ヒトリ言。と、回顧録

些細な独り言。音楽と海外ドラマ好き。映画は時間があれば見たい。ブログは最近失速気味。

映像美 〜ダンケルク〜

2017年09月12日 13時35分38秒 | Music/Movie
「ダンケルク」〜Dunkirk〜※内容に触れています。



初日に観に行くことが出来た!
久しぶりの映画館。
満足。(映画館に行かれたことも含め(笑))
そして、もう1回観たいと思った。

台詞が少ないところ。
音楽。
台詞が少ない分、音楽が代弁してくれていて 登場人物たちの心理状態や置かれた状況を映像と耳から感じ取ることが出来た。
それが心地良かった。
(そして、耳覚えのある旋律だなー。という曲があったので、調べてみたら Sir Edward Elgarでした♪
Variations On An Original Theme, Op. 36, "Enigma" - Var. 9: Nimrod/ Sir Edward Elgar)

何より・・
スピットファイアとメッサーシュミットが美しかった・・・。
本物を飛ばしていることもあるだろうし、フィルムで撮っている。というのもあるだろうし、監督さんの「思い」というものもあるのだろう。
海上の映像との調和も美しく感じた。
静かで眩しい海。
その海の上では「戦争」という悲劇が起こっている。
描かれていた映像は、「戦い」。
しかし、そんなことを忘れてしまうような「飛行機たち」の姿だった。

イギリス人の監督さんだし、イギリス寄りの話なので、メッサーシュミットよりもスピットファイアがより美しく描かれていた気はした(笑)
スピットファイアが出て来る映画やドラマは何本か観ている。
でも、こんなに「色気」を感じたりしたことはなかった気がする。

(今年こそ!と思っているので、またお会いできる・・はず!・・はず?
そしてこういうものをうっかり買ってきてしまいそう・・・(笑))


「ダンケルク」のお話は、ドラマ、映画、ドキュメンタリー番組で勉強済みなので、ストーリーに対しては特にはない。
「戦争」は変わらず嫌いだし反対である。


この映画をもう1度 観たい理由。
ただ、戦闘機たちと空中戦の映像が美しかったから。



家に帰ったら、ちょうどCSにて「フォイル」さんをやっていて、しかも、ちょうど「ダンケルク」のお話が出て来る回だったので、見てしまった。
そしてまた「切ない・・・」となっていた。



せっかく映像美に癒されたのに・・・
週が明けて、早々にその気分も追いやられてしまいそうだ・・・・・(鬱)


ああ・・・しばらく放っておいて欲しいよぅ・・・・・・
現実に引き戻さないでー・・・・・・(苦笑)




※作曲家:Hans Florian Zimmerさん
どんな方がサントラを手がけられたのかしら?と調べてみた。
なるほど! 
時々出会っていたのですね!


※トム・ハーディさん、ケネス・ブレナーさん、マーク・ライランスさんの役どころが良かった!(笑)
トム・ハーディーさんは私の中で、役により思うところがバラバラな俳優さんである。(笑)
今回のトム・ハーディーさん演じる戦闘機乗り「ファリア」。
ドイツ軍機と戦い、燃料が切れ墜落ギリギリのところで何とかダンケルクの海辺に着陸。
敵の手に渡らないように相棒を撃つ。
燃え往く相棒を ドイツ兵がやってくる事を覚悟しながら見守る。
その姿がとても格好良かった(笑)
そして、とても美しかった。

ケネス・ブレナーさん演じる「海軍中佐」
この役もまた、目の前で起こる悲劇に時として打ちひしがれてしまいそうになりながら踏みとどまる感じが格好良かった。
まぁ、あとはラストシーンだね。
「海の男」って感じ(笑)

マーク・ライランスさん演じる「ミスター・ドーソン」
このダンケルクには、ドーソンさんのような至って普通の人たちがこの作戦に参加していた。
会話から第一大戦には参加していると思われる。
そこで何かやり残してきたことがあったのか・・・・その時にはできなかった何かがあったのか・・・
戦争で亡くした息子さんのことを想い、少しでも自分のような親が減るように。と思っていたのか・・・
言葉や表情は静かだけど、「助けに行く。という強い意志」を感じる役がとても良かった。
そして、ドーソンさんの息子も。。。
あんな風に大人の対応が果たして自分だったら出来るだろうか。と・・・・

ドーソンさんが姿を見ずに、英軍機だと当てる場面で、「ロールスロイス製エンジン」と誇らしげに言っている姿は可愛かった(笑)





少し前に第1話お試し放送で見たドラマ。
「SS-GB」@BBC
BBCらしいドラマ。

これは絶対に全部観たい!!!