ちょっとした切りキズやすりキズなどができたときに貼る「ばんそうこう」の呼び方ですが、一般的な名称は「ばんそうこう」ですが、地域によって呼び方が違うようです。
この呼び方の違いを、ひと目で分かるマップにまとめたのが熊本県に本社を置く阿蘇製薬株式会社「ばんそうこうの呼び方マップ」です。
これによると、「ばんそうこう」のほか、「バンドエイド」「カットバン」「サビオ」「リバテープ」「キズバン」などの呼び方があります。
(阿蘇製薬株式会社 HPより)
なお、「ばんそうこう」以外は、すべて商標名です。
■サビオ
もとはスウェーデンのセデロース社の商標。1963年にニチバン株式会社をとおして日本進出。その後、ライオン歯磨株式会社(現;ライオン株式会社)に譲渡され、全国で販売(製造会社は阿蘇製薬株式会社)。
2002年にサビオブランドは販売が終了となっていますが、2020年4月に北海道エリア限定で サビオブランドが復活しました。
■カットバン
佐賀県に本社のある祐徳薬品工業株式会社の商標。1961年から発売されており、東北地方や中国四国地方で、よく認知されているようです。
■バンドエイド
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社の商標。全国的にTV CMを展開していることもあり広く分布。特に都市部での認知度が高いそうです。
■リバテープ
1960年発売開始の老舗商標を持つのが熊本県に本社のあるリバテープ製薬株式会社。由来は、消毒薬「アクリノール」を、当時製薬大手の三共(現;第一三共株式会社)が、「リバノール」の商標名で販売しており、その「リバノール」を付けたテープというところから生まれました。
なお、奈良県は、奈良県に本社のある共立薬品工業株式会社の商標「キズリバテープ」という別の商品とされています。
■キズバン
富山県だけが「キズバン」と呼ばれているかについては不明。「ライトキズバン」という商品が販売されているとのことですが、富山県との直接の関係はないとのことです。
また、「キズに貼るばんそうこう」を略したものなど諸説あります。
阿蘇製薬がこのマップを作ったきっかけは、「サビオ」の販売終了後も、サビオに関するお問合せがあったり、北海道の販売店から「サビオの名前を付けた商品を販売したい」という声を受けて、実態調査を行い、その結果、販売終了から17年経っていたにも関わらず、北海道ではサビオが広く認知されていることがわかり、そこでサビオ再発売のプロモーションの一環としてアンケート調査を実施し、作成したのが「ばんそうこうの呼び方マップ」とのことです。
調査はWEBアンケートで行い、都道府県ごとに一番多いもので表示しているとのことで、現在もアンケートフォームを常設して継続調査していましたので、みなさんの地域の呼び方をご確認するとともに、1票を投じてみたらいかがでしょうか?
ちなみに、我が家では私だけが「カットバン」「バンドエイド」と呼んでおり、「ばんそうこう」が主流でした。
本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。