで神々が描かれていたり装飾されている。
それがとても美しい。
モザイクで飾られている部分は今も色褪せず煌びやか。しかし、それ以外の天井部分などには煌びやかな装飾はない。
ただただ純粋に時間の流れが刻まれている。
そのアンバランスさが良いのかな。。

ひと周りした後、少し椅子に座って過ごす。
ここに入ったばかりの時よりも気持ちもだいぶ落ち着いてきた。
しばし大きなキリスト像を眺め・・・

「はっ!次があったんだ!行かねば・・」と思い出し重い腰を上げる。
思ったより・・長居してしまった。←急に焦る。

そして帰り際・・・入口に聖水があることに気が付く。
(お持ち帰り用の聖水の蛇口もあった)


次目的地に向かう為、Hyde Park Corner駅まで歩いてみることにした。
その駅すぐ近くで「門」のようなものを見つけた。


こちらは第一次大戦の際の砲兵隊の記念碑であることは分かった。
彼らが戦った場所(国)と年代と亡くなった方の人数が彫られていた。(約49000人)
記念碑にポピー(ヒナゲシ)の花が捧げられていた。


日本に帰ってきてから早速調べてみる。
◆上:Wellington Arch
ウォータールーの戦いで勝利したウェリントン卿を讃えるものだそうだ。
そして・・・お金を払えば登れたらしい。。。
知っていたらもう少し早くここに来て登ってみたかった。。
◆下:Royal Artillery Memorial(王立砲兵隊記念碑)

この公園の敷地内に
Machine Gun Corps Memorial
New Zealand War Memorial
Australian Memorial
というものもあるらしいことを知った。
あまり時間が無かったので足早に過ぎてしまった事を少し後悔。。


次の目的地は、Sir John Soane's Museum(建築家の方だそうです)
(こちらは知り合いのお勧め)

最寄駅は「Holborn」駅
駅にてエスカレーターに沿って並んでいるミュージカルや劇のポスター(チラシ)をぼんやり眺めていたところ・・
「ん??」
「んーー!!!!!」
「マカヴォイくんっ!!!!!」
しかしエスカレーターが早くて(笑)ちゃんと見ることが出来ない!!(笑)
「なんだろう。なんだろう・・・今何かやってんのかな。なんだなんだ??」心の中で大きな独り言。
帰りにちゃんともう1度ポスターを見なくては!!!

マカヴォイくんにすっかり気を取られていたけど、目的地を探す。
ザっと地図で調べてはあった。
駅からさほど遠くない。
地図(You are here!)で再確認。
うんうん。だいだいこの辺のハズ。と歩き出す。

ところが・・・全く見当たらない。。
確かに小さい美術館(元はソーンズさんの邸宅兼スタジオ)とは言っていたけど・・・・
またまた地図で確認。。
あれ・・・どうやら違う方向に歩いていた模様。。
あ。そうか。あっちか。と歩き出す。
しかし・・どうも何かが違う。。
しっくり来ないまま歩く。。
急に方向感覚がなくなった気分・・・
街中で何かのマジック?トリック??に引っかかったような感覚に・・・
完璧に迷子だよーん。。

しかし、何とか方向感覚を取り戻し(笑)現地発見に至る。
ただでさえ時間がなかったのに20分くらい時間をロスしてしまった。。
ちなみに・・途中で何かを探しているご夫婦を見かけたのだが、どうやら同じ目的だったらしい。
この美術館・・・やっぱり発見しづらいんだな(笑)

こちらの美術館(博物館)は写真NG、携帯の電源オフ、荷物も受付で渡されるビニール袋にしまうか、入らないものはクロークに預けるようになっている。
そして入口で「名前」と「国」をノートに記載する。
「Japan」と書いたら受付のダンディなおじさんが「おお!!ジャパン!ワンダフルだね!!!ここに来てくれてありがとう!」と言ってくださった。
「へへ・・」と、どう答えていいのか分からないニホンジンは笑みで誤魔化した次第・・・情けない(苦笑)

早速中へ・・・
途中まではスムーズに見ることが出来た。
ところ狭しと絵画や骨董品、建造物の破片(壁の装飾)が並んでいて、鏡なども広く見せる為に配置されていたり・・
なかなか面白い空間になっているので「へー」なんて思いながら・・・

しかし・・・部屋を抜け、階段を登ったり降りたり小さな中庭を覗いているうちに自分がどこをどう歩いているのか分からない錯覚?感覚?に陥る。←またかよ
ここは通った。と思うと行ったことのない部屋に出てみたり・・・
ここは行ってないハズ・・と思って進むと、さっき見た光景に再び出会ったり・・・
しまった。どうやら私は迷子になったようですよ。。
だんだん眼が回るようなフワフワした感覚にもなってきてしまった。

少しグルグルしながら時間も無くなってきてしまったので、見つけた階段を下りてみる。
しかし・・出口もさきほど通った部屋もない。。。
奥からスタッフさんらしき方の話し声がしたのでそちらに向かって声をかけてみた。
「すみません・・・迷ってしまいました。。出口はどこですか??」
「そこから上にあがれば分かるわよ」と言われ上がってみた。
さっきは発見できなかった別の階段を見つけ、出口の案内も発見。。
無事脱出することが出来た。。

時間もないけど、何か・・何か・・とミュージアムショップでポストカードを買い、荷物を引き取ってセントパンクラス駅に向かった。
ホルボーンの街と、美術館に惑わされた午後だった。
しかし・・なぜ美術館で急に眼が回ってしまったのか・・・(笑)


面白い通路だなー。と思い写真を撮ろうと思ったら同じことを思ったカップルさんがいて、「あ・・」みたいな感じに・・(笑)
外人さんのカップルだったので、お互い身振りでなんとなくちょっと譲り合い(笑)
先にカップルさんが写真を撮り、「どうもどうも(笑顔)」みたいな感じで交代(笑)




セントパンクラス駅界隈。


駅に隣接している英国図書館。かっけー(笑)


英国図書館と隣接している方の駅の入口。



さ。いよいよユーロスター搭乗に向け出発ロビーに向かいます!

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